Windows標準のリモートアシスタンスで離れた場所のパソコンを操作してサポート

遠隔操作ソフトを利用すれば、現在使っているパソコンから離れた場所にあるパソコンを操作することができます。このような機能は、Windows でも利用できたりします。例えば、リモートデスクトップ接続機能※1であれば、ソフトをインストールすることなく、遠隔地のパソコンを操作することが可能です。この機能を使えれば便利なのですが、この機能は Windows XP 以降 の Pro 版以上に限られた機能であるため、お使いのWindowsのエディションによっては利用することができません。

しかし、Windows では、どのエディションでも利用できるリモートアシスタンス機能が用意されています。リモートアシスタンス機能は、文字通りリモート(離れた場所)からアシスト(補助)してもらうことを目的とした機能です。リモートデスクトップ接続のように遠隔地から操作することを目的としていないため、機能的に制限がある形とはなりますが、離れた場所にいる困っている友人、家族、親戚をサポートすることができます。

※1 「スタート」⇒「すべてのプログラム」⇒「アクセサリ」⇒「リモート デスクトップ接続」から起動できます。


Windows XP/Vista/7/8/8.1 で若干手順が異なりますが、ここでは Windows 7 での手順を紹介します。おおまかに次の手順で行います。

▼(操作される側)リモート設定を確認する
▼(操作される側)招待メールを送信する
▼(操作する側)招待メールを受け取り接続する
▼(操作される側)接続を許可する
▼接続中の操作方法

■(操作される側)リモート設定を確認する


スタートメニューを表示し、コンピュータを右クリックして表示されるメニューのプロパティをクリックします。

画面左の「リモート設定」をクリックします。

「リモート アシスタンス」の項目の「このコンピューターへのリモート アシスタンス接続を許可する」にチェックが入っていることを確認し、「OK」ボタンをクリックします。

■(操作される側)招待メールを送信する


スタートメニューを表示し、「すべてのプログラム」⇒「メンテナンス」⇒「Windows リモート デスクトップ」をクリックします。

「信頼するヘルパーを招待します」をクリックします。

「電子メールを利用して招待を送信する」をクリックします。
※ ここで、「この招待をファイルに保存する」を選択し、ファイルをチャットファイル転送サービスなどを利用することも可能です。

既定のメールソフトが起動し、ファイルを添付した状態で新規メールが立ち上がります。相手先のメールアドレスを入力して送付します。

「電子メールを利用して招待を送信する」をクリックしたタイミングで、Windows リモート アシスタンス が起動し、パスワードが表示されます。このパスワードも相手方に伝える必要があるので、メールソフトで続けてパスワードだけ送付したり、電話や携帯メール、チャットなどを利用して伝えましょう。

■(操作する側)招待メールを受け取り接続する


受け取ったメールの添付ファイルを実行すると、Windows リモート アシスタンスのパスワード入力画面が表示されます。教えてもらったパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします。

■(操作される側)接続を許可する


操作側がパスワードを入力すると、操作される側に「あなたのコンピューターに接続することを許可しますか?」というウィンドウが表示されるので、「はい」ボタンをクリックして操作を許可することで、リモート接続が完了します。



■接続中の操作方法


制御の要求
リモート接続において、最初の状態では操作側からは画面を閲覧できるものの、操作することができません。
相手側のパソコンを操作する場合には、操作側にて「制御の要求」をクリックします。

操作される側に「あなたのデスクトップの制御を共有することを許可しますか?」ウィンドウが表示されるので、「はい」ボタンをクリックします。これで操作側がPCを自在にコントロールできるようになります。

チャット
お互いの連絡手段としてチャット機能が用意されています。これでやり取りしながら、不明点等をサポートしていくことができます。

その他機能
Windows リモート アシスタンスのボタンをクリックして以下の操作ができます。
共有の停止 … 操作する側からは画面が見れますが、操作できない状態になります。操作できる状態にするには再度、「制御の要求」が必要になります。
一時停止 / 続行 … (操作される側のみ)操作する側に見せたくないタイミングで「一時停止」をすることで、画面を操作する側に対して非表示にすることができます。例えばIDやパスワードを入力する場合、見せたくないファイルを一時的に確認したい場合などに利用できます。見せて問題ない状態になったら「続行」ボタンをクリックすることで元に戻ります。一時停止の間であっても「チャット」でやり取りができます。
実際のサイズ / 画面に合わせる … (操作する側のみ)表示する画面サイズを調整できます。
チャット … チャットをクリックすると非表示、表示を切り替えられます。
設定 … セッションログを保存したりできます。

リモート アシスタンスを終了する
終了するには、共有の停止を行った後、Windows リモート アシスタンス右上のバツボタンをクリックして終了させます。


これで Windows PC 同士のリモートコントロール操作ができました。こちらの手順について詳しくは下記のマイクロソフトのWebサイトに詳細な説明が用意されています。Windows XP/Vista についても確認することができます。
遠隔操作でパソコンの設定を直してもらうには?


また、PCソフトを利用して遠隔操作を行うには、PC遠隔操作・リモートコントロールソフトを参照してください。