オープンソースでクロスプラットフォームの写真ワークフローソフト

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darktable

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対応OS:
Windows 10(64bit), Mac, Linux
バージョン:
3.8.1(2022/02/11)

ライトテーブルとダークルーム(暗室)を利用して、写真の管理・編集を行えるオープンソースの写真ワークフローソフトです。
ライトテーブルではサムネイル表示された画像ごとに5段階の評価、カラーラベル、タグ付け、Exif 情報の表示やメタデータの編集などを利用して画像を管理し、ダークルームでは画像を大きく表示して色補正、トーンカーブ、露光、ホワイトバランス、レンズ補正、トリミングと回転など、様々なモジュールを利用して画像の調整や編集を行うことができます。

提供元:
※ スクリーンショットは日本語表記ですが、本ソフトは日本語非対応です。

darktable の使い方

ダウンロード

  1. 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Windows」項目下の「darktable-3.8.1-win64.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。
    ※ Mac 版、Linux 版はそれぞれのリンクをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードしたセットアップファイル(darktable-3.8.1-win64.exe)からインストールします。

使い方

基本的な使い方

本ソフトを起動すると、メイン画面が表示されます。
画面左の「インポート」をクリックし、画像ファイルを読み込みます。
  • 画像
    1つまたは複数選択した画像ファイルを開きます。
  • フォルダ
    選択したフォルダー内の画像ファイルを開きます。
  • デバイスをスキャン
    選択したデバイスの画像ファイルを開きます。
darktable - メイン画面

darktable - メイン画面



ライトテーブル
画像ファイルを読み込むとサムネイル形式で一覧表示されます。
ライトテーブル - サムネイル表示

ライトテーブル - サムネイル表示


  • 画面左の「画像情報」をクリックすると、マウスカーソル下の写真の Exif 情報を表示します。
  • Ctrl + マウスホイールのスクロールで、サムネイル表示をズームイン・ズームアウトします。
  • サムネイル画像を選択し、画面右の「選択画像」から、次のような操作ができます。
    • 除外(ソフト上のコレクションから削除)
    • ゴミ箱(実データをごみ箱に移動)
    • 移動
    • コピー
    • HDR作成
    • 複製
    • 回転
    • グループ化/解除
  • サムネイル画像を選択し、画面右の「メタデータ エディタ」からメタデータ(タイトル、説明、作成者、公開者、著作権)を編集できます。
  • サムネイル画像を選択し、画面右の「選択画像をエクスポート」から編集した画像ファイルを保存します。
    ※ デフォルトでは画像ファイルと同じ場所に「darktable_exported」フォルダーを作成し、その中に保存します。

画像ファイルをダブルクリックするか、クリックして選択した後、画面上部の「ダークルーム」をクリックするとダークルーム表示になります。

ダークルーム
画面右上のヒストグラムや画面右の「モジュール」を利用して編集できます。
ダークテーブル - ヒストグラムの調整

ダークテーブル - ヒストグラムの調整


デフォルトでは次のようなモジュールが表示されています。
  • ベースカーブ
    ベースカーブの調整

    ベースカーブの調整

  • トーン イコライザ
  • 露光
    露光の調整

    露光の調整

  • トリミングと回転
    トリミングと回転の調整

    トリミングと回転の調整

  • 画像の向き
  • デモザイク
  • ハイライト復元
  • ホワイトバランス
    ホワイトバランスの調整

    ホワイトバランスの調整


表示されていないモジュールを利用する
画面右下の「他のモジュール」をクリックして、表示されたモジュールをクリックすると画面右に項目が表示されるので、そこから利用することができます。
例えば次のようなモジュールが用意されています。
  • RAW ノイズ低減
  • RGB カーブ
  • カラー バランス
  • グラデーション フィルタ
    グラデーション フィルタの調整

    グラデーション フィルタの調整

  • コントラスト イコライザ
  • シャープ化
  • チャンネルミキサー
  • トーンカーブ
  • ブルーム
  • モノクローム
  • レベル
  • レンズ補正
  • 透かし
    透かしの調整

    透かしの調整

  • 粒子
※ ☆マークのついているものが画面右に表示されて利用できる状態となります。もう一度クリックして☆マークが外れると画面右から非表示になります。

その他
画面上下左右にある ▼ ▲ アイコンをクリックしてメニューの表示/非表示を切り替えられます。
メニュー等をすべて非表示に

メニュー等をすべて非表示に



参考リンク

更新履歴

Version 3.8.1
(2022/02/11)
  • 大きなもの
    ・ドキュメントには、スペイン語とオランダ語の2つの新しい言語が利用できるようになりました。
  • その他の新機能と変更
    ・より優れた並列処理を使用して、レタッチの修復ツールを高速化します。
    ・新しい変数 $(DARKTABLE_VERSION) を追加します。
  • バグの修正
    ・…(省略)

Version 3.8.0
(2021/12/24)
  • 大きなもの
    ・キーボードショートカットシステムは完全に作り直され、拡張されて、MIDIデバイスやゲームコントローラーなどの他のデバイスでdarktableを制御できるようになりました。標準のキーボード/マウスショートカットで、マウスの動き(水​​平、垂直、斜め)、複数のボタン/キーの押下、および短押しまたは長押し/クリックを利用できるようになりました。
    以前に作成したショートカットは新しい機能に転送されず、darktable3.8で再定義する必要があることに注意してください。
    ・新しい拡散またはシャープモジュール。拡散プロセスをシミュレートまたは元に戻して、レンズのぼけ、かすみ、センサーのローパスフィルター、またはノイズから画像を再構築できます。また、水彩画の汚れをシミュレートしたり、局所的なコントラストを高めたり、ブルーミングをシミュレートしたり、表面のぼかしを適用したりするためにも使用できます。特別なルールを定義して、エッジ全体またはエッジに沿って特に拡散し、エッジをシャープにしたりぼやけさせたりしないようにすることができます。
    ・パラメトリックで物理的に正確な方法でモーションとレンズのブラーを合成するための、新しいシーン参照ブラーモジュール。このモジュールを使用すると、モーションパスまたはレンズ絞りを定義して、対応するブラーを生成できます。
    ・遠近法補正モジュールの名前が回転と遠近法に変更され、画像に線または長方形を描画して補正設定を手動で定義できるようになりました(非推奨のトリミングおよび回転モジュールからキーストーン補正機能を複製します)
    ・印刷ビューでの複数の画像のサポートが追加されました。ページは複数の領域で埋めることができ、各領域を移動してページに配置すると、グリッドにスナップして正確に表示できます。
    ・新しいLMMSEデモザイックアルゴリズムが導入されました。このアルゴリズムは、高ISOおよび/またはノイズの多い画像に特に適しています。
    ・クロップモジュールの構成ガイドがグローバルに利用できるようになり、クロップモジュールをアクティブにする必要がなくなりました。
    ・Canon raw CR3形式がサポートされるようになりました(以下のセクションでサポートされているカメラのリストを参照してください)。このサポートはLibRawによって提供され、BMFFサポートがアクティブ化された少なくともexiv2バージョン0.27.4が必要です。
    ・カラーキャリブレーションモジュールの一部としてdarktable3.4に導入されたカラーチェッカープロファイリングツールは、露出時にパッチごとに正規化され、手持ちでオンロケーションでカラーチェッカーを撮影する際の不均一な照明や減衰の影響を破棄します。これにより、キャリブレーション後の残留平均dEが確実に減少し、ハイライトの黄色のシフトを防ぎながら、自然な濃い青を回復するのに著しく役立ちます。
  • その他の新機能と変更
    ・ノイズ除去(プロファイル)モジュールは、デフォルトでウェーブレットモードを使用するようになり、Y0U0V0モードでのデフォルト設定が改善されました。
    ・方向モジュールにフリップボタンが追加されました(機能が切り抜きと回転から移動しました)。
    ・バックグラウンドジョブ処理は設定から​​削除されました。
    ・コンパイラによって生成されたコードの方が通常高速であるため、SSE固有のコードの多くが削除されました。
    ・darktable-generate-cacheスクリプトは、ファイル名と画像IDを表示するようになりました。
    ・コレクションモジュールでのファイル名の一致が高速になりました。
    ・マスクの処理が高速です。
    ・処理モジュールの順序は、画像のプロパティに基づいて自動的に適用できるようになりました。
    ・マウントが変更されると、フォルダのステータスが適切に更新されます。
    ・エリアカラーピッカーはRight-Click、既存のCtrl+clickアクションに加えてを使用して選択できます。
    ・…(省略)

Version 3.6.1
(2021/09/15)
  • バグの修正
    ・モジュールを有効/無効にするときに、クイックアクセスパネルでモジュールが展開する問題を修正しました。
    ・カラーキャリブレーションモジュールで発生する可能性のあるクラッシュを修正しました。
    ・カラーキャリブレーションモジュールのCPUパスとGPUパス間の不整合を修正します。
    ・間違った演色につながるカラーキャリブレーションの OpenCL ブラッドフォード非線形コードで発生する可能性のある問題を修正します。
    ・Windows パスの処理とエンコードを修正しました。
    ・空の文字列を書き込もうとしたときに発生する可能性があった exiv2 の問題を修正します。
    ・エクスポートモジュールのスケール別ボタンを修正しました。
    ・描画されたマスクの名前を変更するときのクラッシュを修正しました。
    ・重複モジュールのマイナーUI修正。
    ・カラーピッカーのツールチップの誤ったレンダリングの可能性を修正しました。(Gtk の問題の可能性に対する回避策)。
    ・新しい画像をインポートするときに使用されるファイル名変数を修正しました。
    ・RICOH GR III のノイズプロファイルを修正しました。
    ・いくつかのメモリリークを修正します。
  • 3.6と比較したカメラのサポート
    ・…(省略)

※ 本ソフトは owl 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2020年06月04日)

ユーザーレビュー

  • 3

    以前は、一眼レフで撮影したRAWを現像する際に使用していましたが、…

    UtauHiKitsune75
    UtauHiKitsune75
    投稿数: 63件
    Windows 10

    以前は、一眼レフで撮影したRAWを現像する際に使用していましたが、ある日突然日本語が利用できなくなったので、現在はRawTherapeeを使用しています。

    RAWを、JPEGやTIFF等の汎用的な形式に変換した後の、細かな編集はGIMPを使用して弄くり回すと言った使い方をしています。

    このレビューは参考になりましたか?
  • 5

    前回のレビュー(初回)から、1か月以上が経過しての追加レビューです

    のっぽ
    のっぽ
    投稿数: 79件
    Windows 10

    前回のレビュー(初回)から、1か月以上が経過しての追加レビューです。
    現像作業するには”ダークルーム”をクリックすると対象RAWファイルが大きく開かれます。
    初めての段階では、やたら機能の種類が多く、何からやったら良いのか?全ての設定を覚えるのは、こりゃ大変!が第一印象。

    その後、youtubeのソフトtipを見て、まず知ったのがダークルームの7個のボタンの左から2つ目の☆マークです。
    ここに最下段の”他のモジュール”を開き、その中には個別のモジュールがリストされています。この中から、自分で必要とするものを選択(左側にカーソルを動かすと☆マークで選択完了)し、例えば、10個の機能だけを☆ボタンに保存できます。
    これだけでも、ソフト起動後は☆ボタンの中から自分に気に入った機能を直ぐに利用できます。

    使用頻度により現像作業の順序も次第に慣れてきます。
    各機能を弄繰り回しても、気に入らなかったら元に戻せるから安心です。

    実際、全てのモジュールを使うというより、使い慣れにより絞られてきます。というのはモジュールの効果が裏表?、アプローチが少し違うけど同様の効果が出るという感じです。
    これしかできないというソフト(初心者には分かり易いが)クリエーティブに追及をする方には、懐に深いソフトだと思いました。
    どんどん自分なりの追求が楽しめる、飽きの来ない優れた現像ソフトと思います。オープンソースソフト方式として、モジュールが沢山できた?のですが、今後は是非、初心者にも使い易い簡易自動化設定、プリセット充実も期待します。

    2人が参考になったと回答しています。
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  • 4

    Faststone image viewer(Max View),…

    のっぽ
    のっぽ
    投稿数: 79件
    Windows 10

    Faststone image viewer(Max View), Photo Scapeなど、いずれも無料で使っていたのですが、段々に限界が見え不満足になってしまいました。そこで検索してDarkableを知りました。
    Raw現象として露出、明暗、WB、トリミング程度の使い方なので非常に自分が納得する色合いに近付けることができること、微妙な色を微調整できる点などこれがフリーソフトとは思えない程の良いソフトに巡り会えた思いです。フォトビューアとして規定アプリにしたのですが、ファイルのクリックでは読み込みができません。まずソフトを起動させてから画像ホルダー→ファイル選択という段階を踏むことになります。ソフト自体が多くの機能の読み込みに時間が掛かります。一旦起動すれば動作は不満ありません。

    3人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?

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