キーボード、マウスの操作を記録して繰り返し実行できるマクロツールです。
単調な作業を繰り返し行いたい場合、本ソフトを使うことで、何度もクリックしたり、同じ文字を打ち込んだり、などすることなく、マクロを走らせるだけで作業をこなすことができます。
ある程度のプログラムの知識が必要となりますが、コードを編集できれば、実行できるマクロの幅が広がります。
- 対応OS:
- Windows 95/98/Me/NT/2000/XP/Vista/7
- バージョン:
- 0.72(2022/07/14)
- 価格:
- 無料
- 提供元:
- たわしと
KMmacro の使い方
ダウンロード と インストール
- Vector のダウンロードページへアクセスし、「ダウンロードページへ」ボタンをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードした圧縮ファイル(kmmac72.zip)を解凍し、KMmacro.exe から起動します。
※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。
使い方
基本的な使い方
KMmacro.exe を実行すると、ポップアップメニューが表示されます。- 記録
マクロの記録を行います。 - 実行
マクロを実行します。 - 終了
マクロを終了します。 - 切替
メニューファイルを選択することで、メニューの切り替えを行います。
マクロファイルを選択した場合はマクロを実行します。 - 編集
メニューファイル、マクロファイルの編集を行います。 - 繰り返し
繰り返し実行します。
- メニューファイル、マクロファイルはテキストエディターで編集できます。
- マクロの編集では、if、loop 等のコードを追加することで、条件分岐や繰り返し処理を追加していけます。
- 詳細は、KMmacro.txt、test.MAC をご確認ください。
更新履歴
Version 0.72 (2022/07/14)
- タスクトレイの KMmacro アイコンにマウスカーソルをもっていった時に表示されるメッセージの内容を設定可能に(hintmessage コマンド)
- OpenGraph・CloseGraph コマンド、SearchGraph・GetGraphPixel 関数追加。これで簡単な画像比較・検索が可能に
- Capture・CaptureScreen コマンド、CompareFile 関数追加。これで、簡単な画像比較ができるようになった
- GetPixel 関数の処理を変更。これにより、Chrome などの GetPixel API に対応していないプログラムなどの色も取得できるようになった。
- (message 関数の仕様を変更し、引数を連続して指定できるようにした。これにより、一々 (& ) 関数でつなげる必要が無くなった。
- 2台目のジョイスティック用に、%joystick2 などの変数を用意。常駐モードで [JOYBUTTON] が呼び出された時には、これらの変数に自動で値がセットされるようにした。
- Random (乱数)関数追加。というか、0.68 で追加していたのに、マニュアルに書くのを忘れていました。
- KMrec.exe に「アクティブウィンドウのタイトル取得」「マウスカーソルがある位置の色取得」機能を追加。
- その他関数追加、バグ取り。
Version 0.68a (2022/02/27)
- Microsoft Defender で「脅威」と検知されないよう改善
Version 0.68 (2021/08/10)
- KEY コマンドで、すべてのキーに「++」「--」指定ができるようにした。ただし、「KEY A++」などとしても、キーリピートは発生しないようです。
- READJOYSTICK コマンドで読み取れるボタンの数を、8個→12個に増やした。
- DELAY コマンドによる停止中に、ESC キーで中断できるようにした(「DELAY 100000 500」などと指定)
- メニュー表示位置の最大・最小値を指定できるようにした(KMmacro.INI で設定)。「カーソルの近くに表示」+「カーソルが画面端にある」で、メニューが見えなくなるのを予防できます。
- 「(~)」の中身が関数で無かった場合や、「%~」が変数宣言されていない場合、エラーにできるようにした(KMmacro.INI で設定)。
- マクロ記録時に、時間も記録できる機能を追加した(KMrec)
- 様々な関数・コマンドの追加、バグ取り