テキスト、PDF、Word 文書などを音声読み上げ&オーディオファイルとして保存することもできるソフト

Balabolka のアイコン

Balabolka

ダウンロード

バージョン
2.15.0.882
更新日
2024/11/16
対応 OS
Windows XP/Vista/7/8/8.1/10/11
言語
※ 日本語または英語のみを表示
日本語
価格
無料
提供元

テキスト、PDF、Word 文書、電子書籍や Kindle をテキストファイルに変換し、英語/日本語で音声読み上げを行えるソフトです。
読み上げスピード、ピッチ、音量をスライダーを動かして調整可能。
読み上げている音声を WAV / MP3 / OGG / WMA などのフォーマットで保存できます。
ブックマーク機能のほか、複数ファイルをまとめてオーディオファイルへ変換、複数ファイルからテキスト抽出、ファイルの比較、スペルチェックなどの機能も用意されています。

Balabolka の使い方

ダウンロード と インストール

  1. 提供元サイトへアクセスし、「Balabolkaをダウンロード」リンクをクリックしてダウンロードします。
    USB メモリー等で持ち運べるポータブル版を利用する場合は、提供元サイトのポータブル バージョンページからダウンロードします。
  2. ダウンロードした圧縮ファイル(balabolka.zip)を解凍し、セットアップファイル(setup.exe)からインストールします。

使い方

テキストファイルを読み上げる

  1. 本ソフトを起動し、テキストファイルをドラッグ&ドロップするか、ツールバーの フォルダー アイコンをクリック、またはメニューバー「ファイル」⇒「開く」からテキストファイルを読み込みます。
  2. 「SAPI 5」タブをクリックします。
  3. 「SAPI 5」直下のプルダウンメニューにて、英語を読み上げたい場合は「Microsoft Zira Desktop [英語 (米国)]」、日本語を読み上げたい場合は「Microsoft Haruka Desktop [日本語 (日本)]」を選択します。
  4. ツールバーの 再生 ボタンか、F5 キーを押すか、メニューバー「会話」⇒「音読」をクリックして読み上げを開始します。
    英語の読み上げ

    英語の読み上げ

  5. ツールバーの 停止 ボタンか、F6 / F7 キーを押すか、メニューバー「会話」⇒「一時停止」または「停止」をクリックして一時停止、停止できます。

読み上げている音声を保存する

  1. テキストファイルや PDF ファイルなどを開き、メニューバー「ファイル」⇒「オーディオファイルを保存」またはツールバーの オーディオファイルを保存 ボタンをクリックします。
    ※ 「いくつかのオーディオファイルとして保存」は、テキストを分割して保存したい場合に利用します。
    いくつかのオーディオファイルとして保存

    いくつかのオーディオファイルとして保存

  2. 「オーディオファイルを保存」ダイアログが表示されます。
    WAV / MP3 / OGG / WMA など保存したいフォーマットを選択して「保存」ボタンをクリックすると、音声ファイルに保存できます。

ブックマーク

開いている文章の任意の場所へアクセスできるブックマーク機能が用意されています。
すぐに使えるクイックブックマーク、しおりのように利用できるネームブックマークをサポートしています。

クイックブックマーク
  1. ブックマークしたい場所をクリックしてカーソルを置き、ツールバーの クイックブックマーク の左側ボタンをクリックします。
  2. 見た目上は何も変わりませんが、右側ボタンをクリックすると、ブックマークした場所へ戻ることができます。

ネームブックマーク
  1. ブックマークしたい場所をクリックしてカーソルを置き、ツールバーの ネームブックマーク ボタンをクリックします。
  2. 「新しいブックマーク」ウィンドウが表示されるので、名称を入力して「OK」ボタンをクリックします。
    ネームブックマークは複数登録できます。
    ネームブックマークの登録 - 新しいブックマーク

    ネームブックマークの登録 - 新しいブックマーク

  3. ツールバーのネームブックマークボタン横の「▼」をクリックすると、登録した名称が表示されます。
    クリックするとその場所へ移動できます。
    ネームブックマーク

    ネームブックマーク


ツール

  • ファイルを分割する
    テキストファイルや PDF ファイルなどに対して、ファイルサイズ、指定文字列、連続した2つの空文字列、すべてが大文字の文字列をキーとして、ファイルを分割できる。
    ファイルを分割する

    ファイルを分割する

  • ファイルリストをオーディオファイルに変換する
    テキストファイルや PDF ファイルなどに対して、読み上げた音声を WAV / MP3 / OGG / WMA などのフォーマットで保存できる。
    ファイルリストをオーディオファイルに変換する

    ファイルリストをオーディオファイルに変換する

  • ファイルからテキストを抽出
    テキストファイルや PDF ファイルなどから、テキストファイルを抽出して保存する。
    ファイルからテキストを抽出する

    ファイルからテキストを抽出する

  • 2つのファイルを比較
    1つ目のファイル、2つ目のファイルのテキストの差分を検出できる。
    2つのファイルを比較

    2つのファイルを比較

  • Subtitle Converter
    オーディオファイルのサブタイトルを変更する。
  • テキストを繰り返す
    単語、文、段落単位でテキストを繰り返す。これによって英語などの外国語表現を繰り返しリスニングして暗記しやすくできる。
  • スペルチェックのリスト
    スペルに誤りがあると思われる候補のリストを表示する。
    ※ 別途提供元サイトページ下部の「スペルチェッカー」から辞書のダウンロードが必要です。
  • 訳す (Google Translate)
    Google 翻訳を利用できる。
  • オーディオファイル(Google TTS)を保存する
  • Spritz-Reader
    「Spritz」テクノロジーのリーダー。
    開いている文章の単語を次々と表示することでテンポよく素早く読めるようにする。「Read」ボタンで開始、「Pause」ボタンで一時停止。「100 words per minute(1分で100単語)」のプルダウンで表示するテンポを選択可能。
    ※ 「1000 words per minute」だとあまりに高速表示されるので、動体視力が良くないと読めないかもしれません。

スキン

メニューバー「表示」⇒「スキン」から、インターフェースを変更できます。
※ 用意されているスキン : Air / AutumnSky / Black Box / Blue Gauze / FM / Neutral / Sapphire / Vienna / WEB / WLM
スキン

スキン



対応フォーマット

入力
次のファイルの読み上げに対応しています。
  • テキストファイル(*.txt)
  • Balabolka 文書(*.bxt)
  • Mobipocket/Kindle eBook(*.azw, *.azw3, *.mobi, *.prc)
  • ヘルプファイル(*.chm)
  • DjVuフォーマットのテキスト(*.djvu, *.djv)
  • Word 文書(*.doc, *.docx)
  • 書籍の電子版(*.epub)
  • FB2 フォーマットのテキスト(*.fb2)
  • ウェブページとウェブアーカイブ(*.htm, *.html)
  • Microsoft Reader のファイル(*.lit)
  • OpenDocument フォーマットのテキスト(*.odt)
  • PDF テキストフォーマット(*.pdf)
  • RAR アーカイブ(*.rar)
  • RTF テキストフォーマット(*.rtf)
  • ZIP アーカイブ(*.zip)
出力
次のファイルの音声保存に対応しています。
  • オーディオファイル(*.wav)
  • MPEG Layer-3 ファイル(*.mp3)
  • OGG Vorbis ファイル(*.ogg)
  • Windows Media Audio ファイル(*.wma)
  • MPEG-4 ファイル(*.mp4)
  • MPEG-4 オーディオファイル(*.m4a)
  • MPEG-4 オーディオブック(*.m4b)
  • AMR-WB ファイル(*.awb)

更新履歴

機械翻訳で日本語にしています。
Version 2.15.0.882
(2024/11/16)
  • [*] IBM Watson Text-To-Speech のデモが一時的に再び利用可能になりました。
  • [*] ブルガリア語、クロアチア語、ウズベク語のリソースが更新されました (Kostadin Kolev、Petar Divić、Ulugbek Tolakov に感謝します)。

Version 2.15.0.881
(2024/11/06)
  • [+] LibreTranslate の使用を追加しました。
  • [+] 字幕変換の最大レート値を追加しました (SoundTouch ライブラリを使用する場合)。
  • [*] オンラインのテキスト読み上げサービスでは、字幕の時間間隔内に音声を収めるために SoundTouch ライブラリのみが使用されます。

Version 2.15.0.880
(2024/10/26)
  • [-] Windows 11 24H2 のもう 1 つの一時的な修正: Balabolka はオーディオ出力デバイスの接続/取り外しを監視しませんでした。
  • [-] Microsoft Azure の使用を修正しました: サーバーが不明な理由で長さゼロのオーディオ データを返すことがありました。
  • [*] Yandex SpeechKitの音声リストを更新しました。

ユーザーレビュー

  • 3

    辞書が貧弱

    muai
    muai
    1
    Windows 11

    辞書が貧弱。読み間違いが多い。
    ひらがなにして 読ませる。(そうすと見にくい。)
    アクセントも聞きずらい。
    日本語を勉強中の外国人並みです。
    無料で提供するのはすごい。

    3人が参考になったと回答しています。
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  • 3

    "新弟子"さんの投稿にあるように、辞書が貧弱

    ymzan
    ymzan
    1
    Windows 11

    "新弟子"さんの投稿にあるように、辞書が貧弱。読み間違いが多い。ひらがなにすればいいが、そうすとみにくい。
    点で間を開けるので、自然に聞こえようにするのは結構時間がかかる。
    私はYouTubeで使ったが、この2点は気になった。
    ただ、無料でこれだけのものを提供するのはすごい。
    オープンにし、辞書などを改変できるようにするのはだめですか?

    5人が参考になったと回答しています。
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  • 3

    読み上げてもらいたいだけの方は他のソフトを使った方が良いと思います

    kugizaki
    kugizaki
    7
    Windows 10

    読み上げてもらいたいだけの方は他のソフトを使った方が良いと思います。無駄な部分で多機能で容量も多くとります。細かな更新が非常に多くその度重くなってますし、そのせいか日本語化も途中放棄ですね。自分なりに工夫できる人でなれけば使いこなせないと思います。ちなみに、うちの環境では SAPI4 だと漢字を読んでくれません。

    7人が参考になったと回答しています。
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