自分が死んだ後のPCのファイルってどうなるんだろう…?
僕が死んだら
- 対応OS:
- Windows 2000/XP/Vista/7/8/8.1/10
- バージョン:
- 1.01 beta(2008/01/14)
僕が死んだら の使い方
ダウンロード
- Vector のダウンロードページへアクセスし、「ダウンロードページへ」ボタンをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードした圧縮ファイル(whenidie101.zip)を解凍し、whendie.exe から起動します。
※ 動作に必要なソフト : .NET Framework 2.0
使い方
自動削除設定する
- 本ソフトを起動すると、使用許諾契約書画面が表示されます。
「同意して利用する」ボタンをクリックします。 - 削除するファイル/フォルダーを設定し、削除時に実行するファイルを指定します。
- ステップ1:削除したいファイルやフォルダーを画面にドラッグ&ドロップします。
- ステップ2:削除実行時に開くファイルを設定します。
テキストファイル、ワードファイル、パワーポイントファイル、スライドショー、動画ファイルなどを利用して、遺言のような意味合いでメッセージを伝えられます。 - ステップ3:「生成」ボタンをクリックします。
「僕が死んだら」実行時に削除できるかの検証を行います。
検証が終わると検証結果ウィンドウが表示され、ファイル/フォルダーを無事削除できる場合は「○」が表示されます。
「生成」ボタンクリックで、デスクトップに「僕が死んだら」のショートカットが作成されます。 - 実行時に開くファイルを完全に消去しますか?とウィンドウが表示されるので、削除してもよい場合は「はい」ボタンをクリックします。
これで準備完了です。
「僕が死んだら」の画面は右上の「×」ボタンをクリックして閉じます。
- 遺言ソフトとして利用するためには、デスクトップに作成された「僕が死んだら」のショートカットを実行してもらうことが必要になります。
女性の場合は「私が死んだら」に変更するなど、クリックしてもらいやすい名前に変更しておくことがポイントです。
実行すると、「暗号化されたメッセージがあります」というウィンドウが表示されます。
「同意して表示」ボタンをクリックすると、バックグラウンドで指定したファイル/フォルダーを削除し、暗号化して隠しておいたファイルが実行されます。
データを削除する方法
ファイル削除方法は4つの段階で指定できます。「僕が死んだら」を実行し、メニューバーから「設定」⇒「オプション設定」とクリックします。スライダーを動かして、低セキュリティかつ高速 ~ 高セキュリティかつ低速 を選択できます。

左から順に次の4段階から選択可能です。
- 破壊処理を行いません。
削除されたファイル名/ディレクトリ名/データの実体は、ファイル復旧ツール等で復旧可能な状態でディスク上に残ります。 - ファイル名/ディレクトリ名をランダムで変更後、データの先頭 512byte を上書きして破壊します。
削除した場合でも、データの実体はファイル復旧ツール等で復旧可能な状態でディスク上に残りますが、一般的な画像・動画データの再生は困難になります。 - ファイル名/ディレクトリ名をランダムで変更後、ファイルデータの領域全てを 0x00 で上書き処理を行います。
データの実体の復旧は困難です。 - ファイル名/ディレクトリ名をランダムで変更後、NSA(国家安全保障局)推奨方式で、ファイル領域の上書きを行います。
この方法でデータを破壊すると、データの実体の復旧は非常に困難になりますが、非常に低速です。
更新履歴
Version 1.01 beta (2008/01/14)
- 削除処理の実行時、削除対象ファイル・フォルダの中に[読み取り専用ファイル・フォルダ]があった場合にエラーが発生する不具合を修正。
Version 1.00 beta (2008/01/14)
- メッセージファイルの暗号化機能を追加
Version 0.70 beta (2007/12/31)
- 設定ファイルを通常では読めない形式に変更
- 旧バージョンの設定ファイルからの自動コンバート
- 削除処理の実行時に、削除対象ファイルの設定リストを自動で削除
- 設定画面に「ファイルを削除する」オプションを追加(削除する事でHDDの容量が減少して、削除処理を認識されたくない方用)