同じLAN内にある Windows 間でデータの引っ越しができるデータ転送ソフト
EaseUS Todo PCTrans Free
上位版:EaseUS Todo PCTrans Professional
PCを新調したときに、以前利用していたパソコンからデータ移行できるソフトです。
移動元と移動先のそれぞれにソフトをインストールし、「転送」ボタンをクリックして簡単にデータを転送できます。
転送先には、転送元と同じフォルダー階層でデータをコピーしますが、同じデータがあった場合は、ファイル名の末尾に「_From(コンピュータ名)」が付加されるため、同一データが勝手に上書きされてしまったり、転送されなかったり、と言った心配は不要です。
Ver12.2 より、「新機能:アプリ管理」、「新規対応ソフト:SQL Server、MySQL、Oracle、Quickenなど」、「アプリケーション管理で移行パーティションの快速選択をサポート可能に」、「ユーザーフォルダー内の個人データの移行及び大容量ファイルの移行に対応可能に」など改善されています。
※ Free版では、アプリの転送は2つのみ、ファイルの転送は500MBに制限されています。制限を超える場合は
ライセンス購入を促す画面が表示されます。EaseUS Todo PCTrans Free の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトへアクセスし、「ダウンロード」ボタンをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードしたセットアップファイル(pctrans_free_installer.exe)からインストールします。
※ データ転送元 PC とデータ転送先 PC の2台にインストールします。
使い方
PCからPCへデータを転送する
- データ転送元 PC とデータ転送先 PC の2台のソフトを起動します。
- 「PCからPCへ」画面にて、「PCからPCへ」ボタンをクリックします。
- もう一方のPCを検出し、リモートPCへ接続するために、相手PCのログインパスワードを入力します。
※ Windows サインインに必要なパスワードです。Microsoft アカウントでサインインしている場合は教えるのが難しいと思いますので、次の認証コードを利用するのがおすすめです。 - 認証コードにも対応しています。
画面上部の「認証コード」をクリックし、相手PCに表示される認証コードを教えてもらって入力します。
※ 認証コードを入力した側からデータを転送される形になります。
認証コードを入力したら「接続する」ボタンをクリックします。 - 「転送したい項目を選択してください」画面が表示されます。
次の項目を転送できます。
- アプリ
アプリ項目の上にマウスカーソルを乗せて「編集」ボタンをクリックすると、転送するアプリを選択できます。
※ 一部 のみのアプリもあります。 - ファイル
アプリ項目の上にマウスカーソルを乗せて「編集」ボタンをクリックすると、転送するファイル、フォルダーを選択できます。 - アカウント
のみ。
- アプリ
イメージファイルを作成して転送する
- 「復元する」画面にて「スタート」ボタンをクリックします。
- 「データバックアップ」、または「データ復元」」を選択する画面が表示されます。
画面上部をクリックして切り替えられます。
- データバックアップ
アプリ、写真、音楽、ファイル、ユーザーアカウント、設定などをイメージファイルにバックアップし、新しいPCにコピーします。 - データ復元
アプリ、写真、音楽、ファイル、ユーザーアカウント、設定などを保存したイメージファイルから設定を復元します。
- データバックアップ
- 「バックアップファイルを作成」画面が表示されます。
バックアップファイル名、バックアップパス(保存先)を設定して「確認する」ボタンをクリックします。 - 「バックアップするアイテムを選択してください」画面が表示されます。
アプリ、ファイルの上にマウスカーソルを乗せて「編集」ボタンをクリックすることで、内容を編集可能です。
「バックアップする」ボタンをクリックしてバックアップファイルを作成します。
※ Free 版では、アプリの転送は2つのみ、ファイルの転送は500MBに制限されています。制限を超える場合は ライセンス購入を促す画面が表示されます。
アプリの移行(アプリのバックアップ)
PCにインストールしているソフト、アプリを別のディスクに転送してバックアップします。- 「アプリの移行」画面にて「スタート」ボタンをクリックします。
- アプリの選択画面が表示されます。
バックアップしたい項目にチェックを入れ、「転送」ボタンをクリックします。
※ Free版では、アプリの転送は2つのみに制限されています。制限を超える場合は ライセンス購入を促す画面が表示されます。
データレスキュー
正常に動作していない古いPCからのデータの移行を行います。古いPCからディスクを取り外して、新しいPCへ接続してスキャンし、古いPCからアプリケーション、ファイル、設定、校正などを復元します。
システムクリーンアップ
PCの不要ファイルを削除し、ディスクを最適化します。- 「システムクリーンアップ」画面にて「スキャン」ボタンをクリックします。
- スキャンが終わるとスキャン結果画面が表示されます。
次の項目が検出されます。
- システムジャンクファイル
システムファイル、ログファイル、システムキャッシュ、一時ファイルなどの不要ファイル。 - ブラウザ
ブラウザー(Edge、Chrome、Internet Explorer、Opera、Firefox)のキャッシュ、履歴、Cookie、セッション、保存されたパスワード、など。 - Windows ビルトインアプリケーション
各キャッシュ(Windows ストア、Bing、Zune)。 - 他のアプリケーション
Adobe Flash Player、Windows Media Player など、各アプリのログとキャッシュ。
- システムジャンクファイル
- 「クリーンアップ」ボタンをクリックしてクリーンアップを開始します。
大容量ファイルクリーンアップ
サイズの大きなファイルを検出するので、不要なファイルがあれば削除することで空き容量を確保できます。- 「大容量ファイルクリーンアップ」画面にて「スキャン」ボタンをクリックします。
- スキャンが終わるとスキャン結果画面が表示されます。
不要だと判断できるファイルを選択し、「削除」ボタンをクリックして大きな容量のファイルを削除します。
プロダクトキー
PC内に保存されている、Windows、Adobe、Office のプロダクトキーを保存できる機能です。※ のみの機能です。
更新履歴
Version 12.2 (2020/11/27)
- 新機能:アプリ管理
- 新規対応ソフト:SQL Server、MySQL、Oracle、Quickenなど
- 「アプリケーション管理」で移行パーティションの快速選択をサポート可能に
- ユーザーフォルダー内の個人データの移行及び大容量ファイルの移行に対応可能に
Version 12.0 (2020/10/09)
- 新規対応アプリ:Zoom, Spotify, VLC, AutoCADなど
- 新機能追加:データレスキュー
- 写真移行の質を向上
- ローカル移行の表示方法を最適化
Version 11.8 (2020/08/13)
- 新規対応アプリ:iTunes、Windows Live、Office 365、Amazon Kindle、Minecraft、WhatsAppなど
- プロセスが使用されるときに転送が失敗する問題を修正
- Windows、Office、及びAdobeソフトのプロダクトキーを表示し、保存可能に
- フィルター機能を最適化