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ななみす さんのフォローに感謝します。
おかげさまで(当アプリに無縁な iPad ユーザーですが)昨今の諸事情を学び直すことができ、楽しく感じます。
ウェブブラウザは、
悪意を持った人々からの最大の標的になっており、
Microsoft は、その対策の観点から「ブラウザ拡張機能やサードパティアプリに、デジタル署名を義務付け」ています。
Microsoft 社の Windows 専用で開発されている「Seer」は、
その義務付けに拘束されるので、
デジタル署名のコストが必要になっています。
さらに、プログラムコードに手を入れるたびに、Microsoft のレビュー(審査)を経なければ「プログラムの更新版」を公開できません。
この手間と実費(※)が重荷になっており、
「Win32版、min対応: Win 7」が有償になったのでしょう(有償化された時期とデジタル署名が強制された時期が符号)。
それらの手間と実費を低減したくて(最低限の要件である Microsoft のレビューだけで済ませたい)、
「Microsoft Store 版、min対応: Win 10」をリリースしたのだと思われます。
※ デジタル署名の事例:
https://blog.ablaze.one/2294/2022-08-12/
ウェブブラウザの脆弱性に関して:
Google chrome(Chromium)が採用している「JavaScript エンジン」は、
JavaScript ならではの応答性と汎用性の高さで注目されたが、
昨今は JavaScript が最大のセキュリティリスクを生んでいることが明らか(JavaScript エンジンで動作する米 Adobe 社の「Flash」は、開発継続を断念し、HTML を推奨)になっています。
Firefox が「Gecko:HTML レンダリングエンジン」に執着しているのはこのためです。
因みに、Thunderbird では当初から「JavaScript を有効化できない」ように設計されています。
Thunderbird に拡張機能「uBlock Origin」を追加しても、大して意味を持ちませんが、Thunderbird で「RSS」を購読する場合には有用です。