複数の HTML やテキストファイルの中身を一括置換するソフト
TextSS.net
複数行にも対応し、*(ワイルドカード)を使ったあいまい検索、改行変換、バイナリ置換、ファイル属性や拡張子変換にも対応。
バックアップもでき、適切な置換が行われなかった場合は、置換前の状態に復元することもできます。
- 提供元:
- Yamashita-Y
TextSS.net の使い方
ダウンロード
- Vector のダウンロードページへアクセスし、「TextSS(フルセット版)3.50」項目内の「ダウンロードページへ」ボタンをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードした圧縮ファイル(tss532.zip)を解凍し、TextSS.net.exe から起動します。
※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。
使い方
初期設定
本ソフトを起動すると「設定」画面が表示されます。コードページ(文字コード)の判定方法を次のどちらかから選択して「決定」ボタンをクリックします。
- 日本語の HTML 使用のファイルや日本語テキストファイルを置換する
- 日本語及び複数バイト文字(韓国語や中国語など)の HTML 使用のファイルを置換する
※ 韓国語や中国語などの2バイト文字を含むファイルを利用しない場合は上の項目を選択します。
置換する
ここでは HTML ファイル(.html 形式)内容を置換していきます。- 本ソフトを起動するとメイン画面が表示されます。
画面左上の「フォルダ追加」ボタン、または「ファイル追加」ボタンをクリックして置換対象ファイルを追加します。
※ HTML 形式ファイル(.htm, .html)以外を対象としたい場合は、「*.htm;*.html」プルダウンをクリックして任意の拡張子を選択するか、任意に入力することが可能です。このとき「拡張子(入力可能)」右の「登録」ボタンをクリックしていつも使う拡張子を登録してプルダウンに表示されるようにすることもできます。対象拡張子の選択
- ファイルをクリックして選択すると、画面下部にて「ブラウザプレビュー」、「テキストプレビュー」を確認できます。
- ブラウザプレビュー
ブラウザー(Microsoft Edge)の表示を確認できます。 - テキストプレビュー
テキストベースのファイル内容を確認できます。
- ブラウザプレビュー
- 画面右下の「次へ」ボタンをクリックします。
- 「検索と置換の文字列」画面が表示されます。
- 画面左上のブルーの枠内に「検索する文字列」を入力します。
- 画面左のピンクの枠内に「置換する文字列」を入力します。
- 画面左の「テストする文字列」枠内にある「ファイル読込」ボタンをクリックし、テストしたいファイルを選択すると「テストする文字列」下にファイル内容が読み込まれます。
- 「編集中のパターンでテスト」ボタンをクリックすると、画面左下のグリーンの枠内に「テスト結果」が表示されます。
「TextSS.net で開く」プルダウンをクリックして任意のエディターを選択して「開く」ボタンをクリックしてエディターで置換のプレビューを確認できます。
※ デフォルトでは「開く」ボタン右に「Meta タグで判定」が選択されていますが、Meta タグが設定されていないなど正常に表示されない場合は、「Meta タグで判定」プルダウンをクリックして shift_jis / utf-8 などを指定すると良いです。
複数の置換を行う
複数の置換を行いたい場合は、画面右下の「行の追加」ボタンをクリックして行を追加すると、画面右上に「通常置換」が追加表示されます。
画面右上に新たに追加された行をクリックして選択すると、画面左の「検索する文字列」や「置換する文字列」などのない新しい置換を指定することが可能です。 - 画面右下の「次へ」ボタンをクリックします。
- 「置換の開始」画面が表示されます。
以下を選択した後、画面右下の「開始」ボタンをクリックします。
- 置換の実行方法の指定
- 選択した1つのパターンの検索と置換を行う
前の画面で画面右上で選択していた置換を実行します。 - すべてのパターンの検索と置換を行う
前の画面で作成した置換をすべて実行します。
※ 複数の置換を作成して実行したい場合はこちらを選択します。
- 選択した1つのパターンの検索と置換を行う
- 置換結果の保存
- 保存する
置換結果ログを保存します。 - 保存しない
置換結果ログを保存しません。
- 保存する
- 置換候補の確認
- 表示する
1つ1つ確認しながら置換します。 - 表示しない
確認せずに置換します。
- 表示する
- 置換の実行方法の指定
- 「置換を開始してよろしいですか?」ウィンドウが表示されるので「はい」ボタンをクリックします。
置換の開始確認ウィンドウ
- 1つ前の手順にて「置換候補の確認」に「表示する」を選択した場合、以下の内容が表示されます。
- 置換候補の確認
- 検索された文字列
- 検索された文字列の後方(参考用)
- 置換後の文字列(検索された文字列がこの文字列に置換されます)
画面右上のブルーの枠内から置換候補確認時の操作を決定します。
- 置換する
置換します。 - 置換しない
置換しません。 - ファイル全置換
当該ファイル内の置換候補をすべて置換します。 - ファイルキャンセル
当該ファイル内の置換候補をすべて置換しません。
※ 置換済みのものはキャンセルされません。 - 全キャンセル
すべてのファイルを置換しません。
※ 置換済みのものはキャンセルされません。
- 置換が完了すると「置換が完了しました」ウィンドウが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
置換完了ウィンドウ
- 最初の画面に戻り、「ステータス」項目が追加されます。
復元する
置換したものの元の状態に戻したくなった場合、自動で作成されたバックアップファイルから元に戻すことができます。- 「ファイルリスト」画面の「復元」ボタンをクリックします。
「ファイルリスト」画面の「復元」ボタンをクリック
- ファイルの復元確認ウィンドウが表示されるので「はい」ボタンをクリックします。
復元確認ウィンドウが表示されるので「はい」ボタンをクリック
- 復元が完了するとステータスが「復元成功」と表示されます。
更新履歴
※ 機械翻訳で日本語にしています。
Version 5.32 (2022/12/20)
- ファイルやフォルダを登録したときに「String ~ から型 'Date' への変換は無効です。」または「1 つ以上のエラーが発生しました。」というエラーが発生して操作が中断されるのを修正。
Version 5.31 (2022/08/28)
- ブラウザプレビューでファイルがダウンロードされてしまうことがあるのを修正
- テキスト以外のファイルのコードページをシフト JIS と誤判定することが多かったのを改良
- ファイルやフォルダを登録したときに「1 つ以上のエラーが発生しました。」というエラーが発生して操作が中断されるのを修正。
このお問い合わせが最近多かったので下記のように改良しました。
従来の仕様
致命的エラー「1 つ以上のエラーが発生しました。」と表示し、ファイルやフォルダの登録操作が中断されてしまう。
新しい仕様
コードページの部分にエラーメッセージを表示し、登録操作を最後まで行う。
Version 5.30 (2022/02/08)
- このバージョンから .NET Framework 4.6.2 を使用しています。
- このバージョンから操作説明書がオンラインヘルプになりました。
- コードページの判定方法を新しくしました。
『6-4.コードページ判定設定』の『判定エンジン』で新しい Ver 5.30 と今までの Ver 5.00 で切り替えることができます。 - ブラウザのプレビュー機能に Microsoft Edge (Chromium) を追加しました。
- NKF32.DLL の対応を廃止しました。
- 画面に色を付けて見やすくしました。
- ゴミ箱の強制削除機能を廃止しました。
- 用語変更 オプションスイッチ ⇒ チェックボックス
- TextSS.net32 を廃止しました。互換性のために残していますが、TextSS.net を起動するだけです。
TextSS.net は OS のビット数と同じで動作します。
以前は NKF32.DLL を使用するときに TextSS.net を 32ビットで起動させるものでした。