ウェブサイトを解析し、ページタイトル、H1 タグ、被リンク、発リンクなどを調査するツール
Screaming Frog SEO Spider
- 海外
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- 対応OS:
- Windows 10, macOS 10.14 以降, Linux (Ubuntu, Fedora)
- バージョン:
- 18.3(2023/03/08)
- 価格:
- 無料
ウェブサイトを解析し、ページタイトル、ページタイトルの長さ、ステータスコード、Meta Robots タグ、Meta Description タグ、Meta Description の長さ、H1/H2 タグ、Canonical タグ、ページサイズ、被リンク数、ユニーク被リンク数、発リンク数、ユニーク発リンク数などを一覧表示できるソフトです。
SSL 化できていないページ、リンク切れページ(ステータスコードが404)、ページタイトルの重複、Canonical タグの未設置など、ウェブサイトの状態を把握して、より正確に検索エンジンにウェブページの内容を伝えることができるようになります。
また、XML サイトマップの作成、画像サイトマップの作成、マインドマップのようなクロールグラフ/ツリーグラフの表示などの機能も利用できます。
※ 無料版では 500URL(500ページ)以上の調査はできません(500URLを超える場合は、「The freeversion of the Screaming Frog SEO Spider is limited to crawling 500 URLs. …」ウインドウが表示されます)。
Screaming Frog SEO Spider の使い方動画(英語)
Screaming Frog SEO Spider の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトへアクセスし、「SEO Spider Tool」項目下の「Download」ボタンをクリックします。
- 「Download now」ボタンをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードしたセットアップファイル(ScreamingFrogSEOSpider-18.3.exe)からインストールします
使い方
初回起動時
本ソフトを初めて起動すると、End User License Agreement(EULA)画面が表示されます。「Accept」ボタンをクリックします。

EULA(エンドユーザーライセンス契約)
基本的な使い方
本ソフトを起動すると、メイン画面が表示されます。画面上部の「Enter URL to spider」のテキストボックスにURLを入力し、「Start」ボタンをクリックします。
※ 無料版では 500 URL(500ページ)を超える場合、「The free version of the Screaming Frog SEO Spider is limited to crawling 500 URLs. Purcahse a licence to remove the crawl limit.(Screaming Frog SEO Spider の無料版は、500個のURLのクロールに制限されています。 クロール制限を解除するライセンスを購入してください。)」ウインドウが表示され、500 URL のみが対象となります。
解析が終わると、解析結果が表示されます。各タブから確認できる内容について
メイン画面左上のタブから次の内容を確認できます。※ 画面を横にスクロールすると各項目を確認でき、各項目をクリックすると画面下部に内容が表示されます。
「Internal」タブ
指定したドメイン内のウェブページ一覧を表示します。メイン画面左上の「Filter」横の「All」プルダウンをクリックするか、メイン画面右の「Overview」から次の絞り込み表示が可能です。
- All
- HTML
- JavaScript
- CSS
- Images
- Flash
- Other
- Unknown
表示される主な内容は次の通り。
- Address(ウェブページアドレス)
- Status Code(ステータスコード)※ 例)200: 正常、404: リンク切れ
- Title(ページタイトル)
- Title Length(ページタイトルの長さ)
- Meta Keywords(メタキーワード)
- Meta Keywords Length(メタキーワードの長さ)
- Meta Description(メタディスクリプション)
- Meta Description Length(メタディスクリプションの長さ)
- H1
- H1 Length
- H2
- H2 Length
- Meta Robots(メタロボットの設定内容)
- Canonical Link Element(カノニカル設定してるURL)
- Size(ファイルサイズ)
- Crawl Depth(クロールの深さ)
- Inlinks(被リンク数)
- Unique Inlinks(ユニーク被リンク数)
- External Outlinks(発リンク数)
- Unique External Outlinks(ユニーク発リンク数)
- Response Time(サーバーのレスポンス時間)
- Last Modified(最終更新日時)
- Crawl Timestamp(クロール日時)
「External」タブ
発リンク先一覧を表示します。メイン画面左上の「Filter」横の「All」プルダウンをクリックするか、メイン画面右の「Overview」から次の絞り込み表示が可能です。
- All
- HTML
- JavaScript
- CSS
- Images
- Flash
- Other
- Unknown
「Security」タブ
プロトコル(HTTP/HTTPS)について表示します。メイン画面左上の「Filter」横の「All」プルダウンをクリックするか、メイン画面右の「Overview」から次の絞り込み表示が可能です。
- All
- HTTP URLs
- HTTPS URLs
- Mixed Content(混合コンテンツ)
- Form URL Insecure
- Form on HTTP URL
- Unsafe Cross-Origin Links
- Protocol-Relative Resource Links
- Missing HSTS Header
- Missing Content-Security-Policy Header
- Missing X-Frame-Options Header
- Missing Secure Referrer-Policy Header
- Bad Content Type
「Response Codes」タブ
レスポンスコードについて表示します。メイン画面左上の「Filter」横の「All」プルダウンをクリックするか、メイン画面右の「Overview」から次の絞り込み表示が可能です。
- All
- Blocked by Robots.txt
- Blocked Resource
- No Response
- Success (2xx)
- Redirection (3xx)
- Redirection (JavaScript)
- Redirection (Meta Refresh)
- Client Error (4xx)
- Server Error (5xx)
「URL」タブ
レスポンスコードについて表示します。メイン画面左上の「Filter」横の「All」プルダウンをクリックするか、メイン画面右の「Overview」から次の絞り込み表示が可能です。
- All
- Non ASCII Characters
- Underscores
- Uppercase
- Duplicate
- Parameters
- Over 115 Characters
「Page Titles」タブ
ページタイトル一覧を表示します。メイン画面左上の「Filter」横の「All」プルダウンをクリックするか、メイン画面右の「Overview」から次の絞り込み表示が可能です。
- All
- Missing(ページタイトルなし)
- Duplicate(ページタイトル重複)
- Over 60 Characters(60文字以上)
- Below 30 Characters(30文字未満)
- Over 545 Pixels
- Below 200 Pixels
- Same as H1(H1と同じ)
- Multiple(複数設置)
「Meta Description」タブ
Meta Description、長さについて一覧を表示します。メイン画面左上の「Filter」横の「All」プルダウンをクリックするか、メイン画面右の「Overview」から次の絞り込み表示が可能です。
- All
- Missing(Meta Description なし)
- Duplicate(Meta Description 重複)
- Over 155 Characters(155文字以上)
- Below 70 Characters(70文字未満)
- Over 1010 Pixels
- Below 400 Pixels
- Multiple(複数設置)
「Meta Keywords」タブ
Meta Keywords、長さについて一覧を表示します。メイン画面左上の「Filter」横の「All」プルダウンをクリックするか、メイン画面右の「Overview」から次の絞り込み表示が可能です。
- All
- Duplicate(Meta Keywords 重複)
- Multiple(複数設置)
「H1」タブ
H1タグ、長さについて一覧を表示します。メイン画面左上の「Filter」横の「All」プルダウンをクリックするか、メイン画面右の「Overview」から次の絞り込み表示が可能です。
- All
- Missing(H1タグ なし)
- Duplicate(H1タグ 重複)
- Over 70 Characters(70文字以上)
- Multiple(複数設置)
「H2」タブ
H2タグ、長さについて一覧を表示します。メイン画面左上の「Filter」横の「All」プルダウンをクリックするか、メイン画面右の「Overview」から次の絞り込み表示が可能です。
- All
- Missing(H2タグ なし)
- Duplicate(H2タグ 重複)
- Over 70 Characters(70文字以上)
- Multiple(複数設置)
「Images」タブ
画像ファイルについて一覧を表示します。メイン画面左上の「Filter」横の「All」プルダウンをクリックするか、メイン画面右の「Overview」から次の絞り込み表示が可能です。
- All
- Over 100 KB(100KB以上)
- Missing Alt Text(Alt タグなし)
- Missing Alt Attribute(Alt 属性なし)
- Alt Text Over 100 Characters(Alt タグ100文字以上)
「Canonicals」タブ
Canonical(カノニカル)タグについて一覧を表示します。メイン画面左上の「Filter」横の「All」プルダウンをクリックするか、メイン画面右の「Overview」から次の絞り込み表示が可能です。
- All
- Contains Canonical(カノニカルあり)
- Self Referencing(自己参照)
- Canonicalised(正規化)
- Missing(カノニカルなし)
- Multiple(カノニカル複数)
- Non-Indexable Canonical(インデックス不可のカノニカル)
その他のタブ
- 「Pagination」タブ
Pagenation タグについて。
rel="next"、rel="prev" があれば内容を表示します。
例) <link rel="next" href="https://example.com/2/">
※ Google は2019年3月ごろに数年前から本タグを見ていなかったことを発表しているため、Google 以外向けのタグとなります。 - 「Directives」タブ
meta rotots タグについて。
index, noindex, follow, nofollow, noarchive など。
例) <meta name="robots" content="noindex, follow"> - 「Hreflang」タブ
言語を指定する hreflang タグについて。
例) <link rel="alternate" hreflang="ja"> - 「Links」タブ
nofollow のない外部リンク、アンカーテキストのない外部リンクなど。 - 「AMP」タブ
AMP について。
以下のタブは無料版では一部または全部の機能を利用できません。
- 「JavaScript」タブ
- 「Structured Data」タブ
- 「Sitemaps」タブ
- 「PageSpeed」タブ
- 「Custom Search」タブ
- 「Custom Extraction」タブ
- 「Analytics」タブ
- 「Search Console」タブ
- 「Link Metrics」タブ
表示の変更やエクスポート
表示を変更する
メイン画面上部の
エクスポートする
メイン画面上部の
また、メイン画面中央の

サイトマップを作成する
XMLサイトマップを作成する
メニューバーから「Sitemaps」⇒「XML Sitemap」とクリックして、XMLサイトマップを作成できます。
メニューバーから「Sitemaps」⇒「XML Sitemap」とクリック
画像サイトマップを作成する
メニューバーから「Sitemaps」⇒「Images Sitemap」とクリックして、画像サイトマップを作成できます。
メニューバーから「Sitemaps」⇒「Images Sitemap」とクリック
ビジュアル表示
メニューバーの「Visualisations」から、次の表示が可能です。- Crawl Tree Graph
クロール順のツリーグラフ。
※ 緑色の丸:インデックス可能な URL、赤色の丸:インデックス不可の URL - Directory Tree Graph
ディレクトリ構成のツリーグラフ。 - Force-Directed Crawl Diagram
強制的なクロールダイアグラム。
クロールの階層構造をダイアグラム表示します。
※ 円の部分にマウスカーソルを乗せるとページ内容を表示します。 - Force-Directed Directory Tree Diagram
強制的なディレクトリツリーダイアグラム。 - Inlink Anchor Text Word Cloud
被リンクのアンカーテキストのワードクラウド。
※ v17.1 では、日本語を正しく理解できていないようです。 - Body Text Word Cloud
ウェブページのテキストのワードクラウド。
※ 解析結果を保存しないと利用できないのですが、無料版では解析結果を保存できないため、本機能は無料版では利用できません。
更新履歴
※ 機械翻訳で日本語にしています。
Version 18.3 (2023/03/08)
- SEO Spider のバージョン 18.3 への小さなアップデートをリリースしました。このリリースは、主にバグフィックスと小さな改善です。
・Google Sheets への書き込み時に、様々なタイムアウトのタイプで自動再試行する。
・クロール解析」の「リンク解析」フェーズのパフォーマンスを向上させました。
・「Security > Bad Content Type」検証のために JavaScript の MIME タイプを更新した。
・Googleが動作を変更したため、GA4 をディメンションとして「ランディングページ」ではなく「LandingPagePlusQueryString」を使用するように切り替えました。
・無効なキーで AHREF に接続するとクラッシュする問題を修正しました。
・グラフを読み込むとクラッシュする問題を修正
・XML サイトマップのエクスポートをキャンセルするとクラッシュする問題を修正しました。
・GA4 API の使用状況の表示に関する問題を修正しました。
・URL を削除するとクラッシュする問題を修正
・スケジュールされたタスクの編集で発生したクラッシュを修正
・OPTIONS リクエストによりレンダリングに失敗する問題を修正しました。
Version 18.2 (2023/02/13)
- SEO Spider のバージョン 18.2 への小さなアップデートをリリースしました。このリリースは、主にバグフィックスと小さな改善です。
・GA4 UI にクォータを追加しました。
・Apple Silicon mac のスペルチェックを、以前は無効になっていた一部の言語について有効にする。
・スケジュールされたクロールを永遠に実行し、バッテリで実行できるようにした。
・構造化データを、最近の標準的な小さな変更に合わせて更新する。
・GA4 で 10k 件以上の検索結果を取得できない問題を修正しました。
・Google Sheets にエクスポートする際に、上書きをするとシートが削除/置換される問題を修正しました。
・HTML の検証に関する様々な問題を修正しました。
・Windows で一部のお客様に影響するフォントの問題を修正しました。
・Google サービスに接続する際に発生する問題を修正しました。
・PDF リンクの抽出で、絶対 URL のみを使用する問題を修正しました。
・JavaScript レンダリングで一部のページの読み込みを妨げる URL エンコーディングの問題を修正しました。
・Excelの空白セルが ISBLANK 関数で黒とみなされない問題を修正しました。
・「Spider > Configuration > Advanced」の壊れたアイコンを修正しました。
・すべての言語において、翻訳が欠けていたのを修正しました。
・読みやすさのカラムをソートする際の問題を修正しました。
・問題レポートのエクスポートに関する問題を修正しました。
・pseduo-elements によるパースの問題を修正しました。
・macOS の GA4 への接続時に発生する開発者ツールダイアログのクラッシュやポップアップを修正しました。
・スケジューラーの UI をソートする際のクラッシュを修正しました。
Version 18.1 (2022/12/14)
- SEO Spider のバージョン 18.1 への小さなアップデートをリリースしました。このリリースは、主にバグフィックスと小さな改善です。
・教育 QA &監査 Google の機能を追加しました。
・video/mp4 mimetype のサポートを追加しました。
・SERP のエクスポートがユーザー言語でインポートおよびエクスポートできるようになりました。
・無効なphpタグを持つ URL のインデックスが範囲外であることを表示するようになりました。
・Fedora の JavaScript レンダリングでキーリングダイアログが表示される不具合を修正しました。
・エクスポートされた PDF が開かないことがある問題を修正しました
・見出しに表示される ::before を修正しました。
・スペースや改行がある PDF のリンクや、設定の自動保存など、さまざまなクラッシュを修正しました。
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