1つのキーボード・マウスで複数PCを操作できるソフト
Input Director
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2台以上のPCを一組のマウス・キーボードで操作することができ、他のPCの操作中にメインPCで調べものをするといったことが可能になります。
設定も簡単で一度設定してしまえば、あとはPCの起動だけですぐに操作可能な状態になります。
動作も軽量で物理的につなぐときと変わらない動作が可能です。
また、マクロ機能もあり、簡単な反復動作を記録することができます。
- 提供元:
- Shane Richards
※ 個人かつ非商用利用に限り無料で利用できます。
Input Director の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Download Input Director v2.1」リンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードした圧縮ファイル(InputDirector.v2.1.2.zip)を解凍し、セットアップファイル(InputDirector.v2.1.2.build153.Setup.exe)からインストールします。
使い方
接続設定する
「1台目のPC」(以下、プライマリ機と呼びます)、「2台目のPC」(以下、セカンダリ機と呼びます)の両方のPCにインストールします。プライマリ機での操作
- メイン画面左の
をクリックします。 - 「Clients」画面が表示されます。
「Add」ボタンをクリックします。 - 「System Configuration(システム構成)」画面が表示されます。
「Scan network for candidate systems(ネットワークをスキャンしてシステムの候補を探す)」ボタンをクリックします。 - 「Candidate systems(システムの候補)」画面が表示されます。
セカンダリ機のコンピューター名が表示されているので「Select」ボタンをクリックします。ネットワークをスキャンした結果、検出された候補PC
- 「System Configuration(システム構成)」画面に戻り、Hostnameが設定されていることを確認できます。
画面下部の「OK」ボタンをクリックします。コンピューター名が追加される
- 「The Input Director security settings ...」ウィンドウが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
エラーメッセージ
- 「Clients」画面に戻り、セカンダリ機のコンピューター名が追加されていることを確認できますが、コンピューター名の横が
になっています。
セカンダリ機での操作
ここまでの手順を操作すると、セカンダリ機に「Add the Director system freesoft100-pc to the authorised list of systems that may control this computer?(このコンピューターを制御する可能性のあるシステムの承認済みリストに freesoft100-pc(※プライマリ機のこと
)を追加しますか?)」ウィンドウが表示されるので「はい」ボタンをクリックします。
セカンダリ機で許可する
プライマリ機での操作
プライマリ機の画面に戻り、セカンダリ機のコンピューター名の横が
これで設定完了です。
プライマリ機からセカンダリ機へマウスカーソルを移動させたり、セカンダリ機のキーボード入力が可能になります。
- プライマリ機とセカンダリ機の位置関係については、「Clients」画面下部のPCアイコンをドラッグ&ドロップして左右の場所を入れ替えて変更することも可能です。
ドラッグ&ドロップで左右の位置を入れ替え
- プライマリ機とセカンダリ機をマウスカーソルが行き来すると、別のディスプレイに移動するたびにマウスカーソルの周りに波紋が表示されてわかりやすくなります。
PCを移動すると波紋状に表示
- セカンダリ機からプライマリ機を操作したい場合は、同様の手順(セカンダリ機の「Clients」画面からプライマリ機のコンピューター名を追加するなど)を行います。
ホットキーを利用する
次のホットキーを利用できます。- 左 Ctrl + 左 Alt + Break
キー操作したPCの中央にマウスカーソルが移動します。 - 左 Ctrl + 左 Alt + Insert
マウスカーソルのあるPCに Ctrl + Alt + Delete を送信します。 - 左 Ctrl + 左 Win + L
マウスカーソルのあるPCに Win + L を送信します(PCをロックします)。
本ソフトを停止/終了する
本ソフトを停止する
タスクトレイの


タスクトレイアイコンの右クリックメニュー
本ソフトを終了する
タスクトレイの
更新履歴
※ Google 翻訳で日本語にしています。
Version 2.1.2 Build 153 (2022/07/01)
- キーバインディングは、Director システムと Client システム全体で複数のターゲットキーへのキーのバインドをサポートします
- バインディングは、ソースまたはターゲットアクションとしてマウスボタンをバインドできるようになりました
- OpenSSL ライブラリを v3.0.3 にアップグレードしました
- ステータスが使用可能に変更されたときにクライアントへの移行を停止する可能性があるバグを修正しました
- 隣接していないモニター間で誤った遷移を引き起こす可能性があるバグを修正しました
- これで、Director システムに設定された暗号化が、各クライアントのデフォルトの暗号化として使用されます。
- 商用のお客様は、必須の暗号化ポリシーを設定できます
- マイナーなバグ修正
Version 2.1.1 Build 150 (2021/12/12)
- リモートデスクトップセッション中に Input Director が誤ってアクティブのままになる可能性があるバグを修正しました
- スキップされたクライアントを入力ディレクターが移行しないバグを修正しました
- システム間の移行をブロックする可能性があるバグを修正しました
- マイナーなバグ修正
Version 2.1 Build 146 (2021/11/01)
- 新しい柔軟なモニターレイアウトシステム。モニターは、物理的な場所とサイズの違いを正確に反映するように配置およびサイズ変更できます
- 共有クリップボードファイルのコピー/貼り付けにネットワーク共有が不要になり、どこからでもどこにでもファイルをコピーするのがさらに簡単になりました
- フルスクリーンアプリケーションがアクティブなときにクライアントにマウスを移行しないように Input Director を構成できます
- クライアントシステムの制御中にタップされたタッチスクリーンが Director システムにある場合、入力制御は Director に戻されます。
- ホットキーを押すときにカーソルをプライマリ画面の中央に配置するように Input Director を構成できるようになりました
- システム間ではなくモニター間で移行するようにジャンプホットキーを構成できます
- ミラーリングをクライアントシステムのプライマリ画面に制限できるようになりました
- Windows リモートデスクトップとの互換性の向上
- 3桁のIPアドレス番号をIPアドレス番号フィールドに手動で入力することに影響する可能性があるバグを修正しました
- システムに戻るときやシステム間でシステムのアクティブウィンドウがちらつく可能性があるバグを修正しました