フィードバック対象の投稿
前頁からの続き:
① Google Chrome
「Nullsoft」プラグインを使用して、PF-Chrome-2019.exe というファイル名の Google Chrome のインストーラーが含まれており、Google Chrome のインストール後、規定のブラウザとして強制的に置き換えられます。 また、② Google ツールバーが、Chrome に追加を強要されます。
③ アバスト無料アンチウイルス
「Nullsoft」プラグインを使用して、avast.com から Microstub.exe という名前のファイルがダウンロードされます。 起動すると、アバストフリーアンチウイルスをインストールするための事前選択オプションが提供されます。
ユーザーが続行することを選択した場合、バックグラウンドでインストールされ、Microsoft「Windows Defender Antivirus」は無効化され、既存のサードパーティ製ウイルス対策ソフトウェアは削除される可能性があります。
④ AVG アンチウイルス無料
「アバスト無料アンチウイルス」時と同様です。
防止策:
ソフトウェアをインストールするときは、インストーラーにバンドルされている可能性のある不要なアプリケーションを回避するように注意して下さい。
参考情報:レジストリ(クリーニングユーティリティの使用)に関しての Microsoft の公式見解
https://support.microsoft.com/en-us/help/2563254/microsoft-support-policy-for-the-use-of-registry-cleaning-utilities
余談ですが、
「AVG」Technologies は、2016 年に「Avast」Software が買収しました。経営も製品開発もアバストに一本化されたため、AVG 製品(アンチウイルスのプログラム)アバスト製品と同一です。欧米で、1億人以上のユーザー数を誇っていた「AVG」の顧客を維持するために、別名のままで販売されている「名ばかりの虚実」が実情です。