Ventoy 1.1.07 を試してみました。最新版です。
Linux ディストリビューションの起動後に Ventoy ISO パーティションをマウントできない問題 (v1.1.06 で導入) が修正されました。
EFI boot ファイル(esp)はアップデートされています。
今回は、公式でテスト済みの Linux ディストリビューションのライブ起動を試しました。PCはhp mt46(AMD Ryzen/Radeon)です。
◆実機で起動可能
mx-21. antiX-21, mint-21,Q4OS-4 は起動できました。GPUも問題ありません。ネイティブです。
◆実機で起動不可
mx-23, Fossapup
mx-23はGPUを互換モードにすれば起動しましたが、時折ファンが唸り20分後にフリーズしたので起動不可(実用不可)に分類しています。
Fossapupはターミナルで起動(GPUドライバを読み込むとエラー、Kernel Panic)するだけなので起動完走できません。Windowsはどれもwimbootを指定すれば動作します。VM Ware/Virtualboxの仮想環境でテストしたものは実機で動作しないものもあります。Linuxの仮想環境でテスト通過したものの多くは実機で動作しませんでした。
仮想環境ではエミュレートされた汎用ハードウェアを使うため、起動完走不可の問題は発生しません。mx-23はVM Ware/Virtualboxでのテストだったので起動したと推測します。あと仮想環境で使うメリットは少ないと思います。参考になれば幸いです。