タブ形式で Word/Excel/PowerPoint ファイルを編集できるフリーのオフィススイート

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ONLYOFFICE

ダウンロード

対応OS:
Windows XP/Vista/7/8/8.1/10/11, Mac OS X 10.11 以降, Linux, iOS, Android
バージョン:
7.4.1(2023/07/31)
価格:
無料

オフィスファイル(Word/Excel/PowerPoint)や TXT/PDF 形式のファイルを開くことができるフリーのオフィススイートです。
タブ形式で1つのウィンドウ内に複数ファイルを開くことができるのも特徴。
タブをドラッグして別ウィンドウで表示することも可能です。
オープンソースで開発されており、Windows/Linux/macOS で動作します。
ウェブサイトは日本語で表示されていますが、ソフトは日本語に対応していません(英語表記となります)。

提供元:
※ ONLYOFFICE cloud(クラウドに保存する機能)は有料機能となります。

ONLYOFFICE の使い方

ダウンロード

  1. 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Windows 11 / 10 / 8.1 / 8 / 7 版」項目下の「X64」ボタンまたは「X32」ボタンをクリックしてダウンロードします。
    ※ Windows XP/Vista 版、macOS 版、Linux 版はそれぞれのリンクをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードしたセットアップファイル(DesktopEditors_x64.exe または DesktopEditors_x86.exe)からインストールします。

使い方

基本的な使い方

  • 本ソフトを起動するとメイン画面が開き、「ONLYOFFICE」タブが表示されます。
    「ONLYOFFICE」タブ画面

    「ONLYOFFICE」タブ画面

  • 「ONLYOFFICE」タブ画面に開きたいファイルをドラッグ&ドロップすると、ファイルをタブ形式で開いて閲覧、編集できます。
  • 「ONLYOFFICE」タブ画面には「最近のファイル」に開いたファイルが一覧表示されます。
    「ONLYOFFICE」タブ - 最近のファイル

    「ONLYOFFICE」タブ - 最近のファイル

  • ONLYOFFICEにオフィスファイルを関連付けしておけば、Word / Excel / PowerPoint ファイルなどを本ソフトで開くことができるようになります。
  • 「ONLYOFFICE」タブ画面の左メニューの「新規作成」以下の項目をクリックすると、それぞれの新規ファイルを開くことができます。
    • ドキュメント
    • スプレッドシート
    • プレゼンテーション
    • フォームテンプレート(ドキュメント)

利用できるエディター

ONLYOFFICE では、次のエディターを利用できます。

ドキュメント
DOCUMENT DOCUMENT は Word 形式のドキュメントを閲覧、編集できます。
ドキュメント(Word ファイル)

ドキュメント(Word ファイル)


テキスト、HTML、PDF 形式も開くことができます。
ドキュメント(PDF ファイル)

ドキュメント(PDF ファイル)



スプレッドシート
SPREADSHEET SPREADSHEET は Excel 形式の表計算シートを閲覧、編集できます。
CSV 形式のファイルを開くこともできます。
スプレッドシート(Excel ファイル)

スプレッドシート(Excel ファイル)



プレゼンテーション
PRESENTATION PRESENTATION は PowerPoint 形式のプレゼンテーションファイルを閲覧、編集できます。
プレゼンテーション(PowerPoint ファイル)

プレゼンテーション(PowerPoint ファイル)



その他

ドキュメントのスペルチェックを無効にする
スペルチェックが有効になっていると、DOCUMENT でファイルを開いた際にほとんどの部分で赤色の下線が引かれてしまう場合があります。
次の手順でスペルチェックを無効にできます。
  1. DOCUMENT のファイルを開き、メニューバーから「ファイル」⇒「詳細設定」とクリックします。
  2. 「詳細設定」画面が開くので、「スペル チェック」のチェックボックスを外して画面下部の「適用する」ボタンをクリックします。
    「ファイル」⇒「詳細設定」からスペルチェックを無効に

    「ファイル」⇒「詳細設定」からスペルチェックを無効に

  3. スペルチェックが無効になり、赤色の下線が表示されなくなります。
    • スペルチェックを無効にする前
      スペルチェックを無効にする前

      スペルチェックを無効にする前

    • スペルチェックを無効にした後
      スペルチェックを無効にした後

      スペルチェックを無効にした後


別ウィンドウで表示する
デフォルトではオフィスファイルがタブ形式で表示されますが、独立したウィンドウで表示させることも可能です。
タブ形式でファイルを開いた後、タブをドラッグした後にドロップすると、別ウィンドウで開くことができます。
タブ部分をドラッグして別ウィンドウ表示

タブ部分をドラッグして別ウィンドウ表示



ユーザー名を変更する
本ソフトのユーザー名(本ソフトでファイルを開いたときに画面右上に表示される名前)を編集できます。
「ONLYOFFICE」タブ画面の左メニューの「設定」をクリックし、表示された「設定」画面の「ユーザーネイム」を編集すると、ユーザー名を編集できます。
「ONLYOFFICE」タブ - 設定

「ONLYOFFICE」タブ - 設定



ドキュメント情報を変更する
ファイルのプロパティに表示されるドキュメント情報を設定できます。
ここでは Word(.docx)ファイルにドキュメント情報を設定するものとします。
  1. Word(.docx)ファイルを開き、メニューバーから「ファイル」⇒「ファイル情報」とクリックします。
  2. 次のドキュメント情報を編集できます。
    • タイトル
    • 件名
    • コメント
    • 作成者
  3. 設定したら「適用する」ボタンをクリックした後、ファイルを保存すると、ドキュメント情報がファイルに設定されます。
※ スプレッドシートの場合はメニューバーから「ファイル」⇒「スプレッドシートの情報」、プレゼンテーションの場合はメニューバーから「ファイル」⇒「プレゼンテーションの情報」とクリックして設定します。
オフィスファイルのファイル情報(タイトル/件名/コメント/作成者)を設定

オフィスファイルのファイル情報(タイトル/件名/コメント/作成者)を設定



更新履歴

機械翻訳で日本語にしています。
Version 7.4.1
(2023/07/31)
  • 新機能
    • すべてのエディター
      ・文書構造の操作後のデジタル署名の整合性チェックに関する脆弱性を修正しました
      ・別のアプリケーションで開かれたファイルを書き込もうとすると、エディターに正しいエラーが表示されるようになりました。
      ・ドラッグアンドドロップを使用して複数のファイルを開くときに発生するエラーを修正しました
      ・名前にスラッシュが含まれるテンプレートを開くときの問題を修正しました
      ・前のドキュメントを閉じて保存した後の次のタブの間違った名前を修正しました
      ・ファイルの最新の変更が保存されていない場合、送信プラグイン経由で送信するときに含まれるようになりました。
      ・ワークスペースポータルに接続する際の、default.aspx で終わるリンクの処理を修正しました。
      ・メインウィンドウなしで別のウィンドウでポータルから開かれたドキュメントの「ファイルの場所を開く」ボタンが機能するようになりました。
      ・ポータルからドキュメントが開かれ、ユーザーが [クラウドに接続] ページでログアウトするときのタブの操作を修正しました。
      ・macOS システムのオンライン ヘルプを修正しました
      ・Windows システム上のジャンプ リスト (タスク) のアプリケーション アイコンのセットを更新しました
      ・Windows インストール パッケージのすべてのコンポーネントがデジタル署名されるようになりました
      ・MSI インストール パッケージに対する多数の修正と改善
    • ドキュメントエディター
      ・印刷プレビューウィンドウを呼び出した後の非印刷文字の表示を修正しました。
    • スプレッドシートエディター
      ・列/行の幅/高さが変更された場合に PDF に印刷する際のドキュメントの表示を修正しました。
      ・レガシー システムのフィルタリング ウィンドウのスクロール バーの表示を修正しました。
    • プレゼンテーションエディター
      ・スライドショーの自動実行中、システム スケールが 200% を超える場合、ドラッグ アンド ドロップを使用して複数のファイルを開くときに発生するエラーを修正しました。

Version 7.4.0
(2023/06/14)
  • 新機能
    すべてのエディター
     ・オンラインフォーム検索を備えたテンプレートセクションがメインページに追加されました
     ・アプリケーションはシステム (ネイティブ) ダイアログ ボックスを使用するようになりました。
     ・Windows システム用のアプリケーション更新サービスを追加しました
     ・「ファイル」メニューのページが再設計され、単一のスタイルに対応します。
     ・印刷プレビュー ウィンドウに、ページ範囲、部数、両面印刷、および [PDF に印刷] ボタンを指定する機能が追加されました。
     ・「描画」タブがエディターのツールバーに追加されました
     ・スポイトツールと色の名前のヒントが色選択メニューに追加されました
     ・グラフィックオブジェクト間でスタイルをコピーする機能を追加しました
     ・「画像として保存」項目がグラフィックオブジェクトのコンテキストメニューに追加されました
     ・オートシェイプ、チャート、画像などのグラフィック オブジェクトの塗りつぶしと境界線の不透明度設定を追加しました。
     ・レーダー チャートのサポートを追加しました
     ・エディターで開くための追加フォーマット: MHTML、SXC、ET、ETT、SXI、DPS、DPT、SXW、STW、WPS、WPT
     ・リストのある一部のダイアログ ウィンドウに列ヘッダーが追加されました。
     ・見つかった結果の数が検索ボックスに追加されました
     ・デンマーク語の地域設定を追加しました (Dansk (デンマーク))
     ・トルコ語のヘルプを追加しました
     ・新しいプラグインマネージャーを追加しました
    ドキュメントエディター
     ・ドキュメントを結合する機能を追加しました
     ・各列の幅と間隔を個別に変更する機能が列設定ウィンドウに追加されました。
     ・番号付きリストと複数レベルのリストの設定数を拡張しました
     ・現在のドキュメントのリスト メニューに「最近使用したセクション」を追加しました
     ・[リスト オプション] ウィンドウからリストを適用する機能を追加しました。
     ・ドキュメントを PNG/JPG 画像としてエクスポートする機能を追加しました
     ・大文字の自動修正の例外リストを追加しました
    スプレッドシートエディター
     ・新しい関数のサポートを追加: SEQUENCE、XMATCH、EXPAND、FILTER、ARRAYTOTEXT、SORT
     ・アルメニア語への数式の翻訳を追加しました
     ・テキストの大文字と小文字を変更する機能がホームツールバーに追加されました
     ・改ページプレビューモードが表示ツールバーに追加されました
     ・印刷範囲設定で、「現在のシート」オプションが「アクティブなシート」に置き換えられました。
     ・印刷設定に最初のページ番号を設定する機能が追加されました
     ・セル形式のドロップダウン リストに長い/短い日付形式が追加されました。
     ・ピボットテーブルを操作するための項目がコンテキストメニューに追加されました
     ・「シートの保護設定」ウィンドウに「編集範囲を許可」が追加されました
     ・スプレッドシートを PNG/JPG 画像としてエクスポートする機能を追加しました
    プレゼンテーションエディター
     ・大文字の自動修正の例外リストを追加しました
    フォーム
     ・「固定サイズフィールド」オプションを使用したフォームの位置は、ページの先頭から計算されるようになりました。
     ・「固定サイズフィールド」オプションを使用したフォームのアクティブフィールドでのフレームのレンダリングが修正されました。
     ・現在のフォームを離れることなく新しいフォームを追加する機能
     ・ビューモードに入力します(「フォームを表示」ボタンはそのままです)
     ・編集モードでは、現在のシェイプは他のすべてのシェイプと同じ塗りつぶしを持ちます。
     ・編集モードでドキュメントシート内のフォームに記入することは禁止されています
     ・編集モードではフォームへの入力が禁止されているため、右側のパネルにデフォルト値の設定(デフォルト値)が追加されました
     ・複雑なフォーム内のサブフォームの動作を最適化しました。
  • 修正
    ・Same as system: Linux システムのアプリケーション設定 (インターフェイス テーマ) から項目が削除されました
    ・すべての編集者が無数の修正を受け取りました

Version 7.3.3
(2023/03/16)
  • 修正
    すべてのエディター
     ・最大化モードで最小化したエディターウィンドウの表示を修正 (Bug 58402)
     ・別ウィンドウに配置されたファイルを移動するように修正しました(Linux用)(Bug 45037)
     ・セカンドモニター接続時のアプリケーションウィンドウの表示を修正 (Bug 60899)
     ・会社概要の年号を修正(MacOS 用)(Bug 61421)
     ・ホームディレクトリからライブラリを読み込むことができるアプリケーションの脆弱性を修正(Linux用) (Bug 60244)
     ・ポーランド語のインターフェイス言語で作成すると、新しいファイル名が表示される問題を修正 (Bug 60764)
     ・ヘルプコンテンツの表示を修正 (Bug 61144)
     ・保存時にファイル名をキリル文字で指定すると暗号化される問題を修正 (Bug 61243)
     ・アプリケーションのスケーリングが100%以上の場合、Moreボタンの表示を修正(Bug 61219)
     ・ドキュメントを別ウィンドウで開くとエディタがクラッシュする問題を修正 (Bug 61262)
     ・ドイツ語インターフェイス言語の印刷プレビューウィンドウの Print to PDF ボタンの表示を修正 (Bug 61510)
    スプレッドシートエディター
     ・XLSX ファイルを印刷する際のエディタのハングアップを修正 (Bug 61019)
     ・インターフェイスのスケーリングが 125% および 175% の場合に、フォーマットルールの編集ウィンドウの表示を修正しました(Bug 60952)。
     ・ページサイズ設定が指定されている場合、スプレッドシートを印刷するように修正(Bug 61214)
     ・ワークブックを PDF に保存する際に、日付の書式を変更する問題を修正(Bug 56499)
     ・XLSX ファイルから PDF 形式へのデータ保存を修正(Bug 60334)。
    プレゼンテーションエディター
     ・プライベートルームにプレゼンテーションをアップロードする際のクラッシュを修正 (Bug 51001)
     ・クラシック、グリーンリーフ、ライン、サファリのテンプレートで、プライベートルームのプレゼンテーションテーマの表示を修正しました(Bug 61430)。
    フォーム
     ・OFORM ファイルを開くとクラッシュする問題を修正(Bug 61142)
    PDF
     ・PDF ファイルのエンドレス読み込みを修正 (Bug 60923)
     ・PDF ファイルで空のシートを印刷する問題を修正 (Bug 61192)

フィードバック


※ 本ソフトは まずまず 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2021年01月08日)

ユーザーレビュー

  • 1

    MS Offcieのライセンスが無くなったので、使用していた

    たろさ
    たろさ
    投稿数: 1件
    Windows 11

    MS Offcieのライセンスが無くなったので、使用していた。

    編集中に、アプリが強制終了すると、ファイルが開けなくなったので、★1。
    保存中ならわからないでもないけど編集中はたえてほしい。

    このレビューは参考になりましたか?
  • 3

    見た目は近年のMicrosoft Office準拠のようで、違和感…

    Katsu2013
    Katsu2013
    投稿数: 1件
    Windows 11

    【良かった点】
    見た目は近年のMicrosoft Office準拠のようで、違和感なく操作が出来る。
    各ドキュメントがタブ表示で切替が可能だが、タブをドラッグアンドドロップすることで、別ウィンドウに切り離すことも可能。

    【気になった点】
    文書作成をしてみたが、縦書きへの変更は出来ず、横書きに修正されてしまう。
    ルビなども実装されていない為、Microsoft Wordの代替には難しい場合がある。

    表計算でのテーブルを作成してみたが、行を追加するのは値を入力するだけで、自動的にテーブルに追加してくれるが、列を追加する場合は、追加する操作が必要。

    Webブラウザで利用できるOfficeソフトと同程度の機能と感じた。

    2人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?
  • 2

    MS OfficeのExcelの代用品を検討中

    とーー
    とーー
    投稿数: 1件
    Windows 11

    MS OfficeのExcelの代用品を検討中。
    LibreOffice calcを使っていたが、条件付き書式の優先順が思った通りに設定できずに、こちらへ移動。
    条件付き書式の優先順は設定できたのはよかった。
    行の切り取って他へ挿入は、LibreOfficeでもONLYOFFICEでもできないのがツライ。
    条件付き書式を設定しているが、行を挿入した場合に条件が更新されないのもツライ。

    ONLYOFFICEで編集したものをLibreOffice calcで開くと書式が異なって表示された。もうLibreOffice には戻れない。

    1人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?

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