ディスクの不良セクタの検出、ベンチマーク、S.M.A.R.T. 情報による故障を予測できるソフト

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FromHDDtoSSD

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対応OS:
Windows 2000/XP/Vista/7/8/8.1/10/11
バージョン:
2.1 Build 2820 Rev.8 / 3.0 Build 5852(2023/03/18)
価格:
無料

不良セクタ、将来不良化すると判断できるセクタを検出する「不良セクタシミュレーション」、S.M.A.R.T. を監視してドライブの故障を予測する「S.M.A.R.T. ビュー」、ストレージの故障を予測する「ストレージ故障予測」機能を備えた HDD スキャンツールです。
「アドバンストデータ復旧」機能より、デジカメ画像等の JPEG ファイルを復元する機能も用意されています。

提供元:
※ JPEG 以外のデータ復旧は有料の機能となります。

FromHDDtoSSD の使い方

ダウンロード

  1. 提供元サイトの v2 ダウンロードページへアクセスし、「v2 最新版ダウンロード」項目下の「[インストール不要版] FromHDDtoSSD Ver2.1 Build:2820 Rev.8 32ビット版」リンク、または「[インストール不要版] FromHDDtoSSD Ver2.1 Build:2820 Rev.8 64ビット版」リンクをクリックしてダウンロードします。
    ※ インストール版をダウンロードしたい場合は「[インストール版]」のリンクをクリックしてダウンロードします。
    ※ v3 をダウンロードする場合は提供元サイトの v3 ダウンロードページへアクセスしてダウンロードします。
    ※ v3 はブロックチェーン技術を用いたソフトとなりますが、使い始めるまでやや複雑となることもあり本記事では v2 についての記事としています。
  2. ダウンロードした FromHDDtoSSD_32.exe または FromHDDtoSSD_64.exe から起動します。

使い方

ソフト起動時

本ソフト起動時に「使用許諾契約書」画面が表示されるので、「同意する」ボタンをクリックします。

本ソフトを起動すると、メイン画面が表示されます。
完全スキャン、詳細スキャン、ストレージ故障予測を利用できます。
FromHDDtoSSD - メイン画面

FromHDDtoSSD - メイン画面



完全スキャン

ディスクのスキャンを行い、セクタのエラーを検出します。
選択したディスクの完全スキャンを行うため、時間がかかります。
完全スキャン

完全スキャン



詳細スキャン

最初に動作モードを設定した後、詳細スキャンを実行できます。
  1. メニューバーの「完全・詳細スキャン設定」⇒「設定ダイアログを開く」をクリックします。
  2. 「完全・詳細スキャン設定」画面が表示されます。
    完全・詳細スキャン設定

    完全・詳細スキャン設定


    「完全・詳細スキャン 動作モード」を次の項目から選択し、「OK」ボタンをクリックします。
    • 初期不良調査(HDD/SSD):高速リニアスキャン
      初期不良調査(HDD/SSD):高速リニアスキャン

      初期不良調査(HDD/SSD):高速リニアスキャン

    • 不良セクタ予測(HDD):不良セクタシミュレーション
    • 不良セクタ修復(HDD/SSD):不良セクタレストレーション
    • データ復旧:シグネチャ直接書出 一般 JPEG
    • データ復旧:シグネチャ直接書出 デジタルカメラ JPEG
    • データ復旧:シグネチャ直接書出 オフィスファイル
    • データ復旧:物理解析 ヘッドレストレーション+SSD
    • データ復旧:論理解析 アドバンストデータ復旧
      アドバンストデータ復旧:論理解析

      アドバンストデータ復旧:論理解析


ストレージ故障予測

ストレージを監視し、故障予測スキャンを自動で行います。
ストレージ故障予測

ストレージ故障予測



※ その他詳細については、提供元サイトのヘルプページを参照してください。

更新履歴

v3 系
Version 3.0 Build:5852
(2023/03/18)
  • ブロックチェーンコアがv3.160.13になりました。
    ※ リスキャンのロジックを大幅に改良しました。これにより、完全に元に戻す過程までを含めて5分以内になりました。

Version 3.0 Build:5850
  • ブロックチェーンコアがv3.159.13になりました。
    ※ 暗号のメモ帳機能にロケータを導入し同期高速化を実現いたしました。
    ※ ブロックチェーンアプリケーションとして使い勝手を向上させる専用の鍵を実装いたしました。
    ※ 乖離率ベンチマーク機能を改善いたしました。(ロジックおよびウィンドウの幅調整等)

Version 3.0 Build:5814
(2023/02/10)
  • ※ ブロックチェーン超高速同期(約10分) RapidSync機能 を再導入いたしました。

v2 系
Version 2.1 Build:2820 Rev.8
(2023/01/31)
  • 統計スキャン時、ビッグデータの使用を必須に変更しました。

Version 2.1 Build:2820 Rev.7
(2023/01/28)
  • 時短スキャンが外付けドライブならびに同時スキャンに対応しました。

Version 2.1 Build:2820 Rev.6
(2023/01/27)
  • 大容量ハードディスクを時短検査できる「時短スキャン」をさらに高速化しました。
  • 「時短スキャン」「統計スキャン」の体験版モードを搭載いたしました。それぞれ20% 15%まで動作いたします。

ユーザーレビュー

  • コメント

    【追記あり】SSD換装しました

    Gonbe
    Gonbe
    投稿数: 1274件
    Windows 10

    SSD換装しました。
    私が現用のジャンク出身ノートPCについて、SSD使用時間が3万2千時間を超過。
    バックアップしているので突然死しても問題ないが、容量不足解消のため換装を決意。
    アマゾンで15,800円の中国製2TB(WINTEN社、SATAモデル)を選択してみたが、
    流通経路の単純化による低価格でも「5年保証」「MTBF 100万時間」を裏切るなよ。
    さて、これは「未フォーマット」の製品なので、最初に「初期化」が必要となります。
    玄人志向のケース(GWM.2NVST-U3G2CCA)にセット、「ディスクの管理」で実行。
    次に、念のため「4kアライメント」確認、桁数が多いので「M電卓」で計算します。
    2000381014016 バイト ÷ 4096 バイト = 488374271(割り切れたので問題なし)
    初期化した直後に本ソフトで「初期不良調査」を実施し、1時間57分で正常終了した。
    この時点での「CrystalDiskInfo 64bit 8.17.11」の計測結果も、添付図に示します。
    クローン作業は、「Macrium Reflect Free 64bit 8.0.7097」で、59分で完了した。
    クローン化したSSDをPCに実装して、PC起動などに問題ないことも確認できた。
    そして、本ソフトで「初期不良調査」を実施すると、1時間35分で正常終了しました。
    青色の波形が僅かにドロップしている箇所が散見されるが、全く問題ないレベルです。
    当然のことですが、USB接続では USBの伝送帯域が狭いので速度が低下します。
    換装した結果、SAMSUNG より若干遅いようですが、ストレージ容量増加は嬉しい。
    NVMeタイプは、超高速だけど消費電力と発熱問題で、ノートPCに不向きかと。


    「当然のことですが・・・」の一文は、次の箇所に挿入すると分かり易いかと。

    この時点での「CrystalDiskInfo 64bit 8.17.11」の計測結果も、添付図に示します。
    当然のことですが、USB接続では USBの伝送帯域が狭いので速度が低下します。
    クローン作業は、「Macrium Reflect Free 64bit 8.0.7097」で、59分で完了した。


    まずまず様のレビューを拝見して、ハッと気付きました。 ソフト名の訂正です。
    【誤】CrystalDiskInfo 64bit 8.17.11
    【正】CrystalDiskMark 64bit 8.0.4

    2人が参考になったと回答しています。
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  • 5

    【追記あり】素晴らしいツールです

    Gonbe
    Gonbe
    投稿数: 1274件
    Windows 10

    素晴らしいツールです。
    これは、データ復旧サービス会社が開発しており、信頼できる有用ツールと思います。
    基本的にSSD/HDD の劣化状態を診断するソフトであり、有償版と無償版があります。
    有償版はデータ復旧が可能ですが、無償版では「JPEG の復旧」のみ対応となります。
    昔から開発され提供(2009?)されていて、対応OS の幅が広いことは有り難いです。
    また、インストール不要のスタンドアローン版が配布されている点も嬉しい限りです。
    「完全/統計スキャン」「詳細スキャン」「ストレージ故障予測」の3モードがあり、
    「ストレージ故障予測」は本ソフトを常駐させて、ストレージの監視を行うものです。
    私は、シーケンシャルアクセスでドライブ診断する「完全スキャン」利用が多いです。
    不良セクタについて、読込不能・書込不能・危険の3段階色分け表示されるのが便利。
    また、スキャン中にドライブ状態が不安定な場合は、上記の色分け表示で分かります。
    それは、「注意判断」とか「危険判断」の領域まで指標が達していたら要注意ですね。
    現在「Ver.3」も提供されており、SSD/NVMeを使用している場合にはお勧めします。


    Ver.3 のダウンロードは、こちらからです。
    https://www.iuec.co.jp/fromhddtossd2s/v3_0_dl.html

    2人が参考になったと回答しています。
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  • 3

    起動時自動実行がなく、都度機能呼び出しを要するソフト

    Newser
    Newser
    投稿数: 30件
    Windows 8/8.1

    起動時自動実行がなく、都度機能呼び出しを要するソフト。
    HPやヘルプを見た限り、NASなどヘビーユーザ向けの機能を有しており、
    HDDの監視ソフト・復旧ソフトというよりは
    セキュリティソフトのようなHDDチェックソフトとして利用する形になるかと思われます。

    せめてストレージ故障予測モードをWindows起動時実行できるようになれば評価は変わると思います。

    7人が参考になったと回答しています。
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