1つの USB デバイスに複数の起動ディスクイメージを追加できるソフト

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Ventoy

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対応OS:
Windows, Linux
バージョン:
1.0.89(2023/03/07)
価格:
無料

Ventoy を USB デバイスにインストールすると、1つの USB デバイス内に複数の起動ディスクイメージを追加できるソフトです。
Ventoy をインストールした USB デバイスに起動したいイメージをドラッグ&ドロップなどで追加し、USB ブートして表示される Ventoy 画面から起動したいイメージを選択して起動できます。
ISO/WIM/IMG/VHD(x)/EFI ファイルをサポートしています。

提供元:

Ventoy の使い方

ダウンロード

  1. GitHub へアクセスし、「ventoy-1.0.89-windows.zip」リンクをクリックしてダウンロードします。
    ※ Linux 版をダウンロードする場合は「ventoy-1.0.89-linux.tar.gz」リンクをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードした圧縮ファイル(ventoy-1.0.89-windows.zip)を解凍し、Ventoy2Disk.exe から起動します。
    ※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。

使い方

日本語化手順

本ソフトを起動しメニューバーから「Language」⇒「Japanese(日本語)」とクリックすると日本語化されます。
「Language」⇒「Japanese (日本語)」とクリックして日本語化

「Language」⇒「Japanese (日本語)」とクリックして日本語化

日本語化されたメイン画面

日本語化されたメイン画面



基本的な使い方

  1. 「機器」下のプルダウンに、対象となる USB デバイスが表示されます。
    本ソフトを適用したい USB デバイスを選択した後、「導入」ボタンをクリックします。
    デバイスの選択

    デバイスの選択

  2. 「警告」ウィンドウが表示されます。
    選択した USB デバイス内のデータは消去される確認です。
    「はい」ボタンをクリックします。
    Ventoy 導入確認

    Ventoy 導入確認

  3. 「警告」ウィンドウが再び表示されます。
    同内容の再確認です。
    「はい」ボタンをクリックします。
    Ventoy 導入確認(再確認)

    Ventoy 導入確認(再確認)

  4. Ventoy を導入中です。
    Ventoy 導入中

    Ventoy 導入中

  5. Ventoy の導入完了です。
    Ventoy 導入完了

    Ventoy 導入完了

  6. Ventoy 化した USB デバイスはドライブ名も「Ventoy」になります。
    ドライブ名が Ventoy に変更される

    ドライブ名が Ventoy に変更される

  7. 「Ventoy」ドライブにイメージファイル(ISO/WIM/IMG/VHD(x)/EFI)をコピーします。
    Ventoy ドライブにイメージファイルをコピー

    Ventoy ドライブにイメージファイルをコピー

  8. USB デバイスからブートすると Ventoy 画面からイメージファイルを選択してブートできます。
    キーで選択して Enter キーで実行します。
    USB デバイスからブートして利用可能

    USB デバイスからブートして利用可能


Ventoy のアップデート

本ソフトがバージョンアップした場合は、バージョンアップした本ソフトを起動して Ventoy を導入したデバイスに対して「更新」ボタンをクリックすると最新の状態に更新されます。

設定

メニューバーの「設定」から次の設定を利用可能です。
設定

設定


  • セキュアブート
    セキュアブートのオプションです。
    ※ デフォルトではチェックが入って(有効になって)います。
  • 区画の構成方式
    パーティションスタイルを MBR/GPT から選択できます。
    ※ デフォルトでは MBR が選択されています。
    ※ 「導入」前にのみ設定が反映されます。
  • 区画構成
    パーティション構成を指定できます。
    区画構成(パーティション構成)

    区画構成(パーティション構成)

  • Ventoy を削除
    Ventoy を削除します。
    ※ 削除後、通常の USB デバイスとして利用するにはフォーマットが必要になります。
    Ventoy の削除

    Ventoy の削除

  • すべての機器を表示
    システムドライブを含むすべてのデバイスを表示します。
  • VTSI ファイルを生成する
  • 非破壊的導入
    既存データの安全性を確保しながら Ventoy を導入するオプションです。

更新履歴

機械翻訳で日本語にしています。
Version 1.0.89
(2023/03/07)
  • VTOY_LINUX_REMOUNT が新しい Linux カーネルで動作しない問題を修正しました。
  • Ventoy2Disk_X64.exe が altexe ディレクトリの下で実行できない問題を修正しました。
  • VentoyPlugson_X64.exe がサイレントで終了する問題を修正しました。
  • Windows のコマンドラインモードで Ventoy2Disk.exe の /FS オプションがないのを追加した。
  • Ventoy2Disk.exe が他のディレクトリから起動した場合、自動的にカレントディレクトリを変更するようにした。
  • テーマファイルに非閉鎖的なリテラル値が含まれている場合に、tip メッセージを追加するようにした。(#2166)
  • GUI で非破壊インストールを行う場合、予約領域を無視するようにしました。(#2168)
  • 無効な vlnk ファイルが存在する場合に、メニューが表示されない問題を修正しました。(#2228)
  • languages.json 更新

Version 1.0.88
(2023/01/13)
  • 1.0.87 で導入された VHD(x) ブートの問題を修正。
  • Windows コマンドラインモードのオプションを追加しました。
  • VentoyPlguson: VTOY_WIN11_BYPASS_CHECK オプションのウェブページの表示の問題を修正しました。
  • レガシー BIOS のアクセス制限のワークアラウンド #2 が機能しないのを修正。
  • F4 localboot のシンタックスエラーを修正。
  • ファイルチェックサムメニューのタイトルをチェックサム値の有無に応じて表示するようにしました。
  • テキストモード使用時に自動的に en_US に切り替わるようにした。
  • 4k ネイティブディスクの未サポートのメッセージを追加。
  • languages.json を更新

Version 1.0.87
(2023/01/07)
  • セカンダリーブートメニューに前のメニューに戻るを追加し、便利にしました。
  • テーマプラグインの画面解像度オプションに最大値を追加。
  • F2 で拡張ロジックパーティションの VHD/VHDX ファイルをブラウズしてブートする際のバグを修正。
  • F5 Tools ---> Power ---> $VTLANG_POWER_REBOOT_EFIFW のメニュータイトルを修正。
  • .md5/.sha1/.sh256/.sha512 チェックサムファイルの BSD スタイルをサポートしました。(#2112)
  • VENTOY_CHECKSUM ファイルのチェックサム値照合をサポートしました。
  • 自動インストール/永続化/ウィムの選択メニューで Fn ホットキーを無効にするようにしました。
  • 言語選択メニューの最後の項目が空白になっていたのを修正。
  • パーシステンス(VTLANG_NO_PERSISTENCE)を使用する際のメニュー表示の不具合を修正。
  • Lenovo Product Recovery iso ファイルのサポートを追加しました。
  • Dell PER ISO のサポートを追加。(#2113)
  • grub2 モードが Porteus ISO ファイルをサポート。
  • F2 ブラウズモードでファイルのチェックサムを行う際のファイルパスを修正。
  • 新しいメニュー言語を追加。
  • languages.jsonを更新。

フィードバック


※ 本ソフトは ssk 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2022年10月12日)

ユーザーレビュー

  • コメント

    Ventoyは非常に簡単で使いやすいですが、最近のセキュアブートに…

    西野 敦夫
    西野 敦夫
    投稿数: 1件
    Windows 11

    Ventoyは非常に簡単で使いやすいですが、最近のセキュアブートには対応できない場合がありそうです。
    CSM無効、UEFIモードの設定の場合、ブータブルUSB起動してもメニューが出ません。
    以下の方法を見つけましたが、確かめてほしいため記しました。
    1)ブータブルUSB起動でエラーが表示。
    2)同表示で[OK]押す
    3)[Enroll key from disk]選択
    4)[VTOYEFI]その下に長い文字列 ・・・ここを選択
    5)[ENROLL_THIS_KEY_IN_MOKMANAGER.cer]選択
    6)[Contime]選択
    7)[Yes]選択
    8)[Reboot]選択・・・・PC再起動
    この後ブータブルUSBを起動すると,ventoyのメニュー画面が表示される。
    ここから知識不足のため憶測ですが、同USBのセキュアブートのデジタル署名がBIOSに書き込まれるようです。
    同のブータブルUSBを同環境の他のPCで起動しても,ventoyメニューは表示されません。
    BIOSに何か書き込むようで、セキュリティ上が何となく不安です。大丈夫なのでしょうか。ちなみに、BIOSを更新したら表示できなくなりました。また、OSの入ったSSDを遮断し、USBだけで立ち上げた場合,ventoy起動しました。
    合わせてコメントいただければと思います。

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  • 5

    以前、Linuxのデュアルブートをするのに利用していました

    まずまず
    まずまず
    投稿数: 443件
    Linux

    以前、Linuxのデュアルブートをするのに利用していました。
    デュアルブートは、Linuxのインストール時にできるのですが、時折失敗してクリーンインストールし直さなければならない事もありましたので、このVentoyを利用していました。
    あと、同様のアプリで【Your USB Multiboot Installer(YUMI)】も利用していましたが、個人的には、こちらのVentoyの方が手軽に利用できるので好きでした。
    現在は、VirtualBoxで仮想環境を組んで使用していますので、上記の2つのアプリは利用しなくなりましたが、デュアルブートを考えている方にはおすすめかと思います。

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  • 5

    マルチブートな USB ドライブが簡単に作成できます

    ssk
    ssk
    投稿数: 41件
    Windows 10

    マルチブートな USB ドライブが簡単に作成できます。
    RufusだとUSBメモリを複数個用意する必要がありますが、これだと1個で済みます。

    Rufusや他のソフトで書き込めなかった形式もブートできるようになります。
    syslinux バージョンの不一致を気にする必要はありません。
    TrueImage/DiskDirector統合ISOといった特殊なイメージも USBメモリにISOを置くだけで選択式のブートメニューに追加できます。

    Syslinux と RAM ディスク (MEMDISK) を使って RAM から ISO イメージをロードする方法です。システムメモリ上で全てを実行するので、それに見合った RAM が積まれていなければなりません。
    UbuntuやWindowsをインストールする際はその点にご注意ください。

    7人が参考になったと回答しています。
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