低遅延、60FPS の高解像度でリモート接続できるソフト

Parsec のアイコン

Parsec

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対応 OS
Windows 10/11, macOS 10.15 以降, Ubuntu, Android
言語
英語
価格
無料
提供元

60FPS で高解像度のリモート接続を利用できるソフトです。
滑らかな映像でラグも少なく、離れた場所からの PC の操作が可能になります。
ワンクリックでリモート接続、暗号化された P2P 接続、キーボード/マウス/ゲームパッド をサポートしています。

※ 個人利用に限り無償で利用できます。

Parsec の使い方

ダウンロード と インストール

  1. 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Download」ボタンをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードしたセットアップファイル(parsec-windows.exe)からインストールします。
  3. 最初に「Choose Components(コンポーネントの選択)」画面が表示されます。
    「Next」ボタンをクリックします。
    インストールコンポーネントの選択

    インストールコンポーネントの選択

  4. インストールの種類の選択画面が表示されます。
    • Per User(ユーザーごと)
      コンピューターのユーザーごとに異なる Parsec アカウントを使用し、Windows にログインするまで Parsec を起動しません。
    • Shared(共有)
      コンピューターのすべてのユーザーに同じ Parsec アカウントを使用し、Windows のログイン画面でのアクセスを許可します。
      ※ コンピューターを使用するのが自分だけ、または信頼できる人のみが使用することが前提となります。
    ここでは「Per User」を選択して「Next」ボタンをクリックします。
    インストールの種類の選択

    インストールの種類の選択

  5. インストール中です。
    インストール中

    インストール中

  6. インストール完了すると、本ソフトが起動して Parsec アカウントへのログイン画面が表示されます。
    インストール完了 - ログイン画面の表示

    インストール完了 - ログイン画面の表示

使い方

初期設定(ログイン)

本ソフトを利用するには無料アカウント作成が必要です。
  1. Parsec アカウントへのログイン画面に表示されている「Need an account?」右にある「Sign Up」をクリックします。
    「Sign Up」をクリックして無料アカウントを作成

    「Sign Up」をクリックして無料アカウントを作成

  2. ブラウザーで Sign up 画面が表示されるので、メールアドレス、ユーザー名、パスワードなどを入力していき、メールを認証してアカウントを作成します。
  3. 作成したアカウントのメールアドレス、パスワードを入力してログインします。

基本的な使い方

同じアカウントへリモート接続する
本ソフトへログインすると「Computers」画面が表示されます。
ログイン後のメイン画面

ログイン後のメイン画面


しばらく待つか、右上の「Reload」をクリックすると、このコンピューターが表示されます。
しばらく待つか Reload をクリックするとこのコンピューターを表示

しばらく待つか Reload をクリックするとこのコンピューターを表示


別の PC に本ソフトをインストールし、同じアカウントでログインするとその PC が表示されます。
※ 別のアカウントでリモート接続する場合は後述。
同じアカウントでログインしている別 PC も表示される

同じアカウントでログインしている別 PC も表示される


「Connect」ボタンをクリックするとリモート接続し、フルスクリーンで接続先を表示します。
「Connect」ボタンをクリックしてリモート接続開始

「Connect」ボタンをクリックしてリモート接続開始


画面内に表示される icon ボタンから次の操作が可能です。
  • Hide Button
    クリックするとボタンが非表示になります。
  • Chat
  • Windowed / Fullscreen
    「Windowed」をクリックするとウィンドウ化します。
    ウィンドウ時に「Fullscreen」をクリックするとフルスクリーン表示になります。
  • Sound ON / Sound OFF
    音声の有効 / 無効を切り替えます。
  • Codec
    コーデックを切り替えます。
  • Decoder
    デコーダーを切り替えます。
  • Resolution
    解像度をクライアントの解像度 / ホストの解像度 / プリセットされた解像度(3840x2160, 2560x1080, 1366x768, ...)などに変更します。
  • Bandwidth Limit
    帯域幅の制限をプリセット(3Mbps, 5Mbps, 7Mbps, 10Mbps, ..., 45Mbps, 50Mbps)から選択します。
  • Constant FPS
    常にフル フレーム レート (60) でストリーミングするように試みる機能です。
    クリックするとチェックが入り、有効になります。
    • 画面が静止した後のデスクトップの品質が向上する可能性があります。
    • 全画面モードで実行されているゲームの場合は、これを無効にする必要があります。
  • Send CTRL+ALT+DEL
    Ctrl + Alt + Delete キーを送信します。
  • Disconnect
    通信を切断します。
リモート接続内に表示されるボタンをクリックして各操作が可能

リモート接続内に表示されるボタンをクリックして各操作が可能



別のアカウントへリモート接続する
  1. PC 2台に本ソフトをインストールし、別々のアカウントでログインします。
  2. 【接続される側】 の青色の「Share」ボタンをクリックするとシェア用の URL が発行されて、その URL がコピーされます。
    その URL を 【接続する側】 に共有します。
    別アカウントでログインしている PC を操作するには「Share」ボタンをクリックして URL を取得

    別アカウントでログインしている PC を操作するには「Share」ボタンをクリックして URL を取得

  3. 【接続する側】 がその URL へアクセスすると、招待されています…というウェブページが表示されるので、「Connect to freesoft101」ボタンをクリックします。
    ※ freesoft101 はユーザー名の例です。
    【接続する側】がその URL へアクセス

    【接続する側】がその URL へアクセス

  4. 【接続される側】 のメイン画面下部に「WAITING TO CONNECT(接続を待っています)」とポップアップするので「Accept(受け入れる)」をクリックするとリモート接続します。
    【接続される側】が接続を許可するとリモート接続可能に

    【接続される側】が接続を許可するとリモート接続可能に

  5. この状態だと閲覧するだけの権限のみで、マウス操作やキーボード操作は一切できません。
    【接続される側】 のメイン画面下部の「GUESTS」右のアイコンをクリックし、Keyboard(キーボード)、Mouse(マウス)をクリックしてチェックを入れると、【接続する側】 から操作可能になります。
    マウスやキーボードの操作を許可するには【接続される側】の許可が必要

    マウスやキーボードの操作を許可するには【接続される側】の許可が必要

  6. リモート接続を終了する場合は、次の操作で終了します。
    • 【接続する側】
      • 接続している画面を閉じる
      • 接続画面内に表示される icon をクリックして表示されるメニューから「Disconnect」をクリックする
    • 【接続される側】
      • メイン画面下部の「GUESTS」右のアイコンをクリックし「Kick」をクリックする

※ 本ソフトは newmomizi 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2023年09月21日)

ユーザーレビュー

  • 5

    遅延がほぼなく、快適に操作できるのが便利です

    ★ウーロン茶ヌルヌル★
    ★ウーロン茶ヌルヌル★
    121
    Windows 11

    遅延がほぼなく、快適に操作できるのが便利です。
    他のフリーソフトだと簡単な操作でもカクついたり、画質もよくありませんが、このソフトなら画質は意外と悪くなく、文字入力はもちろんゲームも普通にプレイできるほど遅延がほぼありません。

    この遅延の少なさならリモートプレイ用途にも使えると思い、2Dゲーム(PC版メメントモリ)と3Dゲーム(崩壊スターレイル)で検証してみました。
    2Dゲームは、音の聞こえが二重に聞こえるくらいで特に遅延や音飛びせずにいつも通り快適にプレイできました。音の聞こえが二重に聞こえるのはリモートソフトではよくあるので特に問題ありません。
    3Dゲームはきついと予想していましたが、意外と悪くありません。流石に画質が最高設定のままだとカクついたので、中に落としたら快適にプレイできました。(マップによっては中でも怪しい部分が少しありましたが、そこまで気にならないと思います)
    ただリモートソフトあるあるで、キャラの視点をマウスで操作する際に、リモート側でポインターが出現し操作しづらかったので、ホストPC側でコントローラーを接続しないと厳しいと思います。

    用途が文字入力くらいであればメインで使ってもストレスはほとんど感じないと思います。リモートプレイ用途なら、メインでがっつりには不向きですが、エアコンの付けられない部屋にPCを置いていてPCを持ち運べない場合や、気分転換に別の部屋で少しだけプレイしたい時に重宝しそうです。

    2人が参考になったと回答しています。
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  • 5

    ポート開放は不要、接続は簡単、遅延は小さい

    newmomizi
    newmomizi
    26
    Windows 10

    ポート開放は不要、接続は簡単、遅延は小さい。
    リモートデスクトップソフトとしての重要な部分を全ておさえた良ソフトです。

    UPnPを使用して自動的にポートを開放してくれるため、ユーザー側で何か設定を行う必要はありません。(二重ルーター環境の場合は設定が必要になるかも)
    接続も、一覧から目的のものを探してConnectを押すだけ。
    そして遅延は驚くほどに小さいです。

    私の環境では(60fpsの場合)遅延は1フレームか2フレーム程度。リモートでコーディングなどをしている分にはストレスはほとんど感じません。それどころか、ゲームも快適に遊べます。
    Chromeリモートデスクトップとかだと、遅延のせいで文字入力に若干の気持ち悪さを感じていましたが、このソフトのおかげで解放されました。

    地味に嬉しい点として、日本語IMEが正しく動作します。海外製のリモートデスクトップソフトにありがちなこととして、全角/半角を押しても接続先での入力モードが切り替わらなかったり、場合によってはバグが発生して操作不能に陥ることがあったりします。
    このソフトだとちゃんと対策されているので安心です。

    6人が参考になったと回答しています。
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