第二の防御線として本ソフトを導入しました(Web Companionはインストールしてません)。
すでに別のセキュリティソフトを導入している環境に本ソフトを導入しようとすると、互換性のあるインストールが行われます。この場合、リアルタイム保護機能はインストールされず、非常駐セキュリティソフトとしてインストールされます。ただ、他の非常駐セキュリティソフトと違う点は、ウイルス定義の自動更新とスケジュールスキャンが利用できる点です。このおかげで、すでに導入している別のセキュリティソフトが見逃したマルウェアを比較的早期に発見できる可能性が高まります。
リアルタイム保護はありませんが、本ソフトのサービスとタスクトレイのプロセスは常駐します。各メモリ使用量は、サービスは約 80 MB(スキャン後は 140 MB まで上昇)、タスクトレイのプロセスは約 10 MBです。定義更新とスキャン時以外のCPU使用率はほぼ 0 % です。
スキャンに関しては、ルートキット、クッキー、レジストリもスキャンされます。検出されたアイテムに関しては削除するかどうか選択できます。ただし、検出されたクッキーに関しては問答無用で消されました。スキャン速度は普通か少し遅いぐらいだと感じました。
AV-Comparativesによるウイルス検出試験では高い検出率を出しているので、別のセキュリティソフトが見逃したマルウェアを検出してくれることを期待してます。