2アクションで目的のウィンドウへ切り替えることができるタスク切り替えソフト

窓替え のアイコン

窓替え

ダウンロード

対応OS:
Windows 2000/XP/Vista/7
バージョン:
0.9.8.37(2012/06/18)
価格:
無料

Alt + Tab キーのように操作中のウィンドウを切り替えられるソフトです。
Alt + Q キーを押すとタスクバー上に表示されているウィンドウがリスト表示され、項目先頭のアルファベットを押すとそのウィンドウを開くことができます。
目的のウィンドウの先頭に c のアルファベットが表示されていれば、Alt + QC キーで開くことができるようになります。
項目先頭のアルファベット表示を常に同じものが表示されるように固定できるほか、リスト内を矢印キーで移動したりインクリメンタルサーチで検索したりすることもでき、プラグインでの機能拡張も可能です。

提供元:

窓替え の使い方

ダウンロード

  1. Vector のダウンロードページへアクセスし、「ダウンロードページへ」ボタンをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードした圧縮ファイル(madokae_09837.zip)を解凍し、madokae.exe から起動します。
    ※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。

使い方

基本的な使い方

Alt + Q キーを押すと、タスクバー上に表示されているウィンドウがリスト形式で一覧表示されます。
窓替え - ウィンドウ

窓替え - ウィンドウ


カーソルキーで選択して Enter キーを押すか、リストの先頭にあるアルファベットを押すとそのウィンドウを表示します。
※ 例えば「i.readme.txt - メモ帳 [notepad]」と表示されている readme.txt ウィンドウを開きたい場合は、I キーを押せばOKです。

ウィンドウを非表示にする
Alt + Q キーで表示されたウィンドウは、Alt + Q キーを押すか、ウィンドウ以外の場所をクリックすると非表示になります。
※ ウィンドウ以外の場所をクリックして非表示にならない場合は、ウィンドウの上の右クリックメニューから「クイックオプション」⇒「フォーカスを失ったら非表示」をクリックしてチェックを入れると非表示になります。

いつも同じキーにする
「割り当て予約」をすることで、いつも同じキーを設定することができます。
例えば Alt + Q キー → X キーと押してウィンドウを開きたいような場合は次のようにします。
  1. 変更したい項目の上で右クリックし、メニューから「カーソル位置の頭文字を変更」をクリックします。
    右クリックメニューから「カーソル位置の頭文字を変更」

    右クリックメニューから「カーソル位置の頭文字を変更」

  2. 「カーソル位置の頭文字を変更します。変更後のキーを押してください。」と表示されるので、適用したいアルファベットを押します。
    カーソル位置の頭文字を変更

    カーソル位置の頭文字を変更

  3. ここでは X キーを押したので「x」に変更されました。今後は X キーを押すとウィンドウが開くようになります。
    ※ 対応しているキーは a ~ z、A ~ Z です。
    変更された項目は黄色表示に

    変更された項目は黄色表示に


リストの表示方法を変更する
初期表示では、次のように表示されます。
  • a.image [explorer]
  • b.readme.txt - メモ帳 [notepad]
※ この表示の場合は、A キーを押すとエクスプローラーを開き、B キーを押すとメモ帳を開きます。

ウィンドウの右クリックメニューから「クイックオプション」⇒「リストスタイル変更」とクリックすると、項目銭湯の a. b. の表示がなくなり、前方一致のインクリメンタルサーチで目的の項目へ移動できるようになります。
  • image [explorer]
  • readme.txt - メモ帳 [notepad]
R キーを押すと「readme.xt - メモ帳」へ移動し、Enter キーを押してウィンドウを開きます。
「クイックオプション」⇒「リストスタイル変更」とクリックして頭文字を非表示に

「クイックオプション」⇒「リストスタイル変更」とクリックして頭文字を非表示に



部分一致のインクリメンタルサーチを利用する
Alt + Q キーを押してウィンドウを表示しているときに Ctrl + S キーを押すか、/ キーを押すと、「I-search」が表示されてインクリメンタルサーチが可能になります。
例えば「chro」と入力すると Google Chrome の項目へ移動します。
部分一致のインクリメンタルサーチ

部分一致のインクリメンタルサーチ



ウィンドウの表示を変更する
ウィンドウの右クリックメニューから「クイックオプション」⇒「ウィンドウスタイル変更」とクリックすると、ウィンドウの表示位置がデスクトップ下部、タスクバーの上に表示されるようになります。
デスクトップ下部にウィンドウを表示

デスクトップ下部にウィンドウを表示


※ オプションから設定を変更すると、デスクトップの上下左右の任意の表示位置を指定することが可能です。
オプション - ウィンドウ

オプション - ウィンドウ



ホットキーを変更する

初期設定では Alt + Q キーが指定されていますが、変更可能です。
ウィンドウの右クリックメニューまたはタスクトレイicon アイコンの右クリックメニューから「オプション」とクリックしてオプション画面を表示します。
オプション画面のメニューから「ホットキー」をクリックし、「アクティブにする」の項目を選択して「キーを設定する」の項目を編集した後「OK」ボタンをクリックすれば変更されます。
オプション - ホットキー

オプション - ホットキー



プラグインを追加する

プラグインを利用することで様々な拡張機能を追加して利用できます。

ランチャーのようにアプリを起動できるようにする
「Brideプラグイン」を利用すると、いつも同じキーにするで設定したキーを押したときにそのソフトが起動していない場合、ソフトを起動するようになります。
  1. 提供元サイトのプラグインページの Bridge 項目へアクセスし、「ダウンロード」項目下の「Bridge_01704.zip」リンクをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードした圧縮ファイル(Bridge_01704.zip)を解凍し、「Bridge」フォルダーを本ソフトの「plugins」フォルダーへ移動します。
    「plugins」フォルダーにプラグインを配置

    「plugins」フォルダーにプラグインを配置

  3. 本ソフトを一度終了して再起動すると、プラグインの利用が可能になります。
    本ソフトを再起動するとプラグインが有効に

    本ソフトを再起動するとプラグインが有効に


    ※ 本ソフトを終了するには、ウィンドウの右クリックメニューから「終了」をクリックするか、タスクトレイの icon アイコンの右クリックメニューから「終了」をクリックして終了できます。
    タスクトレイアイコンの右クリックメニュー

    タスクトレイアイコンの右クリックメニュー

  4. 「Brideプラグイン」の場合は特に設定しなくても、いつも同じキーにするで設定したキーを押せばソフトが起動するようになります。
    ※ 起動済みの場合はそのウィンドウが開くという通常の動作となります。

その他のプラグイン
提供元サイトのプラグインページでは次のようなプラグインが公開されています。
  • ActByMouse … マウスで窓替えを呼び出します。
  • Bridge … 外部アプリを実行します。プログラムランチャーみたいにアプリ起動もします。
  • BringBackToDesktop … 画面外に行ったウィンドウを画面内に戻します。
  • ChildList … リストに「MDIの子ウィンドウ」を追加します。
  • ClipTitle … カーソル位置のウィンドウタイトルをクリップボードへコピーします。
  • Desktop … リストに「デスクトップ」を追加します。
  • ExList … リストに「任意のウィンドウ」を追加します。
  • Hint … 切り替えのヒントを各ウィンドウに付加します。
  • MoveCursor … アクティブ化するアプリへマウスカーソル移動します。
  • OpenFolder … カーソル位置のフォルダーを開きます。
  • Operate … アプリ操作します。
  • Reservelist … 頭文字予約の一覧を表示します。
  • ShowAlone … 切り替え時に他のアプリを最小化します。
  • Tokei … 時計です。

更新履歴

Version 0.9.8.37
(2012/06/17)
  • バグ修正
    ・DLL プリロード攻撃対策として, DLLをfullpathで読むようにしました。
    ・64bit環境(窓替えはWOW64で動作)で64bitアプリの予約が正しく動作しないのを修正しました。
    ・ラインスタイル左右でサイズ変更するとき、アイコンだけに出来ないのを修正しました。
    ・クイックオプションの領域占有の変更がプラグインに通知されないのを修正しました。
  • 機能変更
    ・配色'SteelBlue'の色を変更。配色'White'を追加しました。
    ・オプションの[その他]-[Migemo]を[アクション]-I-seach/Migemo]として新しいI-search向けの設定と併せて一つにしました。
    ・I-search中の入力不可文字を設定出来るようにしました。
    ・I-search中の文字入力を検索候補の見つかる入力だけを受け付ける設定を追加しました。
    ・I-search中のスペースキーを確定にする設定を追加しました。
    ・I-searchの/を再検索に使う設定を追加しました。
    ・I-searchのパスシングルキー設定を追加しました。設定した文字入力の直後の入力をI-search中でない通常処理をします。例えば「,」に設定して英字切り替えを使っているとき、f」と押すと「f」のアプリケーションに切り替わります。
    ・アプリ名 + ウィンドウキャプション順のソートを追加しました。
    ・ソート順の追加に伴い SDK に含まれる Plugin.h のenum e_listsort を変更しました。変更内容は SDK に含まれる SDK.txt を参照してください。
    ・ウィンドウスタイル=「ウィンドウ」のときもサイズ変更ができるようにしました。ラインと同じように「サイズを固定する」のチェックを外すとサイズ変更可能ウィンドウになります。
    ・リストに残留した無効ウィンドウに切り替えようとしたときにリストを更新するようにしました。
    ・[ホットキー]-[Alt+Tab順に項目を選択する] を追加しました。 このホットキーを押すとAlt+Tabのようにアクティブ順を遡ってカーソルが移動します。 Alt+Tabみたいに動作させたければ[修飾キーを離したら切り替え]にしてください。 例えばホットキーをAlt+2に設定すると、Alt+2を押してAltを離したときに1つ前のウィンドウに切り替わるようになります。 また、これに伴い以下の2つを廃止しました。
     ・[リスト]-[アクティブ時カーソル位置] を廃止しました。
     ・[ホットキー]-[アクティブ時に「アクティブにする」操作をしたとき] の[Alt+Tab風]を廃止しました。
     なお、Alt+Shift+Tab相当は設定も動作もありません。
    ・ホットキーのデフォルトをAlt+Q以外は全て無しにしました。

Version 0.9.7.31
(2011/05/05)
  • バグ修正
    ・最終アクティブウィンドウのあるモニタに表示する設定で、TopMostがあると常にそのモニタへ表示されてしまうのを無視するようにしました。
    ・タスクバーが再起動したときにトレイアイコンを再登録するようにしました。
    ・ホットキーのトレイに入れる出すの設定を削除してもメニューにAlt+Qが表示されるのを修正しました。
    ・madokae_hook.dll が使用中になってしまう対策を入れました。
  • 機能変更
    ・外枠の色を指定できるようにしました。
    ・カラーパターンの文字列を設定変更に応じて更新するようにしました。
    ・ホットキーのトレイ出す/入れるが表示/非表示をトグルする設定のときでも ホットキーの「I-searchモードでアクティブにする」は常にアクティブになるだけでしたが、 動作が一致するように表示/非表示をトグルするようにしました。
    ・モードウィンドウの配色や枠を設定出来るようにしました。
    ・デフォルトカラーの透過を止めました。
    ・設定ダイアログの背景色をメニューの色からボタンの色へ変更しました。
    ・プラグインコールバック関数の変更
     ・改名 Mkae_OnRenameInitial() -> Mkae_OnRenamed()
     ・追加 Mkae_OnEnterMode()
     ・追加 Mkae_OnExecMode()
     ・追加 Mkae_OnExitMode()
    ・プラグインAPI RegisterCustomList()を利用してカスタムリストを生成したとき、 i_getfncが返却したリストのhwnd=NULLにされたものはskipするようにしました。

Version 0.9.6.67
(2010/05/30)
  • バグ修正
    ・[領域を占有]=ON [常に最前面]=OFFのとき、常に最前面がOFFであるにも関わらず最前面となってしまうのを修正しました。
    ・非アクティブ時に必ず失敗する処理をリトライして遅くなっていたのを修正しました。
  • 機能変更
    ・TransparentSteelBlueの予約色を変更しました。

※ 本ソフトは Mimic 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2022年01月05日)

ユーザーレビュー

  • 5

    なるほど、これはよい

    介護
    介護
    5
    Windows 10

    なるほど、これはよい。フットプリントも小さいので常駐させることにしました。プラグインを利用しないと切替えだけのなんてこと無いツールですが、「Operate」「MoveCursor」「Desktop」「BringBackToDesktop」といったプラグインを装着すると、ウィンドウ操作の かゆいところに手が届くツールに見事に覚醒しますね。(構成ファイル *.ini はプラグイン配置後、窓替えを一旦終了すると生成されます。各プラグインのテキストファイルに説明が書かれています。)

    5人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?
  • 5

    ご紹介ありがとうございました

    Mimic
    Mimic
    21
    Windows 7

    ご紹介ありがとうございました。
    スクリーンショット多めの説明が非常に分かりやすくて改めて参考になりました。

    3つ以上のウィンドウを切替えながら仕事をされている方には是非、一度試していただけたらと思います。

    「ウィンドウを非表示にする」の補足です。ALT+Q でも非表示にできます。
    これでマウス操作を一つ減らすことができます。

    1人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?