- バージョン
- 4.5.00 Build 6308
- 更新日
- 2023/02/26
- 対応 OS
- Windows 10, Mac, Linux
- 言語※ 日本語または英語のみを表示
- 英語
- 価格
- 無料
- 提供元
- Torsten Manz
逆ポーランド電卓である HP 15c(Hewlett-Packard 15c)関数電卓のシミュレーターソフトです。
PC上で HP 15c のクラシックな雰囲気を味わえます。
逆ポーランド電卓は通常の電卓と異なり、「1 + 2」と計算したい場合の計算式は「1 2 +」となり、「1 Enter 2 +」と押して計算します。
「3 x (4 + 5)」を計算したい場合の計算式は「3 4 5 + x」となり、「3 Enter 4 Enter 5 + x」と押します。
HP-15C Simulator の使い方
ダウンロード と インストール
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Windows x86 (64bit)」リンクをクリックしてダウンロードします。
※ Mac 版、Linux 版をダウンロードする場合は、それぞれのリンクをクリックしてダウンロードします。 - ダウンロードした圧縮ファイル(HP-15C_4.5.00_Windows_x86_64.zip)を解凍し、HP-15C.exe から起動します。
※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。
使い方
基本的な使い方
手計算
一般的な計算方法である中置記法を、逆ポーランド記法である本ソフトで計算する場合は次のように計算します。- 9 - 6 = 3
9 Enter 6 - - 9 x 6 = 54
9 Enter 6 [×] - 9 / 6 = 1.5
9 Enter 6 [÷] - 96 = 531,441
9 Enter 6 [yx]9 × 6 の計算結果
- √(2 x 300.51) / 9.8 = 7.8313
300.51 Enter 2 [×] 9.8 [÷] [√x]√(2 x 300.51) / 9.8 の計算結果
プログラム計算
プログラムを利用してあらかじめ計算式を記憶させ、簡単に計算結果が出せるようにします。前述の、落下所要時間を求める t = √2h/g の計算式、√(2 x 300.51) / 9.8 = 7.8313 を、h 部分(300.51)のみ入力して計算できるようにします。
※ t=所要時間(秒)、h=高さ(m)、g=地球の重力(9.8m/s2)
プログラムの計算式を作る
- [P/R] と押してプログラム入力状態にします。
「000-」と表示され、表示部分に「PRGM」の文字が表示されます。「g」「P/R」 と押してプログラム入力状態に
- [PRGM] と押してプログラムをクリアします。
「000-」と表示されます。 - [LBL] A と押して、A というプログラムのラベルを付けます。
「001-42,21,11」と表示されます。プログラムのラベルを「A」にする
- 2 [×] 9 . 8 [÷] [√x] [RTN] と押して計算式を入力します。
※ [RTN] でプログラムの終了を意味します。「RTN」を押してプログラム終了
- [P/R] と押すとプログラム入力状態が終わり、表示部分の「PRGM」の文字が非表示になります。
「g」「P/R」 と押してプログラム入力状態を終了
プログラムで計算する
次の操作で計算できます。300.51 A
HP15 c について
実機の操作マニュアルより、操作方法等を確認できます。HP 15C操作ハンドブック
http://h10032.www1.hp.com/ctg/Manual/c01095005.pdf更新履歴
※ 機械翻訳で日本語にしています。
Version 4.5.00 Build 6308 (2023/02/26)
- バグ修正
・SST の Run モードでエラーになった場合、「Error #」が表示されない不具合を修正しました。
・DM15:オプション「Ask for each operation」が有効なときのみ、読み書きが動作するようにした。
・DM15にスタックを書き込むとき、特定の条件下でアプリケーションエラーが発生することがある。
・ファームウェアバージョン V.23 以上のデバイスで、DM15 への書き込み時に Complex モードが解除される不具合を修正しました。
・macOS:GTO をマウスの右ボタンでクリックしたとき、マウス位置でプログラムメニューが開かない不具合を修正しました。 - 変更点
・NEW: 最後の画面位置を保存するための環境設定
・メインメニューバーから直接アクセスできる設定が増えました。
・プログラム説明ダイアログ:
・プログラムの説明には、[検索と置換] ウィンドウを使用できます。
・環境設定「タブにリソースを表示」は「環境設定」ダイアログに移動しました。
・「検索/置換」ウィンドウと「リソース」ウィンドウは、オンとオフを切り替えることができます。
・編集モードのツールバー ボタンで、タグ テキストの代わりにアイコンを表示できるようになりました。
・HTML タグ付けのコンテキスト メニュー (マウスの右クリック) が追加されました。
・「シンボル」メニューに上付き/下付き Unicode 文字用の新しいサブメニュー。
・「Symbols」メニューは、ラベル、ストレージ レジスタ、およびフラグの入力フィールドでコンテキスト メニューとして使用できるようになりました。
・プレビュー モードでのリストのレンダリングの改善
・レンダラーは、<ol> タグのパラメーター 'start' を使用するようになりました。 これは、1 から始まらないラベル、ストレージ レジスタ、またはフラグを含むリストで必要です。
・説明を再ロードするとき、ユーザーは変更を破棄するかどうかを尋ねられます
・macOS: Big Sur で紹介された macOS ネイティブの「USB to UART」ドライバをサポートしました。
・ニーモニックコンバーターのレイアウトと動作が改善されました。
・PRGM モードにおいて、クリップボードからシミュレータに直接プログラムを貼り付けられるようになりました。
・新しいショートカット
・[?] : [g] [F?]、フラグの状態を問い合わせる
・[Ctrl] - [F2]: Windows と Linux でメニューバーのオン/オフができるようになりました。macOS では、メニューバーは常に表示されます。
・実行ファイルには、Tcl/Tk 8.6.12 に基づく tclkits が、すべての OS で含まれています。
Version 4.4.00 Build 6210 (2022/03/12)
- バグ修正
・「厳密な HP-15 の動作」が有効になっていると、SOLVE が失敗する場合がありました。 - 変更点
・メモリと履歴ファイル:
・このバージョン以降、「.mme」(マトリックスメモリ)メモリファイルのみがロードされます。「.mme」ファイルが見つからない場合でも、拡張子が「.mem」の古いメモリファイルは無視されます。
・Linux と macOS:メモリと履歴ファイルは(非表示の)サブディレクトリ ~/.HP-15C にあります。既存のファイルは新しい場所に移動されます。
・メモリファイルのファイル名 HP-15C.mme と最近のファイル履歴 HP-15C.hst は、すべてのシステムで同じになりました。
・プログラム説明ダイアログ:
・[シンボル]メニューで、HTML エンティティの代わりにデフォルトで Unicode 文字が挿入されるようになりました(< と > を除く)。これは、環境設定で無効にすることができます。
・<img> もレンダリングされるようになりました。サポートされているグラフィック形式は PNG と GIF です。
・プログラムのロード後にダイアログを自動的に開く新しい設定。
・ネストされたリストのプレビューが改善されました。
・追加のキーボードショートカット(HTML ヘルプの「プログラム|プログラムのドキュメント」のセクションを参照)。
・HTMLエクスポート:
・書式設定済みのテキスト、つまり <pre> … </pre> の背景は、明るい灰色です。
・MATRIX などの長いラベルが付いているものを除いて、ほとんどのキーの幅は同じです。以前は、幅はラベルによって定義されていました。
・ラベルとストレージレジスタの説明の最適化されたレイアウト
・環境設定:ストレージレジスタメニューに説明を表示する新しいオプション。
・DM15 のサポート:システム情報を読み取るための DM15 メニューの新しいエントリ。ファームウェアの種類、バージョンなど。
・説明が「#」で始まるプログラムラベルは、GSB メニューにありません。これにより、サブプログラムを非表示にできます。
・Web サイトでサポートされている場合、すべての URL を「http」から「https」に更新しました。
・すべてのウィンドウ、メッセージボックス、ダイアログボックスの調和したタイトル。
・ドキュメントの「Keyboard」セクションに「Keyboard Usage」テーブルを追加しました。
・Windows 11 のサポートが追加されました。
・新しいショートカット
[?] :g F ?、フラグのステータスを照会します。 [A] :Xレジスタの数値の絶対値を計算します。 [Shift] – [D] :Xレジスタの数値をラジアンから度に変換します。 [Shift] – [F] :Xレジスタの数値の小数部を計算します。 [Shift] – [M] :Xレジスタの数値を小数時間から時-分-秒-小数秒の形式に変換します。 [Shift] – [H] :Xレジスタの数値を時-分-秒-小数秒の形式から小数時間に変換します。 [Shift] – [R] :Xレジスタの数値を度からラジアンに変換します。
Version 4.3.00 Build 6111 (2021/03/20)
- バグ修正
・…(省略) - 変更点
・プログラム説明ダイアログ
・説明内のリンクをクリックできるようになりました
・<pre><code>数式などのフォーマットされたコードの代わりに使用されるようになりました
・HTMLタグのショートカット<sup>と<sub>追加
・強化および最適化された「シンボル」メニュー
・「タブにリソースを表示」とリストモードを切り替えても、ダイアログのサイズは変更されません(リストモードで小さすぎる場合を除く)
・保存されていない変更について警告するダイアログはより一貫性があります
・HP-15Cプログラムで使用される機能に応じて、実行時間が30%から70%短縮されました
・Windows:通常のDPI値と高いDPI値のフォントセットがマージされました。
・Linux パッケージのサポート:環境変数 HP15Cdocdir を使用して、プログラムのバイナリファイルとは別にシミュレータのドキュメントをインストールできます。
・ニーモニックコンバーター:Unicode の「ラテン文字スモールキャピタル ᴇ」は、Free42 出力変換をサポートするために、指数文字(1ᴇ7など)として受け入れられます。
・サポートされている最も古いTclバージョンは 8.6.6 になりました(以前は 8.5.12)
※ 本ソフトは kuroki55 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2021年05月26日)