煩雑になりがちな ID とパスワードを一元管理して、複数のブラウザー・PC 間でデータを同期できるパスワード管理ソフト

LastPass のアイコン

LastPass

ダウンロード

対応 OS
Window, macOS, Linux, iOS, Android
言語
英語
価格
無料
提供元

サイトやサービスによってログイン情報はバラバラで覚えにくいもの。
本ソフトを利用すれば、一つのマスターパスワードだけ覚えておくことで、いろいろなサイトのログイン情報を管理できます。
ID とパスワード情報はクラウドに保管されており、どのブラウザーを使ってもどの PC を使っても ID とパスワード情報を利用可能。
そのため、職場や学校の PC と自宅の PC で同じログイン情報を利用する、と言ったことも可能です。
スマートフォンと同期するには、Premium 版の利用が必要です。

※ 最初の30日間は Premium 版を体験利用となり、30日経過以降は Free 版となります。

LastPass の使い方

ダウンロード と インストール

  1. 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「LastPass Universal Windows Installer」項目内の「Download」ボタンをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードしたセットアップファイルからインストールします。

インストール

  1. 「LastaPass Installer」画面が表示されます。
    拡張機能をインストール可能なブラウザー、デスクトップが選択済みとなっています。
    不要な項目がある場合はクリックして選択を外した後、「INSTALL」ボタンをクリックします。
    ※ Google Chrome / Firefox / Internet Explorer / Opera / Edge
  2. 「To install the UWP application we will enable sideloading on your machine. Are you sure you want to continue?(UWPアプリケーションをインストールするには、マシンでサイドローディングを有効にします。 続行してもよろしいですか?)」ウィンドウが表示されるので、「はい」ボタンをクリックします。
    ※ サイドローディングとは、Chrome ウェブストアなどの公式ストアを経由せずに拡張機能をインストールすることを意味しています。一般的には、このような確認ウィンドウを表示せずにブラウザー拡張機能を自動インストールするソフトの方が多いです。
  3. インストールが開始されます。
  4. インストールが完了すると「All set!」画面が表示されるので、「CLOSE」ボタンをクリックします。
  5. 「Create or Log In(アカウント作成かログイン)」画面が表示されます。
    アカウントを持っていない場合は「Create a New Account(新しいアカウントを作成する)」ボタンをクリックします。
    アカウントの作成またはログイン

    アカウントの作成またはログイン

  6. 「Create a LastPass Account(LastPass アカウント作成)」画面が表示されます。
    メールアドレス、マスターパスワード、マスターパスワードの確認、マスターパスワードリマインダーを入力して「Create Account(アカウントを作成)」ボタンをクリックします。
    ※ マスターパスワードリマインダーはオプション(任意)です。
  7. 「Secure Your Passwords(安全なパスワード)」画面が表示されます。
    安全でない方法で保存されているパスワードが検出されます。
    検出されたIDをパスワードを LastPass に保管できます。LastPass に保管したくない場合は「No Thanks(結構です)」ボタンをクリックします。
    ※ 「Reveal Passwords(パスワードを明示する)」にチェックを入れるとパスワードを表示します。
    パスワードの保護が必要なアイテムの表示

    パスワードの保護が必要なアイテムの表示

使い方

LastPass にログインする

LastPass を使うためには、最初にログインが必要です。
ブラウザー拡張機能の icon をクリックし、メールアドレスとパスワードを入力して「Log in」ボタンをクリックします。
ログインすると、アイコンの色が icon に変わります。
LastaPass へのログイン

LastaPass へのログイン



ログイン情報を管理する

保管しているログイン情報(ID、パスワード等)は、My LastPass Vault(保管庫)で確認、編集できます。
My LastPass Vault(保管庫)

My LastPass Vault(保管庫)


My LastPass Vault へアクセスするには、デスクトップのショートカットからアクセスするか、各ブラウザーicon をクリックして表示されるメニューの「Open My Vault」をクリックしてアクセスできます。
ログイン後に表示されるようになるメニュー

ログイン後に表示されるようになるメニュー



ログイン情報を保存する

Web サイトにログインしてログイン情報を保存する
LastPass インストール後にサイトにログインすることで、ログイン情報を保存できます。
※ SNS、ポータルサイトなどの一部サイトに対応。

例えば、Yahoo!JAPAN にアクセスし、IDとパスワードを入力してログインした場合、ログイン後の画面右上に「Add to LastPass?(LastPass に追加しますか?)」というウィンドウが表示されます。
「Add」ボタンをクリックすると、ログイン情報を保存できます。
Yahoo!JAPAN など一部SNS等ではログイン後に自動登録が可能

Yahoo!JAPAN など一部SNS等ではログイン後に自動登録が可能


My LastPass Vault(保管庫)からログイン情報を保存する
My LastPass Vault(保管庫)画面にて、画面右下の「+」アイコンから「Add Item(アイテムを追加)」からログイン情報を登録できます。
ログイン情報を追加した My LastPass Vault

ログイン情報を追加した My LastPass Vault



登録したログイン情報を利用してログインする

ログイン情報を LastPass に保管すると、ログイン時にSNS、ポータルサイトなどの一部サイトは自動入力されます。
※ サイトによっては自動入力+ログイン実行まで行われます。
自動入力されない場合は、テキストボックス内に表示される <<74-icon>> をクリックして表示されるウィンドウからアイテムをクリックして入力できます。
登録したアイテムからログイン情報を入力

登録したアイテムからログイン情報を入力



自動入力をオフにする
  1. 自動入力を解除したい場合は、icon の右クリックメニューより「オプション」をクリックします。
    拡張機能アイコンの右クリックメニュー

    拡張機能アイコンの右クリックメニュー

  2. 「Preferences(設定)」画面が表示されます。
    「Automatically fill login information(ログイン情報を自動的に入力)」のチェックを外して「Save(保存)」ボタンをクリックします。
    設定 - 全般

    設定 - 全般


※ 各ブラウザーによってインターフェース及び動作が異なります。

更新履歴

※ Google 翻訳で日本語にしています。
Version 4.62.0
(2020/12/14)
  • マイナーなバグ修正。

ユーザーレビュー

  • 1

    以前から何度パスワードを変えてもグーグルアカウントに侵入された形跡…

    ffffffffff
    ffffffffff
    1
    Windows 10

    以前から何度パスワードを変えてもグーグルアカウントに侵入された形跡があったりラストパスlastpassからの漏洩を疑っていた
    そしてついにラストパスのデータが抜き取られていた事が判明して各所でニュースになっている
    最近ではツイッターやインスタ、フェイスブックなど全部侵入されて乗っ取られてめちゃくちゃにされている
    こんなツール誰にも勧められるわけがない

    7人が参考になったと回答しています。
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  • 2

    【追記あり】長年の有償ユーザーですが、バージョンが更新されるにつれ、ソフトウェ…

    Driftwood
    Driftwood
    1
    Windows 7

    長年の有償ユーザーですが、バージョンが更新されるにつれ、ソフトウェアのユーザビリティは低下しています。その仕様として奇妙な動作をするようになってきましたし、メニュー項目の日本語化もいつの間にか進捗がとまっています。また、サポート体制もしだいに大雑把になってきています。先日、サポートリクエスト・フォームを利用しようとしたら、「なるべく英語で書いてほしい」との記述がありました。また、他のレビュアーもご指摘のとおり、しばしば脆弱性を露呈させているのも大きな問題です。


    なお、私は iOS 版も利用していますが、最近ようやく大きなバグをとり終えたかと思ったら、次はパスワードの自動生成が異常に遅いという新しい問題が出てきました。iOS 版にはリリース当初から本当に困惑させられてきましたが、もう潮時という感想です。

    32人が参考になったと回答しています。
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  • 2

    このパスワードマネージャーは、米国企業製で、その分野では国際的な知…

    owl
    owl
    483
    Windows 8/8.1

    このパスワードマネージャーは、米国企業製で、その分野では国際的な知名度を誇ります。
    「Secure」さと「User Friendly」さで、人気があります。
    その昔、「keePass Password Safe」とともに、一時、利用もしていました。

    ダウンロード時点から「各国版」が完備されており、ホームページから日本語仕様なので、戸惑いもなくスタートを切れます。
    使い方も「平易」なので、初心者にも簡単です。
    機能も充実しています。
    スキルを問わず、それなりに使いこなせるでしょう。

    しかし、下記の宿命的な問題があるため、推奨はしかねます。
    ユーザー自身の自覚の下で、利用すべきでしょう。

    問題は、
    > クラウドサービス型なので、オンライン接続状態でないと利用ができません。
    > 最大の深刻な欠陥は、肝心の「VAULT」(顧客の金庫)が、度々とハッキング被害(ユーザー時での公表分:Tue, 16 Jun 2015 03:37:29 +0000 、その前年にも e-mail で、無効化の実行と再作成の要請の緊急通知が届いた)を受けました。クラウドサービスでの根本的な欠陥性を実感しました。
    この「欠陥性」は、
    NSA(アメリカ国家安全保障局)の不正を暴露したスノーデン氏や、
    Electronic Frontier Foundation(//ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E8%B2%A1%E5%9B%A3)の会報:Surveillance Self-Defense | Tips, Tools and How-tos for Safer Online Communications(//ssd.eff.org/en)でも「警告」されている宿命です。

    18人が参考になったと回答しています。
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