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現最新版「バージョン:0.23.19(2018/06/27)」から
特筆すべき新機能「New Private Tab with Tor」が追加されました。
つまり(Brave では)新しいタブ(通常モード)/新しいプライベートタブ/New Private Tab with Tor(Tor を使用したプライベートブラウズ) の3タイプになります。

Tor は、トラフィック分析とネットワーク監視からユーザーを保護するフリーソフトウェアプロジェクトです。
Tor を使用することで、Brave ユーザーはプライベートタブを使用する際のプライバシーとセキュリティをさらに向上させることができます。

プライベートブラウジングは特定のデータをローカルでブロックし、ブラウザーによって記録されないようにします。このことで、リモートで記録されたデータをブロックしたり、IP アドレスを隠すなどの方法でユーザーのプライバシーを保護します。

Tor のプライベートタブは、ISP、guest Wi-Fi プロバイダ、訪問したサイトからインターネット接続を監視したり、IP アドレスを追跡して収集したりする行為から Brave ユーザを保護します。

使用方法は、メインメニューから「New Private Tab with Tor」を選択しす。開かれたタブには「Tor」が有効であることが強調表示されます。

Tor は IP アドレスを隠して、詮索している ISP、雇用主、ハッカー、公安機関からのブラウジング(のぞき見)を保護しますが、ブラウジングの速度が遅くなったり、一部のサイトが接続不能になったりします。
トグルを反転させるだけで、Tor を簡単に無効にできます。

Tor 機能は現在ベータ版であり、現時点では Tor の設定をカスタマイズするオプションはありません。ユーザーが「出口ノードジオロケーション」を選択できるオプション追加が予定されています。

Tor のプライベートタブは規定で、DuckDuckGo 検索エンジンを使用しますが、他の検索エンジンに簡単に変更することもできます。


Brave は異色なブラウザです。「スキルがなくても(スマホのように簡単・手軽に)安心(Security 対策も万全)にブラウジングができるものを」のコンセプトでプロジェクトされています。そのため(機能の取捨選択が徹底されており)カスタマイズは制限されており、拡張機能も「設定」からのものに限定されています。全画面化機能が廃止され、翻訳機能も実装されていません。しかし必要十分で信頼できます。


メインブラウザは Firefox ですが、コンテンツに応じて、Brave、Vivaldi、Iridium、SeaMonkey、Waterfox、Pale Moon を使い分けています。それぞれに特長があり、また Security 対策上(コンテンツのタイプごとに分散することで、Script 制御などを特化できる)からも有効だからです。

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