ウイルス対策の大手メーカー McAfee(マカフィー)が提供するインターネットの安全性を評価するツール

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    総合的に判断して、まったく役に立たず、邪魔にしか なりません…

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    Windows 7

    総合的に判断して、まったく役に立たず、邪魔にしか なりませんでした。

    一例を示します。「少年犯罪データベース(http://kangaeru.s59.xrea.com/)」は、少年犯罪のデータベースを公表しているサイトです。警察白書などの客観的資料から統計や動向を調査しています。サイト内には「強盗、殺人、レイプ」などの言葉が多数存在します。これを「McAfee SiteAdvisor 3.6.3」で調査すると、以下の結果が出力されます。

    ----------------------------------------
    http://kangaeru.s59.xrea.com/

    これは不審なリンクです。 テストの結果、潜在的なセキュリティ リスクが見つかりました。 注意してください。
    Web サイトのカテゴリ:
    犯罪活動の可能性, 個人のページ, 健康
    ----------------------------------------

    完全な えん罪です。要するに、サイトの内容を確認せずに、犯罪に関するキーワードが多いサイトは「不審なリンク」と一方的に決め付けています。これでは単なる「えん罪発生ツール」です。まじめにサイトを運営している人たちが かわいそうです。

    そもそも、このツールが安全を保障してくれるのは「ごく一部の有名なサイト」だけです。ほとんどのサイトは以下のメッセージです。
    ----------------------------------------
    このリンクはまだ評価されていません。 十分な情報がないか、まだテストを行っていません。 注意が必要です。
    Web サイトのカテゴリ:N/A
    ----------------------------------------

    つまり「どうみても安全なサイト」だけを安全と表示して、「どうみても有害なサイト」だけを有害と表示して、ほかは「不明」と表示します。これでは何の役にも立ちません。しかも えん罪が多数存在するのですから、利用価値はゼロどころかマイナスとさえ いえます。

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