広告やトラッキングをブロックする機能を標準で備えた Chromium ベースのウェブブラウザー

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    > 危険ですので絶対に使ってはいけません

    owl
    owl
    483
    Windows 10

    > 危険ですので絶対に使ってはいけません。
    ウェブブラウザ「Brave」がリンクを乗っ取りアフィリエイトコードを挿入していた
    https://gigazine.net/news/20200608-brave-insert-code/

    確かに欧米の Brave ユーザーで話題になった事件ですが、
    その問題点:アフィリエイトリンクの埋め込み行為が、
    「ユーザーに明示されずに実施されていた」ことと
    「オプトアウト(無効化)が不可能」な点であり、
    危険とは無関係です。
    (アフィリエイトリンク:Brave に関係する利害関係のコマーシャルを表示する目的)

    ユーザーから
    ①一切の広告表示を好まない(拒否する)。
    ②仕様変更時にはユーザーに明示すべき。
    ③原則は、オプトイン(デフォルトは無効で、有効化はユーザーが手動で行う)機能であるべき。
    などの抗議を受けて、ほどなく中止・撤回が表明され、更新版から改善されています。
    その経緯は「Brave 公式のコミュニティフォーラム」で公開されています。

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  • owl
    owl
    483

    今回の事件の要因:
    Brave は資金難に直面しており
    「ユーザーが妥協できる(だろうとの)範疇で、アフィリエイト広告を表示したかった」の目論見が、安直で早計だったためのようです。
    Brave は、
    ブラウザ開発を専業とする営利企業ですが、
    その創設者で現 CEO の Brendan Eich は、(Firefox を開発しているライバル社の)Mozilla の元 CEO です。
    彼はマイノリティ(同性愛)に対する重大なヘイト発言をし、Mozilla を追放され、その後に Brave を創設しました。
    Brendan Eich は、米国ではスティーブ・ジョブズ(Apple 創業者)と並び称されるほどの天才的な技術者で、JavaScript やブラウザでの技術の多くを生み出し、体系化した傑物です。
    Brave を創設するに当たり、薄給の Mozilla からエンジニアをヘッドハンティングで強奪しています。
    そのサラリー(人件費)が高額(業界最高額クラス)で、現状の収入源や収益システムでは不十分なようです。
    (利益至上主義の)営利企業ならでは企業論理(ユーザーは、金儲けの源泉であり、ユーザーの利益は無視されがち)が垣間見えます。

  • Gonbe
    Gonbe
    1,353

    いつも、新鮮で有意義な情報提供を有り難うございます。
    Brave を常用していますが、ユーザー軽視・無視の企業体質にはガッカリさせられますね。

  • Gonbe
    Gonbe
    1,353

    本件(ユーザーに明示せずアフィリエイトリンク埋め込み等)で思い出す一件がある。
    それは2018年7月、CCleaner(Ver.5.45)が世界のPCユーザーを騒がせた事件です。
    「Active モニタリング」という常駐監視機能が実装され、しかも無効化ができない。
    誤解なきように言えば、インターフェイス上では無効化できるような項目があったが、
    実態は、再起動時に再び有効化されてしまうという、悪意に満ちた仕様になっていた。
    しかも、CCleaner を終了することも出来なかった。(Xクリックは最小化するだけ)
    更に、トレイアイコンの右クリックで、プログラムを終了するオプションも無かった。
    このように、エンドユーザーの意思を踏みにじる仕様のCCleaner が実在したのです。
    危機感を持って用心することは大切だが、物事の本質(問題点)を見誤ってはダメ。