シンプル、軽量、高機能なメールソフト

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    画面は見やすかったですね

    X6004
    X6004
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    Windows 7

    画面は見やすかったですね。EdMaxのしょぼいデザインに比べると見栄えもするし、かといって派手過ぎるということもない。操作性も最初の印象はよかったのですが、自分にとっては検索機能がいまいちでした(試したのはVer.3.4.2)。

    3種類の検索のうち、メッセージ内の検索はどうでもいいとして、検索フォルダと兼用の方は細かく設定できるかわりにちょっと面倒。検索対象が件名か、送信者か、本文か、サブフォルダを含むかとかいちいち選ばないといけないし、件名でも本文でもとにかくどこかにキーワードを含むものを探そうと思うと複数条件付けてorにしないといけない。しかも検索条件1行追加するたびキーワードを打つのにIMEをONにしないといけないなんて。
    そうやって検索結果の一覧が出ても、1つ1つダブルクリックして開かないと中身は確認できないし、検索結果をまとめてフォルダへドラッグ&ドロップすることもできない(一旦検索フォルダとして保存して、検索フォルダからならできるが)。

    手軽に検索できて、内容の確認やまとめてドラッグ&ドロップできるのはクイック検索の方だが、こちらは基本的に件名の検索のみで(日付やカラーラベルも条件に追加できるが)、サブフォルダも検索しない。こうなるとフォルダはあまり増やさず、検索フォルダで済ませた方がいいのか? と思うが、検索フォルダはOpera Mailのラベルと違って例外処理ができない。

    いずれにしてもアカウントを超越した検索はできない(有料のPRO版はできるらしい)。ただしアカウントごとの受信箱を同じフォルダ系列に設定しておけば可能。振り分けの設定もそれならアカウントごちゃ混ぜで分野別のフォルダにまとめたりできる。ただそれだと返信するときにどのアカウントで返せばいいか分からなくなってしまう。
    返信時に自動的にアカウントを切り替える機能もあるが「to」を元にしているだけなので、相手がBCCで送ってきていたりするとあてにできない。

    おもしろいのはメールの転送で、AさんからB(自分)に届いたメールをCさんに転送すると、Cさんに届くメールはBからのメールになるのが普通と思っていたが、「手を加えずに転送」とすると、AさんからのメールがCさんへ届いたことになる。プラグインで自動転送したときもこれになる。数年前にこの機能を知っていたら絶対使っていたのだが。

    添付ファイルを保存せずに直接開くとなぜかファイル名の頭に8桁の数字が付く。そのまま別名で保存しようと思うと邪魔だが、やめる設定はないようだ。
    印刷設定の初期値も変更できないので、余白をもっと取りたいなどと思うと起動のたび毎回設定してから印刷しなければならない。

    開封確認の要求には対応できないが、こちらから開封確認を要求するメールは出せるというのも… 自分は嫌だから断るけど人にはやるってどういうことなんでしょう。開封確認って余計なメールを増やすだけみたいで好きじゃないんで、むしろ自分からはやらないけれど、相手が要求してきているなら画面上で通知するようにして欲しかった(mobile mailerみたいに)。

    でも信頼性重視の方針は好感持てるし、現在も更新が続いていて多言語展開で将来の安心感があるし、将来性を買って星4つにしておきます。

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