重複ファイルや空のファイル/フォルダーなどを検出し、PC の不要ファイルを削除できるフリーソフト

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    【追記あり】Czkawka は、Duplicate Finder by …

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    Windows 10

    Czkawka は、Duplicate Finder by hash (hash function Blake3, Very High) を実行時には、一致率が「ほぼ100%」と非常に信頼性が高い。そのため「Similar Images」の検索に非常に有効です。「ビューア」も備わるので、画像の確認も容易です。
    hash function「Blake3」とは、
    https://en.wikipedia.org/wiki/BLAKE_%28hash_function%29

    また、Empty Files(空のファイル)、Empty Folders(空のフォルダ)、Zeroed Files(ゼロ化したファイル)、Invalid Symlinks(無効なシンボリックリンク)、Broken Files(壊れたファイル)の検索と削除にも有用です。
    注意事項:削除は「ごみ箱」への移動を選択できないので、削除を実行すると「完全削除」になり、間違ったファイルを削除してしまうと復元不可能(実行時には細心の注意が必要)です。


    「削除」について:
    Settings(UI 右上部のアイコン)で、
    https://i.imgur.com/eqD6uxb.png
    General を選択し、
    □ Move deleted files to trash
    の項目にチェックを入れることで、
    「削除したファイルを(実行時に、完全削除ではなく)ゴミ箱に移動」する設定を指定できます。


    【 追記 】分(「削除」について:)の訂正
    誤:Settings(UI 右上部のアイコン)で、
    正:Czkawka Options(UI 右上部のアイコン)で、

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  • owl
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    483

    Czkawkaについて:
    作者は、Rafał Mikrut(ポーランド人)ですが、
    https://github.com/qarmin
    オープンソースプロジェクトで「開発とユーザーサポート」が行われています。
    https://github.com/qarmin/czkawka
    README.md
    その概要は、
    https://freesoft-100.com/review/czkawka.html#%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9
    にて日本語で説明されていますが、
    「README.md」は必ず内容をチェックして下さい。
    https://github.com/qarmin/czkawka#readme
    Issues(ユーザーサポート:要望やバグ報告)Trucker
    ※ 公用語は「英文」です。
    https://github.com/qarmin/czkawka/issues?q=is%3Aissue+is%3Aall
    Instruction(使用方法)
    https://github.com/qarmin/czkawka/blob/master/instructions/Instruction.md
    Download files
    https://github.com/qarmin/czkawka/releases

  • owl
    owl
    483

    「Similar Images」を hash 検索で実行中(結果が表示されるまで)は、
    他のプログラム(Notepad++ 程度であっても)を実行すれば、システムがフリーズし、最悪「システムが応答不能」に陥ります。
    その場合、他のプログラムを停止(End task)しても、システムが正常化しません。
    「hash 検索」を停止(Stop)させるか、Czkawka を終了(End task)させなければ正常化しません。

    「hash 検索」は、
    ファイル数やボリューム(ファイルサイズの総量)に応じて検索時間は変動します。
    https://github.com/qarmin/czkawka#benchmarks
    いずれにせよ「マルチタスクをせずに(実行中の他のプログラムは、可能な限り「終了」しておく)、hash 検索が終了するまで待ち続ける」ことが肝要です。一般的なユースケースでは、hash 検索の所要時間は「せいぜい、1秒~数分程度」と思われます。
    特異事例ですが、私のユースケースでは(画像ファイルが、100万超で、3テラバイトに及ぶので)7時間ほどを要しました。

  • owl
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    Version 3.2.0 (2021/08/08)が公開されており、使い勝手が向上しています。

    特異事例の件「私のユースケースでは(画像ファイルが、100万超で、3テラバイトに及ぶので)7時間ほどを要しました。」ですが、
    可能な限り(PC 動作に必要不可欠なプログラム以外の)他のタスクを「End task(タスク終了)」してから、「hash 検索」を実行することで、検索効率(スピード)を最大限に向上できます。
    Czkawka での「hash 検索」実行時には、
    システム(PC)をオフライン化(外部との通信を完全に遮断)して、AV なども終了し、CPU パワーを「Czkawka 」に集中させる使い方が合理的と感じています。

    検索実行時には、
    CPU パワーを可能な限度値(フルパワー状態)まで使用するので、
    CPU が過熱(私のユースケースでは、CPU:43℃/通常が、65℃程度に上昇)し、
    マザーボードなどの温度が上昇します(閾値との関係に注意が必要かもしれません)。
    システムモニター「thilmera7」で閾値警報と異常値でのシャットダウンを設定しているので、
    「hash 検索」の途中に、設定値超過からシステムシャットダウンを幾度か経験しました。

    そのため、
    システムモニター「thilmera7」での
    Alert(警報)設定を
    CPU:65℃
    HDD:60℃
    Motherboard:60℃
    に調整し直し、
    Shutdown due to temparature(温度によるシャットダウン)を
    CPU:80℃
    HDD:60℃
    Motherboard:65℃
    に設定を改め、
    万が一の熱暴走やシステム保護の(試行錯誤に基づいた現状)対策をしています。

    ちなみに「通常」値は「CPU:43℃、HDD:45℃」程度です。