スマートフォンやリモート PC などのスクリーンやウェブカメラを OBS Studio やその他のスタジオソフトに取り込んで利用できるウェブサービスです。
PC にウェブカメラが用意されていない場合でも、本サービスを利用してスマートフォンをウェブカメラとして設定したライブ配信が可能です。
使わなくなった PC やスマートフォンのウェブカメラの有効活用方法としても考えられます。
VDO.Ninja の使い方
開始
提供元サイトへアクセスして開始します。
使い方
スマートフォンをウェブカメラとして利用する
- 「Create Reusable Invite」をクリックします。
- 「Create Reusable Invite」画面が表示されます。
「GENERATE THE INVITE LINK」ボタンをクリックします。
※ 任意で以下のオプション設定が可能です。
「Give this media source an name (optional)」テキストボックス
メディアソースの URL に使用する任意の文字列(英数字)を指定できます。
※ 入力しなかった場合はランダムな英数字が設定されます。
Quality settings
- Unlock the video bitrate (20mbps)
ビデオのビットレートをアンロックします。(20mbps) - Use the VP9 video codec
VP9 ビデオコーデックを利用します。 - Enable stereo and pro HD audio
ステレオおよびプロ HD オーディオを有効にします。 - Target video resolution
対象ビデオの解像度の選択
- 1080p (高画質)
- 720p (バランス)
- 360p (古いコンピューター)
User options
- Allow video effects to be used
ビデオ エフェクトの使用を許可します。 - Force select the default microphone
デフォルトのマイクを強制選択します。 - Hide the screenshare option
画面共有オプションを非表示にします。 - Obfuscate the invite URL
招待 URL を難読化します。 - Add a password
パスワードを追加します。
Two-way chat
- Create a link for the host speaker
ホスト スピーカーのリンクを作成します。 - Add the guest to a room
ゲストルームを追加します。
- Unlock the video bitrate (20mbps)
- 「Create Reusable Invite」画面が表示されます。
次の2つのリンクが発行されます。
- Guest Invite Link
ウェブカメラ用のリンクと QR コードが発行されます。
スマートフォンで QR コードを読み取ります。 - OBS Browser Source Link
リンクへアクセスすると、ウェブページ上でスマートフォンのカメラ画面を表示できます。
※ OSB Studio のソースに設定して利用できます。
- Guest Invite Link
- スマートフォンで QR コードを読み取り、URL へアクセスし「Share your Camera」をタップします。
※ 「Share your Screen」をタップすると、スマートフォン画面をシェアします。スマートフォンでアクセス
- スマートフォンで「Share your Camera」画面が表示されます。
Video Source(カメラ)、Audio Source(オーディオ)、Audio Output Destination(オーディオ出力先)を選択して「START」ボタンをタップします。「Share your Camera」画面
- PC で先ほど取得した Guest Invite Link の URL へアクセスすると、スマートフォンのウェブカメラをウェブページで見ることができます。
PC でスマートフォンのウェブカメラ画面を表示
更新履歴
Version 22 (2022/11/18)
- その他の注目の変更点
・ディレクターは、コントロールセンター表示とプレビューゲストモードを切り替えられるようになりました
・Bitfocus Companion に VDO.Ninja 用のプラグインが追加され、改良された API を介してリモートコントロールできるようになりました。
・ルームクロックとグローバルカウントダウンタイマーをディレクターが動的に使用できるようになりました。
・グループ ルームでの画面共有が改善され、レイアウトと鮮明さが向上
・最後に選択したオーディオデバイスとビデオデバイス、および一部の設定は、次回の訪問時に事前選択されます。
・ディレクターとコ・ディレクターは、ほとんどのボタンの変更に関して同期しています。
・Android アプリ版 (Google Play ストア)でルームへの公開をサポートしました。
・Effects=7 (または &effects=zoom)を追加し、エフェクトメニューに手動デジタルズームオプションを提供し、ズームをサポートしていないデバイスと互換性があります。
・VDO.Ninja でストリーミング/ディレクション中にOBS Studioをリモートコントロールする機能を追加しました。パラメータ &controlobs を参照してください。
・ローカルオーディオコントロールを更新し、NOISE GATEオプションが改良されました。
・ディレクターのシーンオプションセクションに、ビットレートやパケットロスなど、シーンスタッツの詳細なグラフが表示されるようになり、OBSのストリームの品質をリモートで知ることができるようになりました - その他の変更点
・…(省略)
Version 21 (2022/02/14)
- 新機能
・右クリックメニューの追加により、ダウンロード、ビデオミラーリング、ストリームの一時停止が可能になりました。
・チャンク転送はさらに改善されました。低品質な接続にはまだあまり適応しませんが、コンセプトの証明として、より使いやすく、安定したものになりました。
・IOTA-ブロックチェーン API のサポートが追加されました。実験的なオプションですが、理論的にはサービスとしての VDO.Ninja を分散化させることが可能です。
Version 20 (2021/12/24)
- ハイライト
・ゲストの接続状況とバッテリーの状態を示すディレクター用の新しいシグナルメーター
・権限制御を含む co-director の機能向上
・スクリーンシェア中心のレイアウトを含む、スクリーンシェアに関する最新情報
・&meshcas のサポートを強化:大きな部屋や遅い時間のゲストへの対応に最適
・カスタムレイアウトの新オプション、実験的な VDO ミキサーアプリを含む
・パケットロスの大きい接続でも高品質な動画転送ができる実験的なチャンク動画転送モードを追加しました。
※ 本ソフトは まずまず 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2023年02月08日)