オープンソースのシンプルな画像ビューア

PhotoQt のアイコン

PhotoQt

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対応OS:
Windows (64bit), Linux (Ubuntu, Linux Mint, Arch Linux, Slackware Linux)
バージョン:
3.1(2023/03/08)
価格:
無料

オープンソースで開発されている Windows/Linux 対応の画像ビューアです。
画面の左、右、下の端にマウスカーソルを持っていくとメインメニュー表示、Exif 情報を含むメタデータ表示、フォルダー内画像をサムネイル表示します。
画面左上には現在のフォルダー内の画像枚数、ファイル名、ズーム率、回転度数を表示。
スライドショー表示、フィルター(ファイル名、拡張子、解像度、ファイルサイズ)、高度なソート(解像度や輝度など)などの機能も利用できます。

提供元:

PhotoQt の使い方

ダウンロード

  1. 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「PhotoQt v3.1 (64-Bit)」リンクをクリックしてダウンロードします。
    ※ Linux へインストールする場合は、提供元サイトにて Unbuntu Linux、Linux Mint などのアイコンをクリックしてインストール方法を確認します。
  2. ダウンロードしたセットアップファイル(photoqt-3.1.exe)からインストールします。
    ※ インストール時に既定の画像ビューアにするか選択画面が表示されます。既定の画像ビューアにしない場合は「Do not set as default for any image formats」を選択します。
    インストール時、既定の画像ビューアにするかの選択

    インストール時、既定の画像ビューアにするかの選択

使い方

初回起動時

初回起動時に表示方法の選択画面が表示されます。
ここではそのまま「Continue」ボタンをクリックします。
初回起動時 - 表示方法の選択

初回起動時 - 表示方法の選択



基本的な使い方

本ソフトを起動すると画面いっぱいに最大化して表示されます。
起動時画面

起動時画面


画面内をクリックして表示させたい画像ファイルを探します。
※ 画像ファイル名にマウスカーソルを乗せると、画像ファイルがプレビュー表示されます。
表示する画像の選択

表示する画像の選択


画像ファイルをダブルクリックすると画像ファイルが表示されます。
矢印キー( キー)で次の画像ファイル、前の画像ファイルを表示できます。
画像の表示

画像の表示


タイトルバーをダブルクリック、または画面右上の icon をクリックすると最大化表示から元の表示になり、画面端をドラッグして任意のサイズに調整できます。
任意のサイズで画像を表示

任意のサイズで画像を表示


ちなみに画面左上に表示される icon の表示内容は、左から順に次の通り。
  • counter … フォルダー内画像ファイルの「現在数/最大数」
  • filename … ファイル名
  • zoom … ズーム率
  • rotation … 回転度数

画面端にマウスカーソルを持っていくと次の内容が表示されます。
※ 最大化表示から元の表示に戻している場合、画面サイズを小さくしすぎると表示されなくなります。
  • 画面右端
    メインメニューが表示されます。
    画面右にマウスカーソルを持っていくとメインメニュー表示

    画面右にマウスカーソルを持っていくとメインメニュー表示

  • 画面左端
    Exif 情報などのメタデータが表示されます。
    画面左にマウスカーソルを持っていくとメタデータ表示

    画面左にマウスカーソルを持っていくとメタデータ表示

  • 画面下端
    その画像ファイルのあるフォルダー内の画像ファイルがサムネイル表示されます。
    サムネイルをドラッグして動かしたり、サムネイルをクリックして画像表示させたりできます。
    画面下部にマ数カーソルを持っていくとサムネイル表示

    画面下部にマ数カーソルを持っていくとサムネイル表示


メインメニュー
メインメニューから次のような操作が可能です。

Navigation
icon をクリックして次の画像ファイル、前の画像ファイルを表示します。
  • Browse images
    「File dialog(ファイルダイアログ)」画面を開き、別の場所の画像ファイルを選択できます。
    Ctrl + O キーを押しても「File dialog」画面を表示できます。
  • first
    フォルダー内の先頭の画像ファイルへ移動します。
  • last
    フォルダー内の末尾の画像ファイルへ移動します。

Zoom
icon をクリックしてズームイン、ズームアウト表示します。
※ マウスホイール操作でもズームイン、ズームアウトします。
  • 100%
    オリジナルサイズを表示します。
  • Fit
    画面内に収まるように表示します。

Rotation/Flip
icon をクリックして画像ファイルを左回転、右回転します。
  • Horizontal flip
    水平(左右)に反転します。
  • Vertical flip
    垂直(上下)に反転します。
  • Reset flip
    反転をリセットします。
  • Reset rotation
    回転をリセットします。

Slideshow
  • Start
    スライドショーを開始します。
    ※ スライドショー実行時に表示されるボタンをクリックして、前の画像、一時停止、次の画像、スライドショー終了を行えます。
    スライドショー操作ボタン

    スライドショー操作ボタン

  • Setup
    スライドショーのセットアップ(画像表示時間、アニメーション(トランジション)、全ファイル表示後にループさせるか、シャッフルの有無、サブフォルダーを対象にするか、など)を行います。
    スライドショーの設定

    スライドショーの設定


Advanced Sort
  • Start
    「Setup」で設定されたソート(初期設定は解像度の小さい順)を実行します。
  • Setup
    Advanced Sort のセットアップを行います。
    • Sort by
      ・Resolution(解像度)
      ・Dominant color(ドミナントカラー)
      ・Average color(平均色)
      ・Luminosity(輝度)
    • 順番
      ascending(昇順)、descending(降順)

    「Sort images」ボタンをクリックするとソートを実行します。
    高度な画像ソートの設定

    高度な画像ソートの設定


Other
  • Filter images
    現在のフォルダーをファイル名、拡張子、解像度、ファイルサイズでフィルターします(絞り込み表示します)。
    現在のフォルダーの画像のフィルター設定

    現在のフォルダーの画像のフィルター設定

  • Open in default file manager
    既定のファイルマネージャーを開きます。
    ※ 通常はエクスプローラー。

PhotoQt
  • Settings
    設定画面を開きます。
    設定画面

    設定画面

  • About
    About を表示します。
  • Online help
    オンラインヘルプを表示します。
  • Quit
    本ソフトを終了します。

更新履歴

Version 3.1
(2023/03/08)
  • ハイライト
    ファイルダイアログに大きな改良が加えられました。
     ・フォルダアイコンとのコントラストに関係なく、ファイルカウントが表示されるようになりました。
     ・メインビューとパンくずドロップダウンメニューの両方で、すべてのファイルとフォルダの並べ替えを修正しました。
     ・パンくずのドロップダウンメニューは、スクロールバーと大きなフォルダ数のより良い処理で作り直されました。
     ・ファイルダイアログの全体的なレイアウトを調整し、ウィンドウが小さいときによりよく機能するようになりました。
     ・プレビュー画像は、ファイルビューの後ろのスペース全体を埋めるように拡大・縮小ができるようになりました。
    サムネイルバーのサムネイルは、各サムネイルに用意された四角形全体を埋めるように拡大・縮小できるようになりました。
    ステータスバーウィンドウボタンは、不要なときは自動的に非表示にすることができます。この機能を有効にすると、マウスカーソルの移動時やマウスカーソルが上端に近づいたときに表示されるようになります。さらに、別の画像が読み込まれたときに、ステータス情報を短く表示することができます。
    一般的なインターフェイスの改善もあります。
     ・他の要素の後ろに表示されているすべての要素を、少しぼかして表示することができます。
     ・コンテキストメニューのスタイルが、アプリケーション全体でより一貫したものになりました。
     ・インターフェイスの様々な部分のフォントサイズは、部分的にピクセルサイズではなく、すべてポイントサイズを使って指定されます。
     ・マウスホイールのスクロールがよりスムーズに、より確実に処理されるようになりました。
     ・Windows の場合 アプリケーションのデフォルトフォントは、Segoe UI(9pt)に修正されました。
    ・その他、いくつかの改善と追加を行いました。
     ・PhotoQt がシステムトレイに隠されるたびに、割り当てられたメモリのほとんどを解放することを含め、セッションをリセットすることができます。
     ・デフォルトでは、大きな画像は、完全に表示されるように、ロード時に縮小されます。PhotoQtに、常に拡大縮小されないフルイメージを読み込むように指示できるようになりました(この設定を切り替えるショートカットもあります)。
     ・Exiv2: BMFF メタフォーマットのサポートを追加しました(利用可能で有効な場合)。
     ・カスタムコンテキストメニューエントリーと外部ショートカットの両方で、外部アプリケーションをより良い方法で指定できるようになりました。

Version 3.0
(2023/01/31)
  • ハイライト
    ショートカット:現在のフォルダーにあるランダムな画像を読み込むショートカットが追加されました。
    ファイルダイアログ:ファイルダイアログは、以下のような新しい改良を受けました。
     ・ファイルダイアログから設定マネージャに直接アクセスできるようになりました。
     ・マウスの「前へ」「後ろへ」ボタンで、履歴の前方・後方を移動できるようになりました。
     ・アイコン表示の場合、上下の矢印は、次の項目や前の項目に移動するだけでなく、行全体を上下に移動します。
     ・パンくずは、サブフォルダーをよりよく表示するように改良されました。
     ・すべてのパスでネイティブのセパレータ(Linux では「/」、Windows では「'」)を使用するようになりました。
    ヒストグラム:32ビットでない画像に対する適切なサポートが追加されました。また、ヒストグラムの読み込み速度も改善されました。
  • 様々な修正
    ・コンテキストメニュー、ポップアップメニュー、ドロップダウンメニューの改善
    ・カスタムメニューエントリーの取り扱いを改善
    ・フェイスタガーはクリック&ドラッグで操作可能

Version 2.9
(2022/09/02)
  • ハイライト
    ステータス情報
     ステータス情報は、完全に作り直されました。より多くの情報を表示できるようになっただけでなく、さまざまな要素を好きな順番で並べ替えることができます。
    メタデータ
     メタデータの読み込みは、サポートされているフォーマットのホワイトリストに基づくのではなく、PhotoQtが常に読み込みを試み、ファイルがサポートされていない場合は優雅に失敗するようになりました。また、メタデータ要素を左のスクリーンエッジの後ろに再び表示できるようになりました(設定にあるオプション)。
    アイコン
     インターフェイスのすべてのアイコンがPNGからSVGに変更され、ぼかしなしでより良いダウンスケーリングができるようになりました。ファイルタイプのアイコンは、よりクリーンでモダンな外観に生まれ変わりました。また、@hadouken のおかげで、新しいバックアップアイコン(Windows などで使用)も追加されました。 ・ショートカット
     ウィンドウモードとフルスクリーンモードを切り替えるショートカットと、「ウィンドウに合わせる」設定を切り替えるショートカットの2つが追加されました。
  • 様々な修正
    ・ファイルダイアログと画像表示で、ファイル(およびフォルダー)を適切にソートできるようになりました。
    ・特定のローカライゼーションが選択/ロードできないことがありました。
    ・ピクセルマップサイズが正しく計算されていませんでした。
    ・Windows でのネットワークパスの取り扱いを改善しました。

フィードバック

ユーザーレビュー

  • 4

    スタイリッシュな見た目の画像ビューアで、多機能かつ細かいカスタマイ…

    ユーザー2n12c
    ユーザー2n12c
    投稿数: 4件
    Linux

    スタイリッシュな見た目の画像ビューアで、多機能かつ細かいカスタマイズができるのが特徴です
    zip内の画像も閲覧できます

    UIがかなり独特で、ある程度操作を把握する必要があります
    日本語化されてない、設定の項目の多さもあり、初見では尻込みするでしょう…というかしました

    多機能さ、UIどちらも個人的にはお気に入りですが、間違いなく慣れが必要なソフトだと思います

    1人が参考になったと回答しています。
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