仮想的に OS をインストールできる仮想PCソフト
VirtualBox
- 海外
- 日本語○
- 対応OS:
- Windows 7/8/8.1/10, Windows Server 2008/2012/2016/2019, macOS 10.12/10.13/10.14, Linux
- バージョン:
- 7.0.8(2023/04/18)
- 価格:
- 無料
仮想 PC 上で USB 機器が利用できるのが VirtualBox 最大の特徴。
Windows Vista で認識できない USB 機器でも、仮想 PC 上に Windows XP をインストールすれば Vista で認識できなかった USB 機器を利用できたりします。
インストールはウィザード形式で、OS の選択、メモリー量の設定、HDD イメージの選択などを行い、簡単にインストールができます。
仮想ハードディスク作成後は一つのソフトで複数の OS を使用・管理する事が可能です。
作成した仮想ハードディスクの OS は一時停止もできるので、その都度シャットダウンする必要はありません。
その OS の状態も一目でわかるので便利。
海外で配布されているソフトですが、日本語に対応しています。
VirtualBox の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「VirtualBox 7.0.4 platform packages」下の「Windows hosts」リンクをクリックしてダウンロードします。
※ Windows の場合。 - ダウンロードしたセットアップファイル(VirtualBox-7.0.8-156879-Win.exe)からインストールします。
使い方
新規仮想ディスクを作成する
- 本ソフトを起動すると、「Oracle VM VirtualBox マネージャー」画面が表示されます。
ツールバーの をクリックします。 - 「名前とオペレーティングシステム」画面が表示されます。
名前、タイプ、バージョンを入力、選択して「次へ」ボタンをクリックします。仮想マシンの作成 - 名前とオペレーティングシステム
- 「メモリーサイズ」画面が表示されます。
仮想マシンに割り当てるメモリーはゲスト OS をインストールしてからでも変更可能な項目です。「次へ」ボタンをクリックします。仮想マシンの作成 - メモリーサイズ
- 「ハードディスク」画面が表示されます。
「仮想ハードディスクを作成する」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。仮想マシンの作成 - ハードドライブ
- 「ハードディスクのファイルタイプ」画面が表示されます。
- VDI(VirtualBox Disk Image)
- VHD(Virtual Hard Disk)
- VMDK(Virtual Machine Disk)
仮想マシンの作成 - ハードドライブのファイルタイプ
- 「物理ハードディスクにあるストレージ」画面が表示されます。
- 可変サイズ
ゲスト OS で使用した分だけ、ホスト OS 側のハードディスクが使われる - 固定サイズ
ゲスト OS の使用分に関係なく、ホスト OS 側ハードディスクが固定分使われる
仮想マシンの作成 - 物理ハードドライブにあるストレージ
- 可変サイズ
- 「ファイルの場所とサイズ」画面が表示されます。
デフォルトはCドライブですが、ゲスト OS 自体の容量の大きさも考慮し、Dドライブ等のデータドライブを選択しても良いかもしれません。
「作成」ボタンをクリックします。仮想マシンの作成 - ファイルの場所とサイズ
- 「Oracle VM VirtualBox マネージャー」画面に戻ります。
設定した仮想マシンが作成されているのを確認できます。
ゲスト OS を起動する
- 作成した仮想マシン(左メニューの項目)をダブルクリックするか、ツールバー上の
をクリックします。 - 「起動したハードディスクを選択」画面が表示されます。
をクリックしてゲスト OS のイメージファイルを設定し、「起動」ボタンをクリックします。起動ハードディスクを選択
- 仮想マシンウィンドウ内で選択したゲスト OS が起動します。
更新履歴
※ 機械翻訳で日本語にしています。
Version 7.0.8 (2023/04/18)
- このリリースはメンテナンスリリースです。以下の項目が修正および追加されました:
・VMM:Hyper-V 使用時の CPUID 命令の EFLAGS.TF の処理を修正しました (バグ#17961)
・VMM:Windows 11 で Hyper-V を使用する際にSolarisゲストで発生する MONITOR/MWAIT のクラッシュを修正しました。
・VMM:ネストされた可視化領域の全般的な改良を導入しました。
・VMM:macOS Ventura 13.3 から始まる UEFI ゲストのトリプルフォールト関連のぐるぐるメディテーションを修正しました (バグ #21563)
・GUI:Close VM ダイアログの Restore current snapshot チェックボックスを復活させた (バグ #21189, #21491)
・GUI:VM 設定 USB フィルターエディターの修正と検証、フィルターポート値が適切に保存/復元されるようになりました。
・GUI:詳細ペインのVM名とOSタイプ埋め込みエディターに関する不具合修正
・GUI:クラウド関連のウィザードで、有効なプロファイルを無効なプロファイルより先に提案するようになりました。
・Oracle VM VirtualBox Extension Pack:完全な VM 暗号化のための暗号サポートモジュールの出荷を修正しました。
・E1000:ネットワークの添付ファイルを変更する際に、グルグル回ってしまう可能性があるのを修正しました (バグ#21488)
・virtio-net:FreeBSD 12.3 および pfSense 2.6.0 に対するフォローアップの修正 (バグ #21201)
・3D:Windows 7 のゲストで発生する様々なグラフィックの問題を修正 (バグ#21129, #21196, #21208, #21521)
・メイン/UefiVariableStore:MOK リスト(マシンオーナーキー)にシグネチャを追加するAPIを追加した。
・VBoxManage:NVRAM にマシンオーナーキーを登録するmodifynvram enrollmokサブコマンドを導入し、Linuxゲストカーネルがこのキーで署名されたモジュールの署名を検証するためにそれをピックアップできるようにした。
・ゲストコントロール/メイン 内蔵ツールボックスでファイルを削除するように修正
・Linux ホスト:カーネルモジュールのシグネチャ検証をバイパスする可能性が追加され、VBOX_BYPASS_MODULES_SIGNATURE_CHECK="1" が /etc/vbox/vbox.cfg で指定されます。
・Linux Guest Additions and host Installer: システムがinitプロセスとしてsystemdを実行しているかどうかを検出する機能を改善しました。
・Linux Guest Additionsとホストドライバ: カーネル6.3の初期サポートを導入する。
・Linux Guest Additions:VBOX_BYPASS_MODULES_SIGNATURE_CHECK="1" を /etc/virtualbox-guest-additions.conf で指定すると、カーネルモジュールの署名検証を回避できるようになりました。この機能は、カーネルモジュール署名検証のために必要なツールが Linux 配布で提供されていない場合に有効です。
・Linux Guest Additions:インストールプロセスの終了時にカーネルモジュールとユーザーサービスをリロードする実験的なサポートを追加しました。
・Linuxゲストの追加:RHEL 8.7、9.1、9.2 カーネルでの vboxvideo ビルドの問題を修正しました(バグ#21446と#21450)。
Version 7.0.6 (2023/01/17)
- VMM: 無制限ゲストサポートのない古い Intel CPU で FreeBSD ローダを実行する guru を修正しました (バグ #21332).
- GUI:VM がコマンドラインで作成または変更された場合に、仮想マシンのグループ化を修正しました (バグ #11500, #20933)。
- GUI:設定ダイアログに一般的な変更を導入
- VirtioNet:保存された状態をロードした後にネットワークが壊れる問題を修正 (バグ #21172)
- ストレージ 次の VMDK イメージバリアントのサイズ増加のサポートを追加しました:monolithicFlat, monolithicSparse, twoGbMaxExtentSparse, twoGbMaxExtentFlat
- VBoxManage。guestcontrol mktempコマンドに欠落していた -directory スイッチを追加しました。
- マウスの統合:ゲストは拡張されたホストマウス状態を提供されました (バグ #21139)
- DnD:一般的な改良を導入しました。
- ゲストコントロール:一時ディレクトリの作成モードの処理を修正しました (バグ番号: 21394)
- Linuxホストとゲスト:Oracle Linux 8 上で UEK7 カーネルをビルドするための初期サポートを追加しました。
- Linux Host および Guest:RHEL 9.1 カーネルの初期サポートを追加しました。
- Windows ホスト:VM 自動起動のサポートを修正 (bug#21349)
- Linux ゲスト追加:vboxvideo のカーネル 6.2 に対する初期サポートを追加しました。
- オーディオ VBoxManage の「--audio」オプションは現在非推奨としてマークされています。これにより、ドライバを変更したり、オーディオ機能を制御する際に、より柔軟に対応できるようになります。
Version 7.0.4 (2022/11/18)
- VMM: ネストされた仮想化のためのネストされたページングのサポートを追加 (Intel ホストのみ)
- VMM: macOS 10.15 (Catalina) での特定のゲストによるまれなグル瞑想を修正しました (バグ #21237)
- VMM: 特定のゲストで Hyper-V が使用されている場合に Windows ホストで発生する可能性があった VM プロセスのクラッシュを修正しました (バグ #21174)
- VMM: 特定の状況下での AMD CPU での Windows XP ゲスト ハングまたは BSOD を修正しました (バグ #21256)
- GUI: ゲスト コントロール ファイル マネージャーのさまざまなバグ修正
- GUI: ゲスト コントロール ファイル マネージャーでより有益なファイル操作を追加
- GUI: グローバル設定 (表示ページ) にオプションを追加して、ユーザー インターフェース フォントのサイズを変更しました。
- GUI: 新しい vm ウィザードのリグレッションを修正しました。ウィザードがキャンセルされたときに、選択した仮想ディスクが削除されなくなりました (バグ #21244)
- GUI: デバイス メニューに新しいメニュー項目を追加して、ゲストの追加をオプションでアップグレードしました。
- VirtioSCSI: EFI ファームウェアによる virtio SCSI コントローラーの認識を修正 (バグ #21200)
- VirtioSCSI: virtio SCSI コントローラーが使用されている場合に VM をシャットダウンするときのハングを修正しました (バグ #21144)
- virtio-net: 12.3 までの FreeBSD バージョンに含まれる virtio-net ドライバーのバグを回避し、デバイスが機能しなくなる (バグ #21201)
- ストレージ: ホスト I/O キャッシュが有効な場合の VirtioSCSI コントローラーの I/O エラーを修正 (バグ #19717)
- VBoxManage: 「createmedium disk --variant RawDisk」コマンドで無効な .vmdk ファイルが生成される場合のリグレッションを修正しました (バグ #21125)
- メイン: マルチモニター VM 構成で入力ポインティング デバイスの動作を復元しました (バグ #21137)
- Main: 自動 Linux Guest Additions インストール中の進行状況表示を修正
- ゲスト コントロール: パス処理の問題を修正しました (バグ #21095)
- 3D: 3D が有効な macOS での VM プロセスのクラッシュを修正 (バグ #21232)
- Linux ホストおよびゲスト: 起動スクリプトの全般的な改善
- Linux ゲストの追加: RHEL 8.7 および 9.2 カーネルの初期サポートを導入 (バグ #21272、#21258)
- Linux ゲストの追加: SLES 15.4 カーネルの初期サポートを導入
- Linux Guest Additions: システム シャットダウン時のカーネル モジュールのリビルド動作を修正