年賀状をパソコンで無料作成しよう♪

年末にやってくる行事の一つに、新年に備えた年賀状の用意があります。
12月25日までに郵便ポストに投函すれば1月1日に届くとされています。
携帯やスマートフォンの普及で最近では年賀状の投函枚数が減ってきているとはいえ、プライベートやビジネス上、どうしても年賀状を送りたい相手はいるものです。

他の人と同じものではなく、注目度の高いオリジナルの1枚を作りたい! そんな年賀状であってもパソコンさえあれば、無料でイラスト付きをプリントしたり、宛名まで印刷をすることができるんです。
干支:辰年


フリーソフトで年賀状を作ってみよう

年賀状の表裏の両面を一度に管理できる年賀状作成ソフトはないの?

ネット上で無料素材を探すのは手間がかかるし大変だ!年賀状の表裏の両面を一度に管理できる年賀状作成ソフトはないの?
やはりこんなときにもっとも心強いのがメーカー製の年賀状作成ソフトです。
年賀状作成だけに特化したメーカー製のソフトならば、郵便番号・住所入力アシスト、毛筆フォントで描かれた書体、デジカメ写真やイラスト素材を自在に加工・配置できるなど、本格的な年賀状をわかりやすい操作で作成することができます。
ただ、メーカー製品はクオリティが高い代わりに有料となってしまうんです。

そんなメーカー製品ほどの細かな調整はできないものの、無料で用意されたデザインから素敵な年賀状を作成できるフリーソフトがあります。
それが郵便事業株式会社、つまり郵便局が提供している年賀はがき作成ソフトはがきデザインキット 2025です。
※ 毎年11月1日に公開されます。それまでは利用できません。

このソフトはイラスト付きのデザイン年賀状を完全無料で作成できてしまうスグレモノソフトです。
おおまかなデザインを選び、写真の挿入やメッセージの追加、500種類以上ある中からスタンプを選んで追加できます。
宛名面は住所録を CSV 形式から読み込んだり、手入力での登録に対応。PDF 形式でダウンロードして自宅プリンターで年賀はがきに印刷することができます。

寒中見舞いや喪中見舞いのデザインも用意されており、自宅にプリンターがない場合はコンビニプリントで注文することも可能です。
※ 2022 まで利用できた宛名面の作成機能やネットプリント機能は 2024 以降では提供されていません。



年賀状テンプレート、素材を探す

好みの素材が見つからないなあ、なんて場合や、市販の年賀状ソフトにひと手間を加えたい、、なんて場合には、年賀状の表面や裏面を飾るイラストやまるごと作成されているテンプレート素材をダウンロードしましょう。
お気に入りの素材を探してオリジナリティあふれる年賀状をデザインしてみるのもよいでしょう。
⇒ 年賀状テンプレート素材

ただし、次のようなデメリットもあります。
  • 素材を探すのに時間がかかってしまう
  • あと少しのところで素敵なデザインになりにくい
※ 時間を節約したい場合や時間がない場合、素敵な年賀状を作りたい場合は後述する紹介する筆まめ、筆王の利用をお勧めします。



宛名だけをパソコンで印字する

年賀状で大変なのは名前や住所などの書き込みです。
数人程度なら良いですが、数十人へ送付する場合に手書きでやっていたら大変!ひと仕事どころか大仕事です。
しかし宛名印刷ソフトを利用すれば、住所録から年賀状への入力&印刷に対応。
面倒な作業から解放されます。
⇒ はがき作成・宛名印刷ソフト


個性的なフォントを使いたい

宛名や文面の印字に個性的なフォントを使いたい!そんなときに便利なのが無料で配布されているフリーフォント。
手書き文字から毛筆体までいろいろなフォントを無料で利用することができます。
フォントをインストール後、年賀状作成ソフトを起動すればそのフォントを利用することができます。
⇒ フリーフォント


家にプリンターがない場合

家にプリンターがない、なんて方でも大丈夫!
ウェブでデザインしたデータをそのままオンラインではがきを投函できちゃうシステム「ウェブポ」を利用すれば、デザインした年賀状をそのまま投函できます。
⇒ ウェブポ

ウェブ上のサービスなのでインストール不要で、スマートフォンでも利用できます。
これは非常に便利です。
※ ウェブポを利用する場合、はがき代+印刷代の料金が必要になります。いったん自宅に郵送する場合は配送代も追加になります。


もっとおしゃれな年賀状を作りたい

フリーソフトを利用してすべて無料で年賀状を作成することは可能ですが、どうしても必要になるのは手間と根気です。
つまり機能性が低いために、どうしても時間を犠牲にしなければなりません。
時間に余裕があればよいのですが、忙しい方にとってはなかなか現実的な選択肢になりえないかもしれません。

そうした場合に頼れるのが、やはり製品版の年賀状作成ソフトです。 もちろん有料となってしまいますが、その代わり高機能です。
いままで宛先の印刷位置がどうしてもズレてしまう、裏面のデザインに納得いくものができない、といった場合など、レベルの違いに驚くかもしれません。
宛名面に表示される本格的な毛筆フォント一つ取っても、無料ソフトではなしえないものです。

こうした製品版の年賀状ソフトでもおすすめのソフトを紹介します。