データを安全に管理できるようにする、オープンソースの暗号化仮想ドライブ作成ソフト

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VeraCrypt
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対応OS:
Windows 7/8.1/10, Mac, Linux
バージョン:
1.23(2018/09/12)

手軽に暗号化された仮想ドライブを作成できるオープンソースの仮想ドライブ作成ソフトです。
任意のファイルに仮想暗号化ドライブを作成し、マウントすると実際のドライブと同様に利用でき、アンマウントするとただのファイルに戻る仕組みです。
本ソフトでパスワード入力してマウントしない限りデータを閲覧・編集できないため、他の人には見せたくない、触られたくないデータを保存しておく用途などに便利です。
暗号化アルゴリズムは AES / Serpent / Twofish / Camellia などから選択でき、パスワード入力だけでなくパスワード変わりとなる、キーファイルの指定も可能。
本ソフトは TrueCrypt の後継ソフトで、TrueCrypt に存在していた脆弱性やセキュリティの問題を解決し、パスワード総当たり攻撃であるブルートフォースアタックにも対応したバージョンとなります。
海外製のソフトですが、標準で日本語で利用できます。

提供元:

VeraCrypt の使い方

ダウンロード

  1. 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「VeraCrypt Setup 1.23.exe (34.1 MB)」リンクをクリックしてダウンロードします。
    USBメモリー等で持ち運べるポータブル版を利用したい場合は、「Portable version:」横の「VeraCrypt Portable 1.23.exe (34 MB)」リンクをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードしたセットアップファイル(VeraCrypt Setup 1.23.exe)からインストールします。
    ※ インストール時に「展開のみ」を選択すると、インストールせずにポータブルモードとして利用できます。
    インストールモードの選択

使い方

仮想ディスクを作成して利用する

仮想ディスクを作成する
  1. 本ソフトを起動するとメイン画面が表示されます。
    「ボリュームの作成」ボタンをクリックします。
    メイン画面
  2. 「VeraCrypt ボリューム作成ウィザード」画面が表示されます。
    • 暗号化されたファイルコンテナを作成
      ファイルとして仮想化ディスクを作成します。
    • 非システムパーティション/ドライブを暗号化
      システムパーティション以外のパーティション、ドライブを暗号化します。
    • システムパーティションあるいはシステムドライブ全体を暗号化
      システムドライブ(Windows がインストールされているディスク)あるいはシステムパーティションを暗号化します。
    ここでは「暗号化された暗号化されたファイルコンテナを作成」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。
  3. 「ボリュームタイプ」画面が表示されます。
    • VeraCrypt 標準ボリューム
      通常のオプションです。
    • VeraCrypt 隠しボリューム
      隠しボリュームとして作成します。
    ここでは「VeraCrypt 標準ボリューム」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。
  4. 「ボリュームの位置」画面が表示されます。
    「ファイルの選択」ボタンをクリックして、仮想ディスクを作るファイルを指定して「次へ」ボタンをクリックします。
    ※ ファイルを作りたい場所を選択し、ファイル名を入力して「保存」ボタンをクリックすればOKです。
  5. 「暗号化オプション」画面が表示されます。
    暗号化アルゴリズム、ハッシュアルゴリズムを選択して「次へ」ボタンをクリックします。
    ※ 暗号化アルゴリズム … AES, Serpent, Twofish, Camellia, Kuznyechik, AES(Twofish), AES(Twofis(Serpent)), Serpent(AES), Serpent(Twofish(AES)), Twofish(Serpent), Camellia(Kuznyechik), Kuznyechik(Twofish), Camellia(Serpent), Kuznyechik(AES), Kuznyechik(Serpent(Camellia))
    ※ ハッシュアルゴリズム … SHA-512, Whirlpool, SHA-256, Streebog
  6. 「ボリュームのサイズ」画面が表示されます。
    仮想ディスクのボリュームサイズを指定します。
    ここでは 300MB を指定して「次へ」ボタンをクリックします。
  7. 「ボリュームのパスワード」画面が表示されます。
    パスワード、確認入力を入力して「次へ」ボタンをクリックします。
    ※ 「キーファイルを使用」にチェックを入れ、「キーファイル」ボタンをクリックしてキーファイルを指定することで、ファイルをキー代わりに設定することも可能です。
  8. 「ボリュームのフォーマット」画面が表示されます。
    ファイルシステム(NTFS / FAT / exFAT / なし)、クラスターを選択して「フォーマット」ボタンをクリックします。
    ※ 本画面でマウスを動かせば動かすほど暗号鍵の強度が上がるようです。
  9. フォーマットが終わると「VeraCrypt ボリュームの作成に成功しました。」ウィンドウが表示されます。
    「OK」ボタンをクリックします。
  10. 「ボリュームが作成されました」画面が表示されます。
    「終了」ボタンをクリックして終了します。

仮想ディスクをマウントする
仮想ディスクをマウントすることで、ドライブとして利用できるようになります。
  1. メイン画面下部の「ファイルを選択」ボタンをクリックして、先ほど作成したファイルを選択します。
  2. メイン画面上部の利用したいドライブを選択して「マウント」ボタンをクリックします。
    ここでは Eドライブを選択します。
    マウントする - ボリュームを入力する
  3. 「VeraCrypt パスワードを入力してください。」画面が表示されます。
    先ほど設定したパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします。
    マウントする - ボリュームのパスワードを入力
  4. メイン画面のEドライブの場所にボリューム、サイズ、暗号化アルゴリズム、タイプが表示されます。
    マウント完了
  5. エクスプローラーでもEドライブが追加されていることを確認できます。

仮想ディスクをアンマウントする
仮想ディスクをアンマウントすることで、ドライブとしの利用を終了します。
メイン画面上部のアンマウントしたいドライブを選択し、画面左下の「アンマウント」ボタンをクリックするとアンマウントできます(マウントを解除できます)。

ユーザーレビュー

  • 5

    【追記あり】データの機密保守対策での愛用品です。 ブルート…

    usericon owl
    投稿数: 230件
    Windows 10

    データの機密保守対策での愛用品です。
    ブルートフォースアタック、Hacking 対策に有効な “暗号化仮想ドライブ” を作成することができます。
    この手の暗号化アプリの決定版的存在として、欧米では有名で、機密保持を必要とする「軍」や「ジャーナリスト」などの「定番」アイテムです。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/VeraCrypt

    ファイルやパーティションの暗号化や、ストレージ全体の暗号化が成された「ブート前認証付き仮想暗号化ディスク」を作成でき、※ ブラインド化されたドライブ(隠しボリューム)を作成できます(※ ポータブルモードでは不可)。この応用で、Cloud Storage も同様に処理できます。
    非常に強固なマウントを作成するので、(マウント/アンマウント)処理には数分を要します。
    因みに、パスワードは「KeePass Password Safe Free」で管理・運用しています。
    ://freesoft-100.com/review/keepass-password-safe.php

    基本的な手法は、下記が参考になります。
    https://www.gigafree.net/security/encrypt/VeraCrypt.html


    「ghacks.net」に、詳しい解説がありました。英文ですが、必見です。
    VeraCrypt encryption software review
    by Martin Brinkmann on September 14, 2018
    https://www.ghacks.net/2018/09/14/veracrypt-encryption-software-review/

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