懐かしさも感じるクラシックなインターフェースで、CD 内の音楽ファイルをリッピングできるソフト。
音楽ファイルのタグ情報は CDDB(gnudb.org)から曲名、アーティスト名、アルバム名、トラック、ジャンルなどを取得して自動設定されます。
MP3/MP4/M4A/WMA/Ogg Vorbis/FLAC/AAC/Bonk 形式への相互変換にも対応。
海外製のソフトですが、標準で日本語に対応しています。
fre:ac の使い方
ダウンロード と インストール
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Windows」項目下の「Self extracting installer」横の「freac-1.1.7-windows-x64.exe」リンク、または「freac-1.1.7-windows.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。
※ お使いの OS が 32bit か 64bit かわからない場合は Windows バージョンの調べ方よりご確認ください。
※ Microsoft Store アプリはこちら からダウンロードします。
※ Mac 版、Linux 版をダウンロードする場合はそれぞれのリンクをクリックしてダウンロードします。 - ダウンロードしたセットアップファイル(freac-1.1.7-windows-x64.exe または freac-1.1.7-windows.exe)からインストールします。
使い方
CD をリッピングする
- fre:ac(以下、本ソフト)を起動し、CD を挿入します。
※ 本ソフト起動前に CD を挿入しておいても問題ありません。 - ツールバーの をクリックして、CD 内の楽曲を読み込みんでリスト表示します。
自動的に CDDB(Compact Disc DataBase)から情報を取得し、アーティスト、アルバム、タイトル、トラック、年、ジャンルの情報を設定します。 - ツールバーの をクリックすると、エンコードを開始し、MP3 ファイルで音楽ファイルをリッピングします。
※ MP3 ファイルが保存されるのは、画面下部に表示されている「出力先」です。変更する場合は、「参照」ボタンをクリックして変更します。
フォーマットを変換する
次の手順にてオーディオファイルのフォーマットを変換できます。- ツールバーの をクリックして、対象ファイルを選択します。
※ 横の▼ボタンをクリックして、「パターンで追加」、「ディレクトリから追加」もできます。ファイルを選択してリストに追加
- ツールバーの 横の▼ボタンをクリックして変換したいフォーマットを選択します。
※ 変換対象フォーマットについては後述。 - ツールバーの をクリックして変換を開始します。
変換対象フォーマット
ツールバーの 横の▼ボタンをクリックして、次のフォーマットへの変換が可能です。- Core Audio AAC/ALAC Encoder
・MPEG-4 AAC Files (.m4a, .m4b, .m4r, .mp4)
・Raw AAC Files (.aac)
・Apple Lossless Files (.m4a, .m4b, .mp4) - FDK-AAC Encoder
・MPEG-4 AAC Files (.m4a, .m4b, .m4r, .mp4)
・Raw AAC Files (.aac) - FLAC Audio Encoder
・FLAC Files (.flac)
・Ogg FLAC Files (.oga) - LAME MP3 Encoder
- meh! - multi encoder hub
- Monkey's Audio Encoder
- Musepack Audio Encoder
- Ogg Vorbis Encoder
- OptimFROG Lossless Encoder
- Opus Audio Encoder
- SndFile 出力構成
・Microsoft Wave Files (.wav)
・Apple Audio Files (.aif, .aiff, .aifc)
・Apple Core Audio Files (.caf)
・Sony Media Wave64 Files (.w64)
・RIFF 64 Audio Files (.rf64)
・Sun Audio Files (.au, .snd)
・Creative Voice Files (.voc)
・Amiga Audio Files (.iff, .svx)
・IRCAM Sound Files (.sf)
・Paris Audio Files (.paf)
・Portable Voice Format (.pvf)
・Psion WVE Files (.wve)
・HMM Toolkit Format (.htk)
・Audio Visual Research Format (.avr) - Speex Speech Enceder
- Tom's Audiokompressor
- WavPack Audio Enceder
- Windows Media Audio Encoder
・Windows Media Audio Voice 9 (.wma)
・Windows Media Audio 9.2 Lossless (.wma)
・Windows Media Audio 9.2 (.wma)
・Windows Media Audio 10 Professional (.wma) - Windows Wave File Output
エンコーダーを選択してエンコード
更新履歴
※ 機械翻訳で日本語にしています。
Version 1.1.7 (2023/03/05)
- ハイライト
- このリリースでは、期間、ファイル数、メタデータなどの様々なパラメータに基づいて出力を複数のファイルに分割するツールが追加されています。また、ディザリング、マトリックスサラウンドデコーダー、音量調整フィルターのサポートが追加されました。
- さらに、fre:ac 1.1.7 には、様々な細かい改善、サードパーティコーデックの更新、fre:ac v1.1.6 および以前のバージョンで見つかったいくつかの問題に対する修正が含まれています。
Version 1.1.6 (2022/01/22)
- 新機能
・タグエディタで歌詞を編集するためのサポートが追加されました
・freaccmd を使用してキューシートとプレイリストを作成するためのサポートが追加されました - 改善
・ビデオおよび独自のオーディオファイル(DTS、DSD など)をジョブリストに追加するパフォーマンスが向上しました
・プレイリストをドラッグアンドドロップでジョブリストに追加できるようになりました
・ファイル名パターンで使用する <tempo> および <initialkey> プレースホルダーを追加しました
・オプションの作曲家、指揮者、テンポ、音楽キー、ISRC 列をジョブリストに追加しました
・タグエディタに初期キーフィールドを追加しました
・ID3v2、MP4、Vorbis Comment、APEv2、およびWMAタグの歌詞のサポートが追加されました
・ID3v2 タグで OverDrive MediaMarkers を解析するためのサポートが追加されました
・キューシートのプリエンファシスフラグのサポートが追加されました - バグ修正
・CDDB データベースのクエリ時に発生する可能性があったクラッシュを修正しました
・サポートされていないファイルを開こうとしたときに FAAD2 デコーダーで発生する可能性があったクラッシュを修正しました
・FDK-AAC デコーダーのバグによって引き起こされた特定の AAC ファイルの誤ったデコードを修正しました
・外部デコーダーを使用してゼロ以外の位置からデコードするときに発生する可能性があった誤った出力を修正しました
・出力ファイル名パターンが <filename> の場合に CD トラックをリッピングする問題を修正しました
・非表示のトラック1オーディオの AccurateRip レポート検証エラーを修正しました
・カバーアートやログファイルを書き込むときに尊重されないスペースを置き換える設定を修正しました
・カバーアートやログファイルを書き込むときにUnicode文字が尊重されないように設定を修正しました
・メディアタイプ、カタログ番号、バーコードのタグエディタフィールドが12文字に制限されている問題を修正しました
・Windows で特定の WMA ファイルをデコードするときのフリーズを修正しました
・Windows でのオンライン更新後にドラッグアンドドロップが機能しない問題を修正しました
Version 1.1.5 (2021/06/27)
- 改善点
・DSP処理パフォーマンスが最大70%向上(主に Windows)
・FDK-AACエンコーダ構成ダイアログに周波数帯域幅設定を追加
・ログファイルの完全なパスのログを切り替えるオプションが追加されました
・freaccmd にカバーアートファイルを指定するためのオプションを追加しました
・Shift_JIS でエンコードされた CD-Text の読み取りのサポートが追加されました
・キューシートにアルバムとトラックのコメントを書き込むためのサポートが追加されました
・RF64 ファイルの ID3v2 タグのサポートが追加されました
・Vorbis コメントタグの更新のサポートが追加されました
・RIFF および AIFF ファイルの ID3v2 タグを更新するためのサポートが追加されました
・RIFF、RF64、および Wave64 ファイルのLISTINFOタグを更新するためのサポートが追加されました
・VorbisCommentおよびAPEv2タグのアンサンブルフィールドのサポートが追加されました
・ID3v2、Vorbis Comment、APEv2、MP4タグの移動フィールドのサポートが追加されました
・APEv2タグの追加のURLフィールドのサポートが追加されました
・トラックアーティストと同一であってもアルバムアーティストを維持するためのタグエディタオプションが追加されました
・タグエディタにメディアタイプフィールドを追加しました - バグの修正
・ジャンル編集フィールドユーティリティメニューのホットスポットがフィールドの幅全体をカバーしていない問題を修正しました
・[エンコードの開始]メニューを使用してコーデックサブフォーマットを選択するとクラッシュすることがある問題を修正しました
・DSP 処理を使用すると、チャプターマークが数秒オフセットされる問題を修正しました
・DSP プロセッサの特定の組み合わせを使用すると再生が機能しない問題を修正しました
・FDK-AAC でエンコードされたHEおよび HEv2 AACファイルと iTunes との非互換性を修正しました
・長さが不明なFLACファイルのデコードの問題を修正しました
・一部の Vorbis ファイルのトランジェントをデコードするグリッチを修正しました
・Opus ファイルをデコードするときに発生する可能性があったクラッシュを修正しました
・LAMEエンコーダコンポーネントのまれなクラッシュを修正しました
・ID3v2 タグから読み取られる文字列が1024文字に制限される問題を修正しました
・不正な形式の CD-Text ジャンルIDを読み取るときのクラッシュが修正されました
・負の読み取りオフセットでのリッピングの失敗を修正しました
・macOS でディスクイジェクトが機能しない問題を修正
・macOS で dock コマンドを使用して fre:ac を閉じるとクラッシュする問題を修正しました
・Wayland セッションで実行しているときに終了時にUIの不具合とクラッシュが修正されました
・Windows 以外のプラットフォームでのポップアップメニューとドロップダウンリストの閉じ動作を修正しました
・Xfce デスクトップのカスタムDPI設定に関する問題を修正しました
・X11 ベースのシステムでドラッグアンドドロップが信頼できない動作をする問題を修正