VirusTotal のトップページがリニューアルされ、URLスキャンが使いやすくなりました。

VirusTotal は、約50種類のウイルス対策ソフトエンジンによってファイルをスキャンできる、オンラインのウイルススキャンサービスです。Google の子会社で海外のサービスですが、主な機能は日本語表記に対応しています。

今年の1月30日にトップページのリニューアルを行い、より使いやすくなっています。



以前まではタブがなく、一つの検索ボックスのみ用意されていたのですが、リニューアルによって、「ファイル」、「URL」、「検索」のタブが追加されました。

これまで通りのファイルのスキャンは、「ファイル」タブからファイルをアップロードして行うことができ、「URL」タブからは URL にアクセスする前に安全な URL であるかを確認できる URL のスキャンを行うことができます。

「検索」タブからは、ハッシュ、URL、ドメイン、IPアドレスを入力してその安全性を確認できます。例えばドメイン yahoo.co.jp を入力すると、DNSの履歴、ドメイン上でウイルス対策ソフトエンジンが検出した数値が表示されます。



VirusTotal でスキャンできるファイルサイズは 64MB とかなり大きなファイルまでスキャンできます。オンラインスキャンなのでインストールする必要がなく、すぐに利用できるのも便利です。

不安なファイルをダウンロードしたり、受け取ったりしたような場合、通常使っているウイルス対策ソフト、セキュリティソフトとは別に、念のために VirusTotal でスキャンしてみることを検討してみても良いでしょう。

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