オープンソースで開発されている動画変換ソフト
HandBrake
- 海外
- 日本語○
- 対応OS:
- Windows 10 以降, macOS 10.13 以降, Linux
- バージョン:
- 1.7.3(2024/02/11)
- 価格:
- 無料
DVD / ビデオファイル(VOB) / MPEG / ISOイメージファイルなどのほとんどすべての動画フォーマットから、iPhone / iPad / Android / PSP / AppleTV 向け動画用のフォーマットへ変換できるソフトです。
オープンソースで開発されており、Windows / Mac / Linux のクロスプラットフォームで動作します。
● 読み込み : DVD, VIDEO_TSフォルダー, Blu-ray, イメージファイル, VOB などほとんどすべてのマルチメディアファイル(※ただし、コピー防止機能付きを除く)
● 書き出し(動画) : MP4(M4V), MKV, WebM
● エンコーダー(動画) : H.265(x265 / QuickSync), H.264(x264 / QuickSync), H.265 MPEG-4 / MPEG-2, VP8, VP9, Theora
● エンコーダー(音声) : AAC / HE-AAC, MP3, Flac, AC3, Vorbis
● 書き出し(動画) : MP4(M4V), MKV, WebM
● エンコーダー(動画) : H.265(x265 / QuickSync), H.264(x264 / QuickSync), H.265 MPEG-4 / MPEG-2, VP8, VP9, Theora
● エンコーダー(音声) : AAC / HE-AAC, MP3, Flac, AC3, Vorbis
HandBrake の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトへアクセスし、「Download HandBrake」ボタンをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードしたセットアップファイル(HandBrake-1.7.3-x86_64-Win_GUI.exe)からインストールします。
使い方
動画を変換する流れ
- 本ソフトを起動すると、「ソースを選択」画面が表示されます。
- 画面左の「フォルダー」をクリックして動画の含まれるフォルダー、「ファイル」をクリックして動画ファイルを選択するか、ドラッグ&ドロップすると、動画ファイルを読み込みます。
- 変換したいフォーマット(コンテナ)を MP4/MKV/WebM から選択します。
デフォルトでは「MP4」が選択されています。変換したいフォーマットを選択する
- 画面下部の「保存先」右にある「参照」ボタンをクリックして保存先を設定します。
- ツールバーの をクリックすると、動画を変換して保存します。
進捗状況がステータスバーに表示されます。
変換オプション
プリセットを利用する
「プリセット」横のプルダウンをクリックして、エンコード、フレームレートなどがひとまとまりになったプリセットを利用可能です。次のプリセットが用意されています。
- General(一般的なプリセット)
幅広いソフトやデバイスで利用できる、高い互換性のあるMP4コンテナ(.mp4)に変換します。 - Web(ウェブのプリセット)
ウェブ(Discord Nitro / Gmail / Vimeo / YouTube)で動画を共有するように最適化します。 - Devices(デバイスのプリセット)
スマートフォン、タブレット、TVメディアプレーヤー、ゲーム機などのデバイス(Amazon Fire / Android / Apple / Chromecast / Playstation / Roku / Xbox)に対応したフォーマットに変換します。 - Matroska(Matroska プリセット)
Matroska マルチメディアコンテナ(.mkv)に変換します。 - Hardware(ハードウェア)
- Production(制作プリセット)
プロ向けのビデオ編集ワークフローに適した、マスタリンググレードの短いGOP、高ビットレートオーディオの固定フレームレートビデオを作成します。
※ ほとんどの圧縮ソースよりもはるかに大きいファイルを作成するため、一般的な使用には適していません。
品質を調整する
「動画」タブの「固定品質」のスライダーを動かして動画品質を調整できます。スライダーを左に動かして数字を大きくするほど低品質(=ファイルサイズ小)となり、スライダーを右に動かして数字を小さくするほど高品質(=ファイルサイズ大)となります。
※ 適切な数値以上に高品質にした場合、実感を得られないにもかかわらずファイルサイズが大きくなる場合があります。
ダークテーマを利用する
- メニューバーから「ツール」⇒「基本設定」とクリックします。
「ツール」⇒「基本設定」
- 「設定」画面が表示されます。
「Theme」項目から「Use Dark」を選択します。 - 本ソフトを再起動すると、ダークテーマが適用されます。
更新履歴
※ 機械翻訳で日本語にしています。
Version 1.7.3 (2024/02/11)
- すべてのプラットフォーム
- 一般的な
- ログ内のタイムスタンプの先頭ゼロのフォーマットを修正しました。
- その他のバグ修正と改善
- ビデオ
- ソース FPS 値の誤った検出を引き起こす可能性がある問題を修正しました ( #5677 )
- 字幕
- tx3g から SSA 字幕への変換を修正しました
- 一般的な
- Linux
- 実際にすべてのファイルを表示するように、ファイルを開くダイアログの「すべてのファイル」フィルターを修正しました。
- 新しいデフォルトのオーディオトラックを追加すると、ゲインが自動的に -20 dB に設定される問題を修正しました。
- Mac
- Sonoma での VideoToolbox クラッシュの回避策によって HandBrake 1.7.2 で導入された回帰を修正しました
- その他のバグ修正と改善
- Windows
- 検索範囲を制限することにより、libhb 内での DLL ファイルのロードのセキュリティ強化が向上しました ( #5724 )
- 「章」タブのキーボードナビゲーションを改善 ( #5679 )
- プロセス分離がオンになっているときにエンコードが停止しているように見える原因となる問題を修正しました
- システムにインテル以外の GPU が搭載されている場合に QSV デコードが使用できなくなる可能性がある問題を修正しました
- ドライブラベルが常に正しく検出されない問題を修正しました ( #5711 )
- その他のバグ修正と改善
Version 1.7.2 (2023/12/24)
- ビデオ
- ドルビービジョンレベルの自動選択の改善
- 過剰な数のキーフレームが作成される可能性がある AMD VCN、MPEG-2、MPEG-4、NVIDIA NVENC、および VP9 エンコーダーの問題を修正しました ( #5530 )
- NVIDIA NVENC エンコーダを使用する場合のクローズド キャプション側データの意図しない自動パススルーを修正しました
- その他のバグ修正と改善
- Linux
- 重複したグラフィック アセットを削除し、ファイル サイズを削減することによりパフォーマンスが向上しました。
- Flatpak ファイル チューザーが、以前に選択したディレクトリではなくホーム ディレクトリを開く問題を修正しました。
- キュー内の最後のアイテムの宛先パスが間違っている場合がある問題を修正しました。
- グラフィカルインターフェイスのいくつかのメモリリークを修正しました
- Mac
- Apple Silicon Ultra 上の macOS 14 Sonoma で VideoToolbox エンコーダを使用する際のシステムクラッシュを防ぐための回避策を追加しました
- レベル 6.1 および 6.2 の VideoToolbox ハードウェア デコードを無効にすることで、H.264 ビデオのデコードの問題を回避する回避策を追加しました。
- 空のフォルダーを開いたときに発生するクラッシュを修正しました
- Windows
- スクリーン リーダーを支援するために、オーディオ タブの一部のコントロールにオートメーション プロパティを追加しました。
- NVIDIA NVDEC オプションが無視される問題を修正 ( #5569 )
- テーマの読み込みに関連した起動時のクラッシュを修正 ( #5567 )
- 字幕の言語順序が尊重されない問題を修正 ( #5590 )
Version 1.7.1 (2023/11/23)
- ビデオ
- 10 ビット深度以上のソースで破損したフレームを生成するデコム フィルターを修正しました ( #5518 )
- RGB ソースで Comb Detect フィルターを使用するときに発生する可能性のあるクラッシュを修正しました。
- 他のベンダーのデバイスが存在するインテル QSV デバイスの列挙を修正しました ( #5317、#5177 )
- Mac
- EyeTV ソースを開く問題を修正しました ( #5514 )
フィードバック
- Community & Support
https://handbrake.fr/community.php