サンプルプロジェクトで使い方を見る
サンプルプロジェクトの読み込み
本ソフトのインストール先フォルダーにサンプルのプロジェクトファイルがあるので、読み込んでみましょう。
- 本ソフトを起動すると、メイン画面が表示されます。
メニューバーから「プロジェクト」⇒「開く」とクリックします。
- 「開く」ダイアログボックスで、インストール先フォルダー(デフォルトは「C:\Program Files\GanttProject-3.3」または「C:\Program Files(x86)\GanttProject-3.3」)の「HouseBuildingSample.gan」を選択して「開く」ボタンをクリックすると、住宅建設を題材にしたプロジェクトのサンプルが表示されます。
※ 本ソフトを起動せず、インストールフォルダーにある HouseBuildingSample.gan から開くこともできます。

サンプルプロジェクト
- 左側ペインで、「名前」「開始日」「終了日」の列幅を調整します。
- 初期状態では隠れているタスクを表示するために、「ズームアウト」を 2 回または 3 回クリックします。
※ ガントチャートが表示されているペインをドラッグして、表示範囲を調整できます。
タスク階層の見方
サンプルの左側ペインでは、タスクが階層的に表示されています。
例えば「Architectural design」の下位タスクとして、次の3つのタスクが表示されています。
- Create draft of architecture
- Prepare construction documents
- Agreement on architectural plan
このようにタスクに階層を付けると、画面右側のガントチャートでは上位のタスクが

で表示され、下位のタスクは青いバーで表示されます。
タスクの階層関係を変更するには、左側ペインでタスクを右クリックし、「インデントを上げる」または「インデントを下げる」を選択します。
※ バーの色はタスクのプロパティで変更できます。
マイルストーンの設定
サンプルのガントチャートで上から4番目にある「Agreement on architectural plan」は「◆」で表示されていますが、これはマイルストーンを示しています。
左側ペインで上から4番目にある「Agreement on architectural plan」を右クリックし、「タスクのプロパティ」を選択してみましょう。
「Agreement on architectural plan のプロパティ」ダイアログボックスの
「マイルストーン」にチェックが入っていることを確認できます。
このように、タスクのプロパティで「マイルストーン」にチェックを入れると、ガントチャート上でマイルストーンとして表示されます。
タスクの追加
- 左側ペインの空いている場所またはタスクを挿入したい場所で右クリックし、「新規タスク」を選択します。
タスクが追加されて名前を入力できる状態になります。
- タスクの名前を入力し、Enter キーを押します。
※ 日本語の名前を入力できます。
- 追加したタスクの階層を下位にするには、右クリックして「インデントを下げる」を選択します。
- タスクの日程を設定するには左側ペインで右クリックし、「タスクのプロパティ」を選択します。
「Properties for (設定したタスクの名前)ダイアログボックス」の「開始日」と「期間」を設定します。
※ マイルストーンにする場合は、「開始日」だけ設定して「マイルストーン」にチェックを入れます。
- 「OK」ボタンをクリックすると、設定した期間に応じてバーの長さが変わります。
※ ガントチャートのペインで、バーの右端/左端をドラッグすると、自動的に日程も変更されます。
タスクの依存関係の設定
サンプルのガントチャートを見ると、各タスクが矢印付きの線でつながっているのがわかります。
この線は「先行するタスクが終了するまで後続のタスクを開始できない」という依存関係を表現しています。
例えば、上から 2 番目の「Create draft of architecture」から 3 番目の「Prepare construction documents」に矢印が出ていますが、この依存関係がどのように設定されているのかを見てみましょう。
- 左側ペインで「Prepare construction documents」を右クリックし、「タスクのプロパティ」を選択します。
- ダイアログボックスの「先行タスク」タブを選択します。
「タスク名」に「Create draft of architecture」が表示されています。
このように「先行タスク」を選択することで依存関係が設定されています。
※「タスク名」のセルをクリックすると、ドロップダウンメニューから先行タスクを選択できます。「ID」の値は自動的に設定されます。
※ 依存関係の種類は、「終了-開始」(先行タスクが終了すれば後続タスクを開始できる)以外に「終了-終了」「開始-終了」「開始-開始」があります。これらは「タイプ」の列で選択できます。
※ 複数の先行タスクを設定することもできます。

タスクの依存関係の設定(サンプルプロジェクト)
タスクのリソース設定
タスクのプロパティ ダイアログボックスにある「リソース」タブで、リソース名(担当者名)、割当て、責任者、役割を設定できます。
※ リソース名は、あらかじめメイン画面のメニューバーから「リソース」⇒「新規のリソース」とクリックして登録したものから選択します。
リソースの負荷表示
各タスクに設定された各リソース(担当者)の作業時間から、リソースの負荷をチャートで表示できます。
サンプルの左ペインで「リソースチャート」を選択します。
リソースごとに負荷の状況が色分けで表示されます。
色分けの設定は、チャートのペインを右クリックし、「チャートオプション」を選択して表示されるダイアログボックスで行います。

リソースの負荷状況の表示(サンプルプロジェクト)
休日の設定
タスクの開始日と期間を入力し、終了日を自動で計算するとき、休日を除外するように設定できます。
- メイン画面のメニューバーから「プロジェクト」⇒「プロジェクトのプロパティ」とクリックします。
- 「設定」ダイアログボックスの左側ペインで、「カレンダー」を選択します。
サンプルプロジェクトでは、「週末を選択」の「土」「日」にチェックが入っています。
※ 「公休日カレンダーを選択」のドロップダウンメニューでは「Japan」を選択できますが、現在の日本の祝日が正確に反映されているかは不明です。

休日の設定
クリティカルパスの表示
タスク間の依存関係を設定したガントチャートで、プロジェクトのクリティカルパスを表示できます。
※ クリティカルパスとは、依存関係でつながれたタスクのネットワークの中で、所要時間が最長になる経路です。クリティカルパス上にあるタスクが遅延すると、プロジェクトのスケジュール全体が遅延します。また、スケジュールを短縮しようとするとき、クリティカルパス上にないタスクを短縮しても効果がありません。
- ガントチャートペインの上部(メイン画面右上)にある「クリティカル パスを表示」をクリックします。
クリティカルパス上のタスクに斜線が表示されます。
上位タスク(
)の場合は、赤で表示されます。
- ガントチャートペインの上部(メイン画面右上)にある「クリティカル パスを非表示」をクリックすると、クリティカルパスの表示が消えます。

クリティカルパスの表示(サンプルプロジェクト)
PERT 図の作成
タスク間の依存関係を設定したガントチャートから、PERT(Program Evaluation and Review Technique)図を作成できます。
- メイン画面のメニューバーから「表示」⇒「PERT 図」とクリックします。
PERT 図が表示されます。
クリティカルパス上にあるタスクは、ボックスの背景が黄色で表示されます。
- タスクのボックスをドラッグして、PERT 図を見やすく調整できます。

PERT図の表示(サンプルプロジェクト)
プロジェクトの保存
メイン画面のメニューバーから
「プロジェクト」⇒「名前を付けて保存」とクリックし、変更したプロジェクトを保存します。
「HouseBuildingSample.gan」と同じ場所はファイルの追加に管理者権限が必要なので、サンプルプロジェクトを保存する場合は「ドキュメント」フォルダーやデスクトップなどを指定して保存します。
新規ガントチャートの作成
自分用にガントチャートを作成してみましょう。
新規プロジェクトの追加
- メイン画面のメニューバーから「プロジェクト」⇒「新規プロジェクト」とクリックします。
- 「新しいプロジェクトの作成」ダイアログボックスの「名前」にプロジェクト名を入力します。
その他の項目は任意です。
「次へ」ボタンをクリックします。
新規プロジェクト
- 「プロジェクトの範囲を設定」画面が表示されます。
「役割を選択」で、適した選択肢があればチェックを入れ、「次へ」ボタンをクリックします。
- 「週末と休日の設定」画面が表示されます。
プロジェクトの条件に合った週末にチェックを入れます、
- 「OK」ボタンをクリックすると、新規プロジェクトを開始します。

タスクのプロパティ
タスクの追加
- 左側ペインを右クリックし、「新規タスク」を選択します。
- 追加されたタスクを右クリックし、「タスクのプロパティ」を選択します。
タスクのプロパティダイアログボックスで「名前」「開始日」「期間」などを入力します。
- 必要なタスクの数だけ、1~2を繰り返します。
- タスクの階層を表現する必要があれば、下位にするタスクを右クリックして「インデントを下げる」を選択します。

新規プロジェクトにタスクを追加
タスクの依存関係の設定
- 作成したタスクのうち、他のタスクが終了するまで開始できないタスクを右クリックし、「タスクのプロパティ」を選択します。
- ダイアログボックスの「先行タスク」タブを選択します。
- 「タスク名」のセルをクリックし、ドロップダウンメニューから先行タスクを選択します。
※ 「ID」の値は自動的に設定されます。
※ 複数の先行タスクを設定することもできます。

タスクのプロパティ - 「先行タスク」タブ
- 「OK」ボタンをクリックします。
- 必要なだけ、1~4を繰り返します。

タスクの依存関係の設定(新規プロジェクト)
クリティカルパスの表示
ガントチャートペインの上部(メイン画面右上)にある「クリティカル パスを表示」をクリックします。
クリティカルパス上のタスクに斜線が表示されます。
※ タスクの依存関係の設定によっては、斜線が表示されたタスクが最長経路になっていないことがあるようです。

クリティカルパスの表示(新規プロジェクト)
PERT 図の作成
- メイン画面のメニューバーから「表示」⇒「PERT 図」とクリックします。
PERT図が表示されます。
クリティカルパス上にあるタスクは、ボックスの背景が黄色で表示されます。
- タスクのボックスをドラッグして、PERT図を見やすく調整できます。

PERT図の表示(新規プロジェクト)
更新履歴
開発版
Version 3.4 Beta III
(2026/02/17)
Version 3.4 Beta II
(2026/02/14)
Version 3.4 Beta I
(2026/02/09)
安定版
Version 3.3.3300
(2024/01/15)