- バージョン
- 5.71.2
- 更新日
- 2025/05/06
- 対応 OS
- Windows 7/8.1/10/11
- 言語
- 日本語【サポート言語】
日本語, 英語, アルバニア語, アラビア語, ブルガリア語, 中国語(簡体字), 中国語(繁体字), クロアチア語, チェコ語, デンマーク語, オランダ語, エストニア語, ペルシア語, フィンランド語, フランス語, ドイツ語, ギリシャ語, ヘブライ語, ハンガリー語, インドネシア語, イタリア語, 韓国語, マケドニア語, ポーランド語, ポルトガル語(ポルトガル), ポルトガル語(ブラジル), ロシア語, スロバキア語, スペイン語, スウェーデン語, トルコ語, ウクライナ語
- 価格
- 無料
あらゆるアプリケーションを仮想的に確保した領域で安全に実行できます。
そのため、万が一実行ファイル形式のウイルスやスパイウェアを実行してしまった場合でも、仮想化領域を削除してしまうことで、実環境上に影響を与える事はありません。
また、Web ブラウザーを仮想上で実行することで、悪意のあるサイトからも PC を守ることができます。
※ v5.31.4 から無償化され、GitHub にてオープンソース化されました。
Sandboxie デモ動画(英語)
Sandboxie の使い方
ダウンロード と インストール
- 提供元サイトのダウンロードページ へアクセスし、「Sandboxie-Classic-x64-v5.71.2.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。
※ 32bit OS の場合は「Sandboxie-Classic-x86-v5.71.2.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。 - ダウンロードしたセットアップファイル(Sandboxie-Classic-x64-v5.71.2.exe)からインストールします。
※ インストール最初の「Please select a language.」画面にて「English」プルダウンをクリックして「Japanese」を選択すると日本語で利用できるようになります。
使い方
初回起動
- インストール後、本ソフトを起動すると既にインストールされているソフトウェアを分析し、互換性を向上する構成設定を適用する「ソフトウェア 互換性」画面が表示されます。
- その後、「概要とチュートリアル」画面が表示され、本ソフトの機能の説明を見ることができます。
チュートリアル画面は、メニューバーから「ヘルプ」⇒「概要とチュートリアル」で再度表示させることができます。
仮想環境で Web ブラウジング
Web ブラウザーをサンドボックス化して仮想環境で起動するには、デスクトップに作成された「サンドボックス化した Web ブラウザ」のショートカットから、規定のブラウザー(デフォルトブラウザー)をサンドボックス内の仮想環境で起動させることができます。ちなみに、規定のブラウザー以外のブラウザーを仮想環境上で実行する手順は次の通りです。
- Web ブラウザーのショートカットを右クリックし、「サンドボックス化して実行」をクリックします。
- 選択するサンドボックス(ここでは DefaultBox)をクリックします。
※ 仮想上で起動しない場合は、「サンドボックスの外部で実行」を選択します。 - 通常通り Web ブラウザーが立ち上がったように見えますが、Web ブラウザーの外枠部分(上部のタイトルバー部分)にマウスカーソルを持っていくと、外枠に黄色の枠がついて、仮想環境上での実行ということがわかります。
ファイルのダウンロード
仮想環境で Web ブラウザーからファイルを保存すると、「直接リカバリ」画面が表示されます。「直接リカバリ」により、直接仮想環境ではない環境(以下、実環境)へ保存できます。
- 同じフォルダに回復
画面上部に表示されているパスに保存される - 回復するフォルダを選択
選択した任意の場所に保存される
仮想環境内に保存した場合は、本ソフトのメイン画面(Sandboxie コントロール)を開き、サンドボックスを右クリックして「クイックリカバリ」より実環境に保存できます。
新規サンドボックスの作成
サンドボックスを複数用意できます。- 本ソフトのメイン画面(Sandboxie コントロール)を開き、メニューバーから「サンドボックス」⇒「新規にサンドボックスを作成」とクリックします。
- 新規サンドボックス作成画面が表示されるので、新規のボックス名を入力します。ボックス名には、英数字のみで32文字以下までの名前が使用できます。
- 「既存のサンドボックスの設定をコピー:」ドロップダウンで、既存の設定を、新規で作るボックスにそのまま適用できます。
- 「OK」ボタンをクリックすると、新規のサンドボックスが追加されます。
サンドボックスの削除
- 本ソフトのメイン画面(Sandboxie コントロール)を開き、削除するサンドボックスを右クリックします。
- 「サンドボックスの削除」をクリックすると確認画面が表示されるので、「OK」ボタンを押すと削除されます。
サンドボックスの設定
本ソフトのメイン画面(Sandboxie コントロール)を開き、サンドボックスを右クリックして「サンドボックスの設」をクリックすると「設定」画面が表示されます。主な設定内容は以下の通りです。
- 表示
仮想上で実行しているプログラムの表示方法について設定します。サンドボックス化された枠色の設定や、ウィンドウタイトル上への # インジケータの追加有無※等を設定できます。
※ サンドボックス化されたウィンドウタイトルの最初と最後に # インジケータが付加される設定。 - 回復
クイックリカバリの監視対象とするフォルダーや、直接リカバリ対象とする拡張子を設定できます。 - 削除
仮想環境の自動削除の設定や、データ削除時のコマンドを指定できます。 - プログラムグループ
プログラムを特定の単位でまとめて名前をつけることができます。 - プログラムの開始
強制的に仮想環境で動かすフォルダーやプログラムを指定できます。 - プログラムの終了
プロセスが残ってしまった場合に強制停止の対象とするプログラムの選択や、リーダープログラムを設定できます。 - ファイルマイグレーション
仮想環境上での実行時のファイル容量に制限を設けることができます。ここで設定した容量以上のファイルをやり取りする場合、警告メッセージが表示されます。 - 制限
インターネットアクセスや、各権限の設定を行うことができます。 - リソースアクセス
仮想環境上からレジストリ等へのアクセスを制限できます。 - アプリケーション
仮想環境上でデフォルトで開くプログラム等を指定できます。 - ユーザアカウント
本ソフトを使用する Windows ユーザーを制限できます。
更新履歴
※ 機械翻訳で日本語にしています。
Version 5.71.1 (2025/07/28)
- 追加
- 「iniセクションの編集」に、INIキーの検証を切り替え可能にしました #4915 (offhubさん、ありがとう)
- キーごとに切り替え可能なツールチップのサポートを追加しました #4928 (offhubさん、ありがとう)
- SandManで新しいQt Windows 11スタイルを使用するオプションを追加しました #4927 (LumitoLumaさん、ありがとう)
- 変更
- ImBoxは、暗号化されたボックスボリュームにアクセスする際にコンテナファイルのタイムスタンプを更新しなくなりました
- 修正
- Windows 11 24H2ビルド 26100.4770で、サンドボックス化された状態でFirefox Portable 140.0.4 / 141.0を起動すると応答しなくなる問題を修正しました #4920
- セキュリティ問題 ID-27 を修正: パスワード変更中に暗号化されたサンドボックスキーが漏洩する問題を修正しました (MajorPrivacyから強化されたImBoxをバックポートしました) CVE-2025-54422 (love-code-yeyixiaoさん、ありがとう)
- Firefox Nightlyサンドボックスフックを修正しましたエラー
- 削除済み
- 廃止されたBullguard Internet Securityテンプレートを削除しました
- 廃止されたBsecure CloudCareテンプレートを削除しました
- 廃止されたCyberPatrolテンプレートを削除しました
Version 5.71.1 (2025/07/06)
- 変更点
- GitHub CI ランナー 2019 のサポート終了に伴い、ツールセットを MSVC_2022 に更新しました。
- 注: 2022 ツールセットはドライバービルドでこれらのターゲットをサポートしなくなったため、これにより Windows 7 および 32 ビット OS のサポートが削除されます。
- Qt6 への切り替えも Windows 7 をサポートしていません。
- 修正点
- ショートカット作成時にリンク内のディレクトリが不完全になる問題を修正しました #4882
- BindAdapter が動作しない問題を修正しました。バインドされたアダプター (VPN) が無効になっている場合でもインターネットにアクセスできます #4896
- (バック)スラッシュで始まる文字列で GetFullPathName() を呼び出すと奇妙な問題が発生する問題を修正しました #4867
- インストール言語 ID にバインドされた UI の一部を修正しました #4859
- UAC プロンプトのレイアウトが不適切だった問題を修正しました #4863
- Mark of The Web の強制が有効な場合、「サンドボックスなしで実行」オプションが無視される問題を修正しました #4856
Version 5.71.0 (2025/06/03)
- 追加
- サポートページからHwIDをコピーするオプションを追加しました
- Mark of The Webを含むすべてのファイルをプリセットのサンドボックスに強制的に配置するための「ForceMarkOfTheWeb=y」および「MarkOfTheWebBox=BoxName」オプションを追加しました
- ForceProcessでワイルドカードのサポートを追加しました #2603
- トレースログページの「タイプ」ドロップダウンで適切なテキストスケーリングをサポートし、表示スケーリング適用時の切り捨てを防止しました #4812 (wzxjohnさん、ありがとうございます)
- EventPairおよびKeyedEventオブジェクトに不足していた仮想化を追加しました
- Timerオブジェクトにフィルタリングと仮想化を追加しました
- 仮想サンドボックスを作成するオプションを追加しました (Sandboxie.iniには保存されません)
- システムのデフォルトのUACプロンプトではなく、Sandboxie独自のUAC代替プロンプトを使用するための「UseSandboxieUAC=y」オプションを追加しました
- 注: 新しいUACプロンプトには、アプリケーションに偽の管理者権限のみを付与するオプションもあります
- 変更
- DNS解決が行われない場合でもフィルタリングを有効にするために、DNSフィルターロジックをリファクタリングしましたまたは有効なIPアドレスが返されません。#4811 (wzxjohnさん、ありがとうございます)
- 以前は、DNSフィルターはDNSリクエストが行われ、有効な応答(例:IPアドレス)が受信された場合にのみ適用されていました。
- これにより、未解決のドメインの変更が失敗したり、フィルタリング中のDNSリクエストによる情報漏洩の可能性が生じたりする問題が発生していました。
- すべてのコンポーネントで/GSを有効化しました。
- ドライバーで/CETCOMPATを有効化しました。
- INI処理を再構築しました。#4492
- 'ImportBox=C:\Path\To\Box.ini'を追加しました。
- INIファイルを使用せずにドライバーに仮想設定セクションを作成するメカニズムを追加しました。
- サンドボックスの移動メニューを改善しました。#4819
- 修正
- Firefox 138以降で全画面モードに入ってもSandboxieタスクバーが表示されたままになる問題を修正しました。#4761
- 複数のボックスを削除する際に重複するオプションを修正しました。#4817
- Sandboxie Plusが予期せず終了する問題を修正しました。#4810
- Windows 11でコンテキストメニューからプログラムを実行した際の作業ディレクトリを修正しました。#4844 (micbouさん、ありがとう)