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メジャーアップデート「78.0」版が、2020年 7月 17日(UTC)に公開されています。
メールクライアント「Thunderbird」は、
ブラウザ「Firefox ESR」をプラットフォームにしています。
つまり、プログラムコードも拡張機能「API」も(Firefox ESR と)同一です。
ESR(Extended Support Release:法人用途の延長サポート)仕様は、
一年に一度のメジャーアップデート(実質的に、刷新されたアップグレード仕様)が計画され、
その間は「バグ修正やセキュリティパッチ」が提供されます(「新機能」などの追加は、通常版では適宜に実行されますが、ESR 版ではメジャーアップデート時に限定されています)。
「ESR」では、メジャーアップデートがリリースされた後でも、旧仕様に対しても引き続き、2ヶ月間(以上)はマイナーアップデート(バグ修正やセキュリティパッチ)が提供されます。
(Thunderbird)既存ユーザーの場合、
メジャーアップデートの適用は任意性です(自動更新は適用されず、手動更新が必要です)。
メジャーアップデートは、仕様変更(新機能の追加や「API」変更)が伴うので、
拙速にメジャーアップデートの「手動更新」を実行せずに、
公式リリースノートなどの情報を精査したうえで、更新の必要性を判断すべきです。
とりわけ今回の更新版では、
拡張機能の「API」が完全に刷新されるため、「互換不適合」になる拡張機能が多々判明しています。
延長サポート版 (ESR) とは:
https://support.mozilla.org/ja/kb/switch-to-firefox-extended-support-release-esr