ユーザースクリプトをカスタマイズしてジェスチャーを編集できるマウスジェスチャーソフト

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対応OS:
Windows 10
バージョン:
4.19.456(2020/08/30)
価格:
無料

ブラウザーやエクスプローラーで利用できるマウスジェスチャーソフトです。
C#言語でのユーザースクリプト編集に対応しているのが特徴です。
デフォルトではブラウザー利用しやすい標準的なマウスジェスチャーを8つ利用可能です。

提供元:

クイックスタート

Crevice の使い方

ダウンロード

  1. GitHub へアクセスし、「Crevice.4.19.456.zip」リンクをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードした圧縮ファイル(Crevice.4.19.456.zip)を解凍し、crevice4.exe から起動します。
    ※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。

使い方

最初から利用できるジェスチャー

本ソフトを起動すると「8 Gestures Activated」と8つのジェスチャーが有効になったと通知されます。
本ソフトが有効になった通知

本ソフトが有効になった通知


初期設定では次のジェスチャーを利用できます。

右クリックしながらジェスチャーすると、描画中の線がピンク色に、少し前の線が青色になります。
※ 本ソフト起動前のウィンドウには適用されません。本ソフトの前に起動したウィンドウを起動しなおすとジェスチャーが適用されるようになります。
ジェスチャーの軌跡

ジェスチャーの軌跡



ジェスチャーを編集する

ユーザースクリプトを編集してジェスチャーを追加できます。
  1. タスクトレイicon アイコンの右クリックメニューから「Open UseScript」をクリックします。
    タスクトレイアイコンの右クリックメニュー

    タスクトレイアイコンの右クリックメニュー

  2. ユーザースクリプトのあるフォルダーが表示されます。
    ユーザースクリプトの保存フォルダー

    ユーザースクリプトの保存フォルダー


    default.csx をテキストエディターで編集します。
    ユーザースクリプト(default.csx)

    ユーザースクリプト(default.csx)


対応ブラウザーを追加する
Brave を追加する場合は次のようにします。
43行目付近までスクロールし、Gestures for standard browsers 項目下にある下記の opera.exe を含む行をコピーして追加し、brave.exe とします。
  • 編集前
    ctx.ForegroundWindow.ModuleName == "opera.exe" ||
    ctx.ForegroundWindow.ModuleName == "iexplore.exe" ||
  • 編集後
    ctx.ForegroundWindow.ModuleName == "opera.exe" ||
    ctx.ForegroundWindow.ModuleName == "brave.exe" ||
    ctx.ForegroundWindow.ModuleName == "iexplore.exe" ||
保存した後、Brave を起動するとジェスチャーを利用できるようになります。

ロッカージェスチャーを追加する
ロッカージェスチャー(右クリックしながら左クリックするジェスチャー)を追加できます。
ここではロッカージェスチャーでタブを閉じるようにします。
次の内容をコピーしてユーザースクリプトのフッターに貼り付けて保存すれば利用できるようになります。
※ フッターでなくても動作しますが、説明を簡単にするためにフッターとしています。
Browser.
On(Keys.RButton).
On(Keys.LButton).
Do(ctx =>
{
    SendInput.Multiple().
   ExtendedKeyDown(Keys.ControlKey).
   ExtendedKeyDown(Keys.W).
   ExtendedKeyUp(Keys.W).
   ExtendedKeyUp(Keys.ControlKey).
   Send(); // Close tab
});
簡単に解説するとしたみたいな形です。
  • On(Keys.RButton). が右クリックしたとき
  • On(Keys.LButton). が左クリックしたとき
  • ExtendedKeyDown(Keys.ControlKey). が Ctrl キーを押したとき
  • ExtendedKeyDown(Keys.W). が W キーを押したとき
  • ExtendedKeyUp(Keys.ControlKey). が Ctrl キーを離したとき
  • ExtendedKeyUp(Keys.W). が W キーを離したとき
右クリックしながら左クリックした場合は、Ctrl + W キーを押したときと同じ動作をする、というものです。
※ ほぼユーザースクリプト内の「右クリック + マウスを ↓→ に動かす」操作のコピペです。

その他の編集をする
提供元サイトにいろいろと記載されていますので、参考にしつつ編集にチャレンジしてみましょう。

更新履歴

Version 4.19.456
(2020/08/30)
  • 改善点
    ・Chromium Edge との互換性の向上

Version 4.17.430
(2019/02/11)
  • 改善点
    ・アップグレード後に再起動を待機している Firefox との互換性が向上しました
  • バグの修正
    ・Crevice の実行中に、アプリケーションアイコンのグローバルキーボードショートカットが機能していませんでした。
    ・Crevice の実行中、タスクバーが他のアプリケーションの下に表示されました。
  • 仕様変更
    ・ジェスチャストロークは、ジェスチャが開始されたアクティブな画面でのみ描画されます。

Version 4.16.424
(2018/08/31)
  • 改善点
    ・GestureStrokeOverlay のレンダリングパフォーマンスは、ストロークデータのコピー操作を減らすことで改善されました。
    ・GestureStrokeOverlay の線のエッジ、開始、および終了のスタイルが、より美しい外観のためにソリッドからラウンドに変更されました。
    ・GestureStrokeOverlay の再描画された領域のちらつきの問題が解決されました。

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