ログイン情報などを一元管理できるパスワード管理アプリ
Enpass
- 海外
- 日本語○
- 対応OS:
- Windows 7 以降, macOS 10.12 以降, Linux, iOS, Android
- バージョン:
- 6.8.1(2022/05/19)
ウェブサイトへのログイン、フォームへの入力を自動で行えるようにするパスワード管理アプリです。
マスターパスワードだけ覚えておけば、ログイン情報や住所、クレジットカード情報などを安全に管理できます。
デフォルトで用意された80以上のテンプレートから、パスワード等の情報を素早く入力、管理でき、強力なパスワードを簡単に生成できるパスワードジェネレーターの利用も可能です。
※ iOS/Android 版は保存データ数が 25 個までの制限があります。
Enpass のプロモーション動画
Enpass の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Windows (Website version)」項目右の「Download」ボタンをクリックしてダウンロードします。
※ Microsoft Store アプリ版、Mac 版、Linux 版をダウンロードする場合は、それぞれのボタンをクリックしてダウンロードします。 - ダウンロードしたセットアップファイル(Enpass-setup.exe)からインストールします。
使い方
初期設定
- 本ソフトを起動すると、ようこそ画面が表示されます。
「マスターパスワードを作成」ボタンをクリックします。
※ 既存ユーザーはクラウドストレージ(OneDrive、Dropbox、Google ドライブ…)やバックアップファイルなどからデバイスデータを同期できます。 - パスワードを入力して「続行」ボタンをクリックします。
- マスターパスワードの確認画面が表示されるので、先ほど入力したマスターパスワードを入力して「続行」ボタンをクリックします。
- メイン画面が表示され「クイックセットアップ」画面が表示されます。
次のうち必要と思うものを設定します。
設定が終わったら画面右上の「Done」をクリックします。
- 自動実行
Windows 起動時に本ソフトを起動します。 - Windows Hello
Windows 10 以降の生体認証機能を利用して本ソフトをロック解除します。 - ブラウザ拡張機能
ブラウザーでログイン、クレジットカードやIDを自動入力できるよう、拡張機能(アドオン)をインストールします。
- 自動実行
- メールアドレスでのアカウント登録が推奨されます。
「メールアドレスで登録」ボタンをクリックします。 - メールアドレスを入力して「コードを送信」ボタンをクリックします。
- 入力したメールアドレスに届いた6桁のコードを入力して「確認」ボタンをクリックします。
- 無料アカウント登録完了です。
「完了」ボタンをクリックします。
ログイン情報を登録する
本ソフトを利用して登録する
- メイン画面上部の
をクリックします。 - 「アイテムを追加」ウィンドウが表示されます。
「ログイン」をクリックします。アイテムを追加
- 「テンプレートを選択」画面が表示されます。
該当サービスがある場合はクリックします。テンプレートを選択
- データ入力画面が表示されるので、必要な情報を入力して入力が終わったら画面右上の「保存」をクリックします。
※ 「生成する」ボタンをクリックするとパスワードを自動生成することもできます。 - アイテムが登録されました。
自動ログインする
画面右の「ウェブサイト」をクリックするとブラウザーでログイン画面を表示し、自動入力、ログインを行います。※ 自動入力&ログインするにはブラウザー拡張機能のインストールが必須です。
登録した情報を編集する
画面中央のリスト表示された項目をダブルクリックするか、項目をクリックして選択した後に画面上部の
登録した情報をコピーする
画面中央のリスト表示された項目をクリックすると画面右に登録情報が表示されるので、各項目右の
ブラウザー拡張機能を利用して登録する
ブラウザー拡張機能をインストールしている場合、ログイン情報を入力すると「Add to Enpass」と表示されるのでクリックして登録することができます。
ブラウザーでログイン情報入力時に登録することが可能
本ソフトをロックする
本ソフトは一定時間が経過すると自動でロック画面になり、マスターパスワードを入力しないと利用できないように保護されます。すぐにロック画面にしたい場合は画面上部の

お気に入りを利用する
画面中央のリスト表示された項目をクリックして画面右に表示される登録情報にある、

パスワードを自動生成する
画面右上の
「コピー」ボタンをクリックしてクリップボードにコピーできます。
- 長さ、大文字、桁、シンボルを含める/含めないを選択したパスワードが生成されます。
大文字、桁、シンボルのスライダーを動かすと、最小限含めておきたい数字を指定することが可能です。
※ 「最小限」プルダウンをクリックして「正確に」を選択しておくと、スライダーで指定した数字が含まれるようになります。 - 「発音可能」をオンにすると、単語を任意の記号でつないだパスワードが生成されます。
更新履歴
Version 6.8.1 (2022/05/19)
- 修正
・ユーザーが Dropbox で頻繁に「再認証」する必要がある Dropbox 同期の問題を修正しました。
・その他のマイナーなクラッシュと修正。
Version 6.7.8 (2022/05/03)
- 新着情報
・ビジネスのエンパス: チームメンバーにパスワードマネージャーを使用せず、オフラインのパスワードマネージャーを待っているビジネスの場合、待機は終了です。Enpass Business はここにあります–ビジネスの機密データをデバイス/クラウドに保持し、パスワードポリシーを設定し、SCIM がサポートする Active Directory を介してユーザーをオンボードします。Microsoft 365 Business を使用している場合は、さらに多くのことができます。詳細については、当社の Web サイトをご覧ください。
・自動侵害パスワードチェッカー: パスワード監査は、セキュリティが強化されてより効果的になりました。侵害されたパスワードチェックは Enpass で自動的に行われ、新しいパスワードが追加または変更されるたびにトリガーされます。[監査] > [侵害] > [オン] から有効にするだけです。 - 改善
・アイテムの作成または編集中に、選択したボールトで最も使用されている値を使用して、ユーザー名、メールアドレス、電話番号のフィールドをオートコンプリートするための提案が表示されるようになりました。
・キーボードの Alt キーを押すと、アイテムのパスワードを表示できるようになりました。
・マスターパスワードの入力中に CapsLock がオンになっているかどうかを示すインジケーターが追加されました。
・[編集]ページで、ジェネレータの履歴からのパスワードを使用するためのパスワードフィールドのオプションが表示されます。これは、Webサイトのパスワードが正常に変更された場合に役立ちます。ブラウザ拡張機能を使用したパスワードの変更は成功しましたが、拡張機能自体が何らかの理由で更新されたパスワードを取得できませんでした。これで、アイテムを手動で編集し、このオプションを使用して最後に生成されたパスワードにアクセスできます。
・「URL ホスト名の一致」機能に関するすべての懸念が完全になくなることを期待して、「もっと見る」ボタンが Enpass Assistant に戻ってきました。
・既存のボールトの暗号化されたバックアップファイルからエンパスボールトをインポートするオプションが追加されました。 [インポート] > [エンパス] > [バックアップファイル] > [マシンからバックアップファイルを選択] > [ボールトを選択] > [バックアップボールトのパスワードを入力] を選択するだけです。
・ワンタイムコードの時間間隔は、デフォルト値の30秒から変更できます。
・Enpass は、同期されていない変更があるボールトを削除しようとすると警告メッセージを表示するようになりました。
・ID タイプのアイテムのフルネーム(名+姓)は、アイテムリストにセカンダリテキストとして表示されます。 - 修正
・改行文字(‘¥n’)を含む秘密鍵は、ワンタイムコードの生成中に無効としてマークされました。修正済み
・印刷中にエスケープ文字(‘<‘ および ‘=’)を含むパスワードが切り捨てられる問題を修正しました。
・Enpass ユーザーインターフェイスでコンマの後のスペースが表示されない問題を修正しました。
・Enpass Assistant のロックを解除するとアイテムリストが2回更新される問題を修正しました。
・アイテムの絵文字が横線で表示される問題を修正しました。
・Enpass の詳細ページから Unicode 文字を含む URL を起動できなかった人はほとんどいません。修正済み。
・Bitwarden からインポートしているときに、「インポートするものがありません」というエラーが発生し始めた人はほとんどいません。 修理済み。
・一部のユーザーが Enpass からアイテムを印刷できない問題を修正しました。
Version 6.7.4 (933) (2021/11/18)
- 新着情報
・ブラウザでのインラインオートフィルのサポート:インラインポップアップメニューを使用して新しいオートフィルを体験します。このメニューはデフォルトで有効になっており、ウェブページに読み込まれたフォームにログイン、クレジットカード、IDが表示されます。この更新は、サポートされているすべてのブラウザに対して行われました。
・キーボードショートカット:ブラウザ拡張機能でキーボードショートカットを設定して、Enpass をロック、自動入力、およびアクティブ化するための追加オプション。既存のショートカット(存在する場合)はリセットされます。
・実行可能ファイルのコード署名証明書は、現在の証明書が今月有効期限が切れるときに更新されました。したがって、ウイルス対策ソフトウェアまたは Windows Smart Screen 警告から警告メッセージが表示された場合は、新しいコード署名証明書が原因です。実行可能ファイルの実行を許可してください。これで問題ありません。 - 修正
・Enpass アプリの起動時に、このバージョンの Enpass は古くなっていますというメッセージが表示されていました。これは修正されました。
・1Passwordからデータをインポートしているときに、メモ項目のサイズが大きいために一部の項目が欠落していました。これは修正されました。
・Enpass は、同じユーザー名で別のアイテムのパスワードを更新していました。これは修正されました。
フィードバック
- フォーラム(Enpass Discussion Forum)
https://discussion.enpass.io/index.php
※ 本ソフトは Nuko Piero 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2022年04月26日)