プロセス一覧、CPU 使用率などを表示できるソフト

System Explorer のアイコン

System Explorer

ダウンロード

バージョン
7.0.0.5356
更新日
2015/08/19
対応 OS
Windows XP/Vista/7/8/8.1/10
言語
※ 日本語または英語のみを表示
日本語
価格
無料
提供元

プロセス一覧、CPU 使用率などを表示できるタスクマネージャー風のソフトです。
プロセス一覧画面の右クリックメニューから、プロセスの優先度変更/プロセスの終了/プロセスの再起動/ファイルのあるフォルダーを開く、などの操作を行うことができます。
また、クラシカルな表示の Explorer Mode、タブで表示を切り替える Task Manager Mode を用意し、Ctrl + Alt + Ins キーを押すと素早くメイン画面を表示します。
タスクトレイアイコンの上にマウスカーソルを乗せると、システム情報を表示。
システム情報は設定を変更することで、固定表示させることも可能です。

※ セキュリティチェック機能は利用できないようです。

System Explorer の使い方

ダウンロード と インストール

  1. Vector のダウンロードページへアクセスし、「System Explorer(インストーラ版)」項目下の「ダウンロードページへ」ボタンをクリックしてダウンロードします。
    USB メモリー等で持ち運べるポータブル版を利用したい場合は、「 System Explorer(ポータブル版)」項目下の「ダウンロードページへ」ボタンをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードしたセットアップファイル(SystemExplorerSetup_700.exe)からインストールします。

インストール
  1. セットアップが開始されると、「System Explorer Installation(System Explorer のインストール)」画面が表示されます。
    インストールの種類を選択します。
    • Express Installation (Recommended)(高速インストール(推奨))
    • Custom Installation(カスタムインストール)
    通常は「Express Installation」で問題ありませんが、ここでは「Custom Installation」を選択して「Next」ボタンをクリックします。
    ※ 「Express Installation」を選択した場合、すぐにインストールを開始し、手順 4. まで進みます。その場合、次の手順 2. で選択する表示モードは「Task Manager Mode」が選択されます。
    インストール - インストールの種類を選択

    インストール - インストールの種類を選択

  2. View Mode Selection(表示モードの選択)」画面が表示されます。
    • Task Manager Mode (Tabs with optimized performance)
      タスクマネージャーモード(最適化されたパフォーマンスのタブ)
    • Explorer Mode (Vertical menu with all features)
      エクスプローラーモード(すべての機能を備えた垂直メニュー)
    ここでは「Task Manager Mode」を選択して「Next」ボタンをクリックします。
    ※ 後から表示モードを切り替えるにて、表示モードを変更することが可能です。
    表示モードの選択(後で変更可能)

    表示モードの選択(後で変更可能)

  3. Select Destination Location(インストール先の選択)」画面が表示されます。
    変更がない場合はそのまま「Next」ボタンをクリックします。
  4. Select Additional Tasks(追加タスクの選択)」画面が表示されます。
    • Create a desktop icon
      デスクトップアイコンを作成する
    • Create a Quick Launch icon
      クイック起動アイコンを作成する
      ※ Windows 7 以降、クイック起動は初期状態では表示されていません。
    • Automatically run after system startup
      システム起動後に自動的に実行する
    • Automatically check for updates
      アップデートを自動的にチェックする
    不要なものがあればチェックを外して「Next」ボタンをクリックします。
  5. インストールを行います。
  6. インストールが終わると「System Explorer Security Check(System Explorer セキュリティチェック)」画面が表示されます。
    「Close」ボタンをクリックします。
    ※ 「Start Security Check」ボタンをクリックすると、オンラインのセキュリティデータベースを利用して、現在実行中のプロセスのセキュリティスキャンを行う…という仕様なのですが、「Error - Unknown error occured.(不明なエラーが発生しました)」が表示されて利用できません。
    セキュリティチェック

    セキュリティチェック

使い方

日本語化手順

  1. 本ソフトを起動するとメイン画面が表示されます。
    画面右上の Menu をクリックし、表示されたメニューから「Options」をクリックします。
    日本語化手順 - Options 画面を表示

    日本語化手順 - Options 画面を表示

  2. Options」画面が表示されます。
    Set program language to 項目の「English」プルダウンをクリックし、「日本語」を選択した後、「Save」ボタンをクリックします。
    言語から日本語を選択

    言語から日本語を選択

  3. System Explorer will be restarted.(System Explorer は再起動します)」ウインドウが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
  4. 本ソフトが再起動し、日本語表記に変わります。
    言語から日本語を選択

    言語から日本語を選択


基本的な機能

「プロセス」タブ
起動しているプロセス、サービスについて、次の項目を一覧表示します。
  • イメージ名
  • セキュリティ
  • CPU
  • CPU Avg
  • PID(プロセス ID)
  • メモリ使用量(K)
  • VMサイズ
  • 発見日時
  • パラメーター
日本語化された「プロセス」タブ

日本語化された「プロセス」タブ



画面左上の icon をクリックして次の項目の表示/非表示が可能です。
  • すべてのユーザーのプロセス
  • Microsoft システム エントリ
  • サービス
  • ツリー形式での表示/非表示

また、右クリックメニューからプロセスの終了、ファイルのあるフォルダーを開くなどの操作が可能です。
  • プロセスの詳細
  • プロセスの優先度
  • プロセスのアフィニティ
  • プロセスの終了
  • プロセスツリーの終了
  • プロセスの再起動
  • プロセスのサスペンド
  • スタートアップの種類
  • ファイルの詳細(ファイルのプロパティ)
  • ファイルのディレクトリを開く
  • ファイル情報の検索
  • ファイルのチェック
  • Google 検索
    (※ Internet Explorer で結果を表示します。)

「パフォーマンス」タブ
次の内容を表示します。
  • プロセッサー使用率
  • RAM / スワップ使用率
  • ページフォルト
  • I/O 読み取り
  • I/O 書き込み
  • I/O その他
「パフォーマンス」タブ

「パフォーマンス」タブ



「接続」タブ
通信を行っているプロセスについて、次の項目を表示します。
  • イメージ名
  • PID(プロセス ID)
  • 種類
  • 接続元
  • 接続元ポート
  • 接続先
  • 接続先ポート
  • 状態
「接続」タブ

「接続」タブ



「履歴」タブ
履歴を表示します。
  • 時間
  • ファイル名
  • PID(プロセス ID)
  • CPU Avg
  • Action
  • 詳細
  • Parent ID
  • コマンドライン

その他のタブ
タブ右端の 追加 をクリックして次のタブを追加表示できます。
※ タブをクリックしても同じメニューが表示されます。
  • タスク
  • モジュール
  • ウィンドウ
  • 開かれているファイル
  • 自動実行
  • サービス
  • ドライバー
  • ネットワーク
  • WMI Browser
  • スナップショット
  • アンインストーラー
  • ユーザー
  • セキュリティ情報
  • 追加情報
追加表示できるメニュー

追加表示できるメニュー



タスクトレイアイコン
タスクトレイの icon アイコンにマウスカーソルを乗せると、システム情報を表示します。
タスクトレイアイコンにマウスを乗せるとシステム情報を表示

タスクトレイアイコンにマウスを乗せるとシステム情報を表示


  • CPU 周波数
  • CPU 使用率
  • メモリ使用量
  • スワップ使用量
  • バッテリ
  • バッテリ推定時間
  • 充電率
  • システムの稼働時間
  • システム アイドル
※ 画面右上の「設定」をクリックして、テーマ(明/暗)、透明度、表示モード(自動非表示/最前面表示)なども選択可能です。
システム情報の設定

システム情報の設定



表示モードを切り替える
メイン画面右上の Menu をクリックし、「表示」⇒「Explorer Mode」とクリックすると、Explorer Mode(エクスプローラー モード)で表示します。
Explorer Mode(エクスプローラー モード)

Explorer Mode(エクスプローラー モード)


再び Task Manager Mode(タスクマネージャー モード)に戻すには、メニューバーから「表示」⇒「Task Manager Mode」とクリックします。

ユーザーレビュー

  • 5

    【追記あり】「System Explorer」の存在を知りませんでした

    owl
    owl
    483
    Windows 10

    「System Explorer」の存在を知りませんでした。
    ものは試しで使用してみましたが、その「オールマイティー」さに目を見張りました。
    Autorun 管理、アンインストーラー機能も備わり、「GlassWire」に匹敵する機能までもが網羅されており、とても重宝します。
    万能ながらも、Resources 量は低く、挙動も軽快です。
    https://i.imgur.com/iDD4Hjf.png
    多彩なダッシュボード機能が備わり、使い勝手も申し分がありません。しかも「無料」です。
    最終更新日が 2015/08/19 ですが、Win 10 x64 1903 で正常に機能します(さすがに、いくつかの機能がサポートされていませんが、困るほどではありません)。
    主な機能:
    ● タスク、プロセス、モジュール、スタートアップ、アンインストーラー、ウィンドウ、サービス、ドライバー、接続、開かれているファイルに関する詳細な情報を表示。
    ● ファイルデータベースや VirusTotal を通じた不審なファイルのチェック機能。
    ● プロセスの挙動やシステムの変化の監視機能。
    ● システムリソース使用量のグラフ。
    ● システムとバッテリの状態を表示するトレイアイコン。
    ● WMI ブラウザーとシステムの追加情報
    ● 多言語対応
    当アプリによって、Windows「Task Manager」は必要性がなくなり、Glasswire(モニタリング&コントロールソリューション)なども無用になりました。

    当方の嗜好で「自動的な更新チェック:無効、デバッグログの記録:無効、ファイルへ履歴:保存しない、Status Bar:有効、Explorer Mode、バッテリ関連:オフ、自動非表示」などを選択して、タスクトレイに常駐化しています。


    Win 10 x64 1903 の環境では、当アプリで「タスクの終了」は機能しません。
    他にも表示がされるものの機能不全があるようです。Windows「Task Manager」は必要でした(当アプリから呼び出すことは可能です)。どうやら「モニタリングツール」と割り切った方が良さそうです。


    タスクマネージャや他のモニタリングツール(NetLimiter 4 64 bit、thilmera7_64、など)と比較し能力不足なうえ、タスクトレイ常駐で RAM 5.0 MBほどのリソースを浪費するので、使用を断念し、アンインストールしました。

    13人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?
  • 5

    私は日頃より『Process Explorer』を利用しています

    まずまず
    まずまず
    493
    Windows 10

    私は日頃より『Process Explorer』を利用しています。
    特に、某所の旧型のパソコンの修理を依頼される機会が多い為、この様なプロセス管理アプリや、システム情報表示アプリを利用しています。
    『Process Explorer』もグラフィカルで使いやすいのですが、なかには英語表示のみという事で避けている人も多いかと思います。
    こちらの『System Explorer』は日本語表示もできますので、また、パフォーマンスの項目も適度なグラフィカルな表示をしていますので、個人的には『System Explorer』の方が好みです。

    あと、タスクバー内に表示されているアイコン上にマウスポインタをのせると、簡易のシステム情報が表示されますので、画面を閉じた後の推移を観察するのに便利です。
    『Process Explorer』でもCPU使用率が観察できるのですが、メモリ関係の情報が少ないので、この点でも『System Explorer』が役に立つと思います。

    6人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?