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> Chromiumでの「コンテンツブロッカー」は今後どうなるのか同じく気になります。
disconnect を最近導入しましたが Chromium のブラウザで、今後何とか有効であるものはあるのでしょうか?
先ず、結論から「絶望」的です。Chromium ブラウザでは、100% 不可能です。
解説:
「新しいファーストパーティトラッキング手法」とは、
サードパーティ(第三者)がファーストパーティ(当事者)と偽装することで、トラッキングのブロックをすり抜けようとする手法です。これを防止できるのは「uBlock Origin」に限られます。
「Chromium」は、コンテンツブロッカーの機能を抑制するため、
いくつかの Extension「API」が(Google の思惑で)意図的に実装されていません。
また、新たな「extension manifest V3」が実施されます。
現在でも、そして将来も、Chromium では「コンテンツブロッカーの機能は制限される」ことは明白です。
uBlock Origin の作者(Raymond Hill / カナダ・ケベック)は
「Google の意向に従うつもりはない。承認されなければ、Chromium と縁を切るまで」と明言しています。
https://freesoft-100.com/review/comment/17734/
すでに「新しいファーストパーティトラッキング手法」は、
Chromium に、そのための Extension「API」が存在しないため機能しません。
このため、Chromium 向けの開発継続は無意味なので、今後は「Firefox」向けの開発に専念することを明言しました。
Chrome Web Store には、その(Firefox 向けの)修正版が申請されることになりますが、登録の可否は Google 次第です。
しかしながら、登録されても Extension「API」が存在しなければ機能は制限されたままで、役には立ちません。