仮想的に OS をインストールできる仮想PCソフト
VirtualBox
- 海外
- 日本語○
仮想 PC 上で USB 機器が利用できるのが VirtualBox 最大の特徴。
Windows Vista で認識できない USB 機器でも、仮想 PC 上に Windows XP をインストールすれば Vista で認識できなかった USB 機器を利用できたりします。
インストールはウィザード形式で、OS の選択、メモリー量の設定、HDD/SSD イメージの選択などを行い、簡単にインストールができます。
仮想ハードディスク作成後は一つのソフトで複数の OS を使用・管理する事が可能です。
作成した仮想ハードディスクの OS は一時停止もできるので、その都度シャットダウンする必要はありません。
その OS の状態も一目でわかるので便利。
海外で配布されているソフトですが、日本語に対応しています。
- 対応OS:
- Windows 7/8/8.1/10, Windows Server 2008/2012/2016/2019, macOS 10.12/10.13/10.14, Linux
- バージョン:
- 7.0.20(2024/07/16)
- 価格:
- 無料
VirtualBox の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「VirtualBox 7.0.4 platform packages」下の「Windows hosts」リンクをクリックしてダウンロードします。
※ Windows の場合。 - ダウンロードしたセットアップファイル(VirtualBox-7.0.20-163906-Win.exe)からインストールします。
使い方
新規仮想ディスクを作成する
- 本ソフトを起動すると、「Oracle VM VirtualBox マネージャー」画面が表示されます。
ツールバーの をクリックします。 - 「名前とオペレーティングシステム」画面が表示されます。
名前、タイプ、バージョンを入力、選択して「次へ」ボタンをクリックします。仮想マシンの作成 - 名前とオペレーティングシステム
- 「メモリーサイズ」画面が表示されます。
仮想マシンに割り当てるメモリーはゲスト OS をインストールしてからでも変更可能な項目です。「次へ」ボタンをクリックします。仮想マシンの作成 - メモリーサイズ
- 「ハードディスク」画面が表示されます。
「仮想ハードディスクを作成する」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。仮想マシンの作成 - ハードドライブ
- 「ハードディスクのファイルタイプ」画面が表示されます。
- VDI(VirtualBox Disk Image)
- VHD(Virtual Hard Disk)
- VMDK(Virtual Machine Disk)
仮想マシンの作成 - ハードドライブのファイルタイプ
- 「物理ハードディスクにあるストレージ」画面が表示されます。
- 可変サイズ
ゲスト OS で使用した分だけ、ホスト OS 側のハードディスクが使われる - 固定サイズ
ゲスト OS の使用分に関係なく、ホスト OS 側ハードディスクが固定分使われる
仮想マシンの作成 - 物理ハードドライブにあるストレージ
- 可変サイズ
- 「ファイルの場所とサイズ」画面が表示されます。
デフォルトは C ドライブですが、ゲスト OS 自体の容量の大きさも考慮し、Dドライブ等のデータドライブを選択しても良いかもしれません。
「作成」ボタンをクリックします。仮想マシンの作成 - ファイルの場所とサイズ
- 「Oracle VM VirtualBox マネージャー」画面に戻ります。
設定した仮想マシンが作成されているのを確認できます。
ゲスト OS を起動する
- 作成した仮想マシン(左メニューの項目)をダブルクリックするか、ツールバー上の
をクリックします。 - 「起動したハードディスクを選択」画面が表示されます。
をクリックしてゲスト OS のイメージファイルを設定し、「起動」ボタンをクリックします。起動ハードディスクを選択
- 仮想マシンウィンドウ内で選択したゲスト OS が起動します。
更新履歴
※ 機械翻訳で日本語にしています。
Version 7.0.20 (2024/07/16)
- これはメンテナンス リリースです。次の項目が修正および追加されました。
- TPM: Windows ゲストのイベント ビューアーに表示されるエラーを修正しました
- macOS ホスト: USB デバイスを VM に渡す問題を修正しました (バグ#21218 )
- オーディオ: 新しい Windows 10 / 11 ゲストを再起動した後の HDA エミュレーションによる録音を修正しました
- USB: VM の現在の状態を保存したりスナップショットを取ったりするときに発生する OHCI のデッドロックを修正しました (バグ#22059 )
- Linuxゲストおよびホスト: OpenSuse 15.6カーネルの初期サポートを導入
- Linux ゲストおよびホスト: RHEL 9.5 カーネルの初期サポートを導入しました (バグ#22099 )
- ゲスト追加: 共有クリップボード: Win と X11 間でテキストをコピーするときに余分な新しい行が貼り付けられる問題を修正しました (バグ#21716 )
- UEFI セキュア ブート: 新しい VM のリストに新しい Microsoft 証明書を追加する
Version 7.0.18 (2024/05/07)
- これはメンテナンス リリースです。次の項目が修正または追加されました。
- ネットワーク: VM がブリッジまたはホストオンリーのネットワーク アダプターを使用しているときにホスト システムのクラッシュを引き起こす問題を修正しました (バグ#22045 )
- Linux ゲストの追加: UBSAN 警告を防ぐための修正を追加しました (バグ#21877 )
- Linux ゲストの追加: マウントされた共有フォルダー内でタイムスタンプが正しく表示されなかった問題を修正しました (バグ#22047 )
Version 7.0.16 (2024/04/16)
- これはメンテナンス リリースです。次の項目が修正または追加されました。
- VMM: Intel ホスト上のゲストで KVM ハイパーバイザーを使用してネストされたゲストを実行するグル瞑想を修正しました (バグ#21805 )
- VMM: 一部の最近の AMD モデルでの Linux VM のクラッシュを修正しました
- USB: EHCI コントローラーが短いパケットを誤って処理していた問題を修正しました (バグ#20726 )
- オーディオ: 一般的な改善を導入しました
- VBoxManage および vboximg-mount: 使用方法に関する情報とドキュメントを更新しました (バグ#21895、#21992、および#21993 )
- ゲスト コントロール: 正しい Windows セッションでの Windows ゲスト プロセスの起動を修正しました (7.0 回帰)
- Linux ホスト: sudo を使用して VM を起動したときに、VBox.sh が間違った VBoxSVC IPC ソケットを削除していた問題を修正しました (バグ#20928 )
- Linux ホスト: GCC 13.2 使用時のカーネル モジュールのビルド失敗を修正
- macOS ホスト: App Nap が VM のパフォーマンスに影響を与えていた問題を修正しました (バグ#18678 )
- Linux ホストとゲスト: 最近の Linux ディストリビューションで発見された UBSAN 警告に関連する修正を追加しました (バグ#21877 )
- Linux ホストとゲスト: mod_name.disabled=1 をカーネル コマンド ラインに追加することで、システム起動中にカーネル モジュールが自動ロードされないようにする可能性を追加しました。
- Linux ホストとゲスト: カーネル 6.9 の初期サポートを追加しました (バグ#22033 )
- Linux ホストとゲスト: カーネル 6.6 で導入された mk_pte 警告を修正しました (バグ#21898 )
- Linux ゲストの追加: カーネル 6.8 の初期サポートを追加しました。
- Windows ゲストの追加: グラフィック領域に全般的な改善が導入されました。