共通鍵暗号方式、公開鍵暗号方式の2つの暗号化方式を利用できるソフト

FileCapsule Deluxe Portable のアイコン

FileCapsule Deluxe Portable

ダウンロード

バージョン
2.0.10
更新日
2017/07/09
対応 OS
Windows Vista/7/8/8.1/10, macOS 10.13 以降, iOS, Android
言語
日本語
価格
無料
提供元

ソフト一覧を見る(1)

よく使われる共通鍵暗号方式、他人との暗号ファイルを共有する際に利用しやすい公開鍵暗号方式の2つの暗号化方式を利用できるソフトです。
共通鍵暗号方式では、暗号化ファイルを自己復号形式で出力でき、ファイルやドライブ、CD/DVD、USB メモリーなどをパスワードの代わりに指定できるのが特徴です。
公開鍵暗号方式を利用する場合は、公開鍵暗号キージェネレーターにて公開鍵と秘密鍵を作成して利用します。
復号化を行う秘密鍵を暗号化してパスワード設定が可能です。

● 暗号化したファイルの拡張子 : fcxe

FileCapsule Deluxe Portable の使い方

ダウンロード と インストール

  1. 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「FileCapsule Deluxe Portable」項目下の「ダウンロード」ボタンをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードした圧縮ファイル(filecapsule_portable2010.zip)を解凍し、FileCapsule.exe から起動できます。
    ※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。
    ※ お使いの OS が 32bit 版の場合は 32ビット版フォルダー、64bit 版の場合は64ビット版フォルダー内の FileCapsule.exe から起動します。
    ※ お使いの OS の 32bit か 64bit かわからない場合は、Windows のバージョンの調べ方を参照してください。
    Microsoft Store 版はこちらからダウンロードします。
    ※ Mac 版は Mac App Store からダウンロードします。

使い方

共通鍵暗号方式

  1. 本ソフトを起動するか、アイコンに暗号化したいファイルをドラッグ&ドロップします。
  2. 画面右下の「次へ」ボタンをクリックします。
  3. 「暗号化モードの選択」画面が表示されます。
    「パスワードを指定して暗号化」をクリックして選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
    暗号化モードの選択

    暗号化モードの選択

  4. 「共通鍵暗号方式のパスワード入力」画面が表示されます。
    パスワードを入力するか、ファイル、ドライブ、CD/DVD やUSBメモリーをドラッグ&ドロップして指定することも可能です。
    入力したら「処理開始」ボタンをクリックすると暗号化されます。
    共通鍵暗号方式

    共通鍵暗号方式

  5. 復号化するには、本ソフトを起動するか、アイコンにファイルをドラッグ&ドロップします。
  6. 画面右下の「次へ」ボタンをクリックします。
  7. 「暗号化モードの選択」画面が表示されます。
    「復号化」をクリックして選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
  8. 「復号化」画面が表示されます。
    パスワードを入力するか、ファイル、ドライブ、CD/DVD や USB メモリーをドラッグ&ドロップして指定して「処理開始」ボタンをクリックすると、復号化されます。
    パスワード入力で復号化

    パスワード入力で復号化


公開鍵暗号方式

基本的には共通鍵暗号方式と同じです。
「暗号化モード選択」画面にて「公開鍵を用いて暗号化」を指定すれば利用できます。
公開鍵、秘密鍵のみを作成したい場合は、メニューにある「公開鍵暗号キージェネレーター」を利用して公開鍵(拡張子:fcxu)、秘密鍵(拡張子:fcxr)を作成しておきます。
公開鍵暗号キージェネレーター

公開鍵暗号キージェネレーター


このとき、「秘密鍵を暗号化して保存する」にチェックを入れておくと、秘密鍵にパスワード設定が可能です。
このパスワード設定にもファイル、ドライブ、CD/DVD や USB メモリーをドラッグ&ドロップして指定できます。

更新履歴

Version 2.0.10
(2017/07/09)
  • 任意の DLL を読み込む脆弱性を修正しました。

Version 2.0.9
(2017/03/02)
  • 暗号化ファイルの名前に元のファイルの拡張子を含めるオプションを追加。

Version 2.0.8
(2017/01/11)
  • コマンドラインオプション(/o)不具合を修正。

ユーザーレビュー

  • 2

    アタッシェケースの方が使い易いです

    aratenomono
    aratenomono
    35
    Windows 10

    アタッシェケースの方が使い易いです。暗号化にせよ復号化にせよ作業完了までの手間が多く面倒です。ヘルプも充実しているものの読むのが面倒です。そもそも共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式を使い分ける意味が良く分からない。他人に渡す際には普通に暗号化されたファイルと復号化時のパスワードだけで十分だと思います。無駄に凝っている印象のソフトです。初めて暗号化ソフトを使う方にはアタッシェケースをお勧めします。
    ただし、レジストリを使用しない点は好印象で星2(関連付けをしても使用しないかは未確認)。アタッシェケースはZIP版でもがっつりレジストリに書き込む点が個人的には唯一の不満(関連付けしなくてもがっつり使用)。

    7人が参考になったと回答しています。
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  • 4

    ファイルだけでなくフォルダも暗号化でき、動作も非常に早くて使いやす…

    gesu
    gesu
    7
    Windows 10

    ファイルだけでなくフォルダも暗号化でき、動作も非常に早くて使いやすく、フリーソフトとしては非常にいいと思います。ただ、複数のファイルやフォルダを暗号化したり復号化するのに、一件ずつパスワードを入れなければいけないのが面倒です。また、復号化後の再暗号化の際にも、再度パスワードを入れなければいけないのが少し面倒です。(EDは作業中パスワードが保持されます。)

    3人が参考になったと回答しています。
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  • 5

    おそらく暗号化ソフトの中でも一番早いと思われます

    ai
    ai
    1
    -

    おそらく暗号化ソフトの中でも一番早いと思われます。

    特にインテルCPUの、AES-NIがあると2GBが約25秒(ver.2021)で暗号化できます。(core i5)

    アタッシェケースよりも、実測が何十倍以上早いのでスピードを求める方にお勧めです。

    3人が参考になったと回答しています。
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