freedb や Discogs などから音楽ファイルのタグ情報を取得、一括設定できるソフト
TagScanner
- 海外
- 日本語○
- 寄付歓迎
- 対応OS:
- Windows Vista/7/8/8.1/10, Windows Server 2008
- バージョン:
- 6.1.13(2022/05/07)
タグ情報を設定できていない、誤ったタグ情報が設定されているなどの音楽ファイルに対して、FreeDB / TrackType / Discogs / MusicBrainz からタグ情報(アーティスト名、タイトル、トラック、アルバム名など)を取得して正しい情報に設定することができます。
また、アルバムカバーのダウンロードも可能。
タグ情報をもとにファイル名の一括リネームにも対応しており、音楽ファイル情報をきちんと整理したい方には便利なソフトです。
- 提供元:
- Sergey Serkov
TagScanner の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Tag Scanner 6.1.13」リンクをクリックしてダウンロードします。
※ USBメモリー等で持ち運べるポータブル版をダウンロードする場合は、「Tag Scanner 6.1.13 portable」リンクをクリックしてダウンロードします。 - ダウンロードしたセットアップファイル(tagscan-6.1.13-setup.exe)からインストールできます。
※ インストール時の「Program Language」画面にて、「Japanese」を選択することで日本語で利用できるようになります。
使い方
日本語化手順
インストール時に日本語表記にできなかった場合でも、後から表示言語を変更できます。- 本ソフトを起動し、画面右上の「Program options」をクリックするか、Ctrl + P キーを押します。
- Program option の General settings 画面が表示されます。
「Interface language」の項目で「English」が選択されているので、クリックしてプルダウンメニューの中から「Japanese」を選択すると、日本語表示に切り替わります。
リネーム
画面上部の「リネーム」をクリックして、タグに登録されている情報からファイル名を設定できます。音楽ファイルをドラッグ&ドロップして登録し、画面右の「ファイル名出力形式」に設定された形式にてリネームが可能です。
リネームできるファイル名に、次のフォーマットを利用できます。
- %album% … アルバム名
- %albumartist% … アルバムアーティスト名
- %artist% … アーティスト名
- %title% … タイトル(曲名)
- %track% … トラック
- %year% … 年
- %genre% … ジャンル
- %disc% … ディスク
- %composer% … 作曲者
- %publisher% … 発行元
- %totaldiscs% … 全ディスク数
- %totaltracks% … 全トラック数
- %remixedby% … リミックス
- %bpm% … BPM
- %comment% … コメント
- 例えば「%artist% - %title%」とすると、「アーティスト名 - タイトル」、「%track% %title」とすると、「トラック - タイトル」とリネームできます。
- 「プレビュー」ボタンをクリックすると「古いファイル名(変更前ファイル名)」と「新規ファイル名(変更後ファイル名)」をプレビュー確認できます。
- 「リネーム」ボタンをクリックするとリネームされます。
編集
画面上部の「編集」をクリックして、タグに登録されている情報からファイル名を設定できる「拡張タグエディタ」を利用できます。以下のタグ情報を直接編集できます。
メイン
- トラック
- ディスク
- タイトル
- アーティスト
- アルバム
- アルバムアーティスト
- 年
- ジャンル
- コメント
- 作曲
拡張
- オリジナル
- リミックス
- 指揮者
- BPM
- 分類
- 字幕
- ISRC
- 発行者
- 著作権
- URL
- エンコーダ
アートワーク
歌詞
- 作詞
- 歌詞
オンライン
画面上部の「オンライン」をクリックして、オンラインからタグ情報を取得して設定できます。- 画面右の「サービス」右のプルダウンをクリックして取得先のサービスを選択します。
- FreeDB
- TrackType
- Discogs
- MusicBrainz
※ デフォルトで指定されている Discogs を利用する場合、無料アカウント作成して Code を入力する必要があります。 - 「サービス」下の「検索、アルバム、アーティスト、ID」と書かれたテキストボックスにアーティスト名やアルバムを入力して、Enter キーを押すと、指定したサービスでヒットした情報が表示されます。
※ 日本語ではヒットしない場合があります。例えば、「嵐」の場合、「Arashi」と入力した方がヒットします。 - 表示されたアルバムをダブルクリックすると、曲名一覧が表示されます。
画面左の適用したい楽曲を選択して画面下の「プレビュー」ボタンをクリックすると、変更される予定の場所が紫文字で表示されます。
※ まとめて変更したい場合はツールバーの をクリックするか、Ctrl + A キーを押すとすべての項目が対象となります。
※ 適用する順番を画面右に表示されている情報と合わせる必要があります。ツールバーの をクリックして、あらかじめファイルを移動させておきます。 - 変更を適用して問題ない場合は「保存」ボタンをクリックすると、タグ情報が変更されます。
※ 誤った変更、意図しない変更があった場合、ツールバーの をクリックして変更前の状態に戻すことができます。
生成
画面上部の「生成」をクリックして、タグを一括処理できます。- ファイル名からタグを生成
- 別フィールドの書式を使用してタグを生成
- テキストファイルからタグを取得
エクスポート
画面上部の「エクスポート」をクリックして、音楽ファイルのリストファイルやレポートファイルを作成します。作成できるリストは次の通り。
- csv - excel
Excel 対応のCSVファイルを作成します。 - csv - simple
CSVファイルを作成します。 - html - extended album list
アルバムアート、アルバム、トラック、ファイル名、時間、ビットレート、ファイルサイズ、年、ジャンルを含めたHTMLファイルを作成します。 - html - simple
アーティスト、タイトル、トラック、アルバム、年、ジャンル、時間、ビットレート、コーデックのテーブルを作成します。 - m3u - playlists in folders
プレイリストを作成します。 - txt - folders info
テキストファイルにエクスポートします。 - xml - albums list
すべての情報をXMLファイルにエクスポートします。
「エクスポート」ボタンをクリックすると、画面左のファイルと同じ場所にファイルが作成されます。
更新履歴
※ Google 翻訳で日本語にしています。
Version 6.1.13 (2022/05/07)
- 新規:高度なエディター用に選択したファイルから可能なフィールド値のリスト
- 改善:非常に長いファイル名のサポート
- 改善:破線の MP4 ファイルのサポート
- 改善:マウスホイールを使用したタグエディタでの複数行フィールドのスクロール
- 一部のダイアログを更新し、不要な自動補完を削除しました
- FLAC サポートを更新
- 翻訳:イタリア語、チェコ語
Version 6.1.12 (2021/12/13)
- 改善:%_filedate_iso% および %_filedate_create_iso% プレースホルダーを追加して、システムの地域設定に関係なくファイルリストを正しく並べ替えることができるようにしました
- 改善:[生成] タブのプレビューモードで、スキームに従って列が並べ替えられるようになりました
- 改善:Web オプションでインポートされたすべてのフィールドをすばやく選択/選択解除する機能
- 修正済み:ファイルからタグを生成する際のUTF-8エンコードファイルの読み取り
- 更新された MP4 サポート
- 複数の値フィールドの統一されたセパレータ
- メイン設定ファイルが読み取り専用の場合、プログラムは終了時にチェックされるようになりました
Version 6.1.10 (2021/09/08)
- New:ファイルリストのフィルタリングパターンを保存できるようになりました
- 新規:ファイルの読み取りに関する潜在的な問題を見つけるために時間情報 %_SCAN_TIME% を解析するための特別なプレースホルダー
- 改善:フィールド名に含まれるハイフンの処理
- 変更:Progamは、再生停止後にファイル選択をリセットするようになりました
- 変更:再生ボタンは、最初にリストされたファイルではなく、最初に選択されたファイルの再生を開始するようになりました
- 再生エンジンを更新しました
- 翻訳:ラトビア語