予測変換で日本語入力を携帯のように便利に

日本語文字入力をもっと便利にできるツールの定番と言えばIMEやATOKといった文字入力システムです。
Windows には最初からインストールされているので特に意識することなく当たり前のように使うことができます。

この文字入力システム、たまに変換がおかしいなあ?とか、なんでこの漢字が変換できないの?なんて疑問に思ったり、イラ立ったりしたことはないでしょうか。
そんないままでの不満を解消してくれる強力な文字入力支援ツールが提供されているんです。

IME 日本語入力


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■携帯電話のような予測変換

携帯電話って文字を入力するときに予測変換機能がありますよね。
長い文字を打つ時にとても便利に変換候補をいくつも表示してくれます。
いままではパソコンにはその機能が用意されていませんでしたが、ついにその予測変換(サジェスト)を備えた日本語入力支援が登場しました。それが Google 日本語入力です。
Google 日本語入力


■Google 日本語入力

たとえば「新垣結衣」と打ち込みたい場合に「あらが」までキーボードを打ち込むと次のように表示されます。

他の変換候補を探す場合は、Shift キーか Tab キーを4回以上押すと他の候補が表示されます。
例えば「あらが」と入力した場合は90個もの候補が出てきました。


従来のIMEでは芸能人の名前を一発で変換することはできませんでした。
芸能人の名前が変換できる場合はIMEが出る前までに登場した芸能人に限られ、少しマイナーになると変換はできませんでしたが、Google 日本語入力の場合はそれほどメジャーな芸能人でなくても変換候補として表示されるので、いつもの文字入力が非常に楽になります。


IMEは Google 日本語入力だけではありません。
変換を繰り返すうちによく使われる変換候補を学習し、効率的に予測変換をおこなうようになる Baidu IMEというIMEもあります。
Baidu IME

 

■Baidu IME

中国でもっとも利用されている検索エンジン百度(バイドゥ)による日本語入力システム。
初めから顔文字辞書が入っていたり、変換候補を表示するときのスキンを変更できたりと、機能だけでなくデザインにもこだわり、女性でも使いやすいように設計されています。
通常のユーザーが違和感なく乗り換えられるよう、変換候補が縦に表示されるタイプが用意されているほか、変換候補が横に表示されるタイプも利用できます。
BaiduIME


■Google 日本語入力 と Baidu IME の比較

予測変換という点においてはGoogle 日本語入力の方がたくさんの変換候補が出てくるし、検索エンジンで集めた変換されやすいキーワードを利用して、初めから予測変換としてくれるので使いやすいと感じるのではないでしょうか。

Google 日本語入力、Baidu IMEともに辞書機能、手書きパッドなどの機能が用意されており、現在使っているIMEと比べて違和感なく利用できます。
「現在のIMEにプラスアルファの機能が利用できるIME」で、非常に魅力的と言ってもよいでしょう。

どちら甲乙つけがたいですが、Google 日本語入力は予測変換が強い、Baidu IMEはスキン変更によるクール、またはかわいらしいIMEが使えると言った魅力があります。好みに合わせて利用するのが良いでしょう。


■今後ますます期待される日本語入力機能

このように標準でインストールされているIME以外にも便利で使いやすいIMEが続々と登場してきています。
どちらも2009年12月にリリースされたもので、まだ登場から日が浅く、今後ますます使いやすく改良されていくことが期待されています。
いまのIMEに不満な方、新しいもの好きな方はちょっと使ってみたい新機能です。