実際の環境とは切り離された仮想環境でファイルを実行できる Windows 標準のサンドボックスアプリです。
マルウェアの感染の恐れや PC の不具合を引き起こす心配があるなど、安全性が不明のファイルやアプリケーションを試しに実行することができます。
実際の環境への影響が一切ないので安心して利用できます。
本ソフトを終了すれば実行していた内容がすべて破棄され、まっさらなクリーンな状態に戻ります。
※ Windows 10 または 11 の Pro/Enterprise/Education エディションのみ利用可能です。
Windows サンドボックス の使い方
ダウンロード と インストール
コントロールパネルから Windows サンドボックスを有効にすると本ソフトを利用できるようになります。
※ Windows 10 または 11 の Pro/Enterprise/Education エディションのみ利用可能です。
- コントロールパネルを開きます。
- Windows 11 の場合
スタートメニューから「すべてのアプリ」⇒「Windows ツール」⇒「コントロールパネル」とクリックします。 - Windows 10 の場合
スタートメニューから「Windows システムツール」⇒「コントロールパネル」とクリックします。
※ [Win] + [R] キーを押して表示される「ファイル名を指定して実行」画面のテキストボックスに「control」と入力して [Enter] キーを押してもコントロールパネルを開くことができます。 - Windows 11 の場合
- 「コントロールパネル」画面から「プログラム」をクリックします。
- 「Windows 機能の有効化または無効化」をクリックします。
- 「Windows 機能の有効化または無効化」画面が表示されるので、画面をスクロールして「Windows サンドボックス」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックします。
「Windows サンドボックス」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリック
- Windows サンドボックスがインストールされます。
「今すぐ再起動」ボタンをクリックして Windows を再起動します。
※ 後で再起動する場合は「再起動しない」ボタンをクリックします。
使い方
基本的な使い方
スタートメニューの「Windows Sandbox」から起動します。- 実行したいファイルはコピー&ペーストで移動できます。
※ 右クリックメニューや Ctrl + C キー と Ctrl + V キー
日本語化手順
デフォルトでは英語版の Windows となっていますが、 以下の手順で日本語版 Windows へ変更できます。※ ただし本ソフトを終了するとすべての設定等が失われるため、次回以降起動時は再び英語版 Windows へと戻ってしまいます。日本語版 Windows が必要な場合は、再度本手順を繰り返す変更があります。
- スタートメニューから「Settings」⇒「Time & language」⇒「Language & region」とクリックします。
- 「Windows display language」右の「English (United States)」プルダウンをクリックして「日本語」をクリックします。
- スタートメニューから電源アイコンをクリックして「Restart」をクリックします。
- Windows サンドボックスが再起動し、日本語表示に切り替わります。