ファイルのプロパティ画面からハッシュ値を計算、チェックできるソフト
OpenHashTab
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ファイルのプロパティ画面に「ハッシュ値」タブを組み込みハッシュ値を素早くチェックできるソフトです。
31種類のアルゴリズムに対応し、ダブルクリックや右クリックメニューからハッシュ値のコピー、チェックサムファイルとして出力も可能。
VirusTotal でのマルウェアチェックも可能です。
- 提供元:
- namazso
OpenHashTab の使い方
ダウンロード
- こちらへアクセスしてダウンロードします。
- ダウンロードしたセットアップファイル(OpenHashTab_setup.exe)からインストールします。
使い方
本ソフトをインストールすると、ファイルのプロパティ画面に「ハッシュ値」タブが追加されます。


をクリックすると「VirusTotal の利用規約」ウィンドウが表示されるので「はい」ボタンをクリックします。
VirusTotal の結果が画面上に表示されます。


をクリックすると「設定」画面が表示されます。
表示させたいアルゴリズムにチェックを入れて画面右上の「×」をクリックして閉じます。
プロパティ画面を閉じた後、再度プロパティ画面を開き「ハッシュ値」タブ画面を表示すると選択したアルゴリズムが表示されるようになります。
Version 3.0.2
Version 3.0.1
Version 2.3.0
- 通常のプロパティ画面
本ソフトインストール前のプロパティ画面
- 本ソフトインストール後のプロパティ画面
本ソフトインストール後に「ハッシュ値」タブが追加される
右クリックメニュー
右クリックメニューから各値のコピーが可能です。- ハッシュ値をコピー
選択している行のハッシュ値をコピーします。 - 行をコピー
選択している行のファイル名、アルゴリズム、ハッシュ値をコピーします。 - ファイル名をコピー
ファイル名をコピーします(拡張子を含む)。 - すべてをコピー
すべての行を対象に「行をコピー」します。

右クリックメニューから各種コピーが可能
VirusTotal でスキャンする


VirusTotal 実行前の利用規約への同意
VirusTotal の結果が画面上に表示されます。
※ VT (1/74) のように表示され、この場合は「74 のエンジンでスキャンし 1 のエンジンが問題を検出した」という表記です。URL へアクセスすると具体的な結果を確認できます。

VirusTotal の実行結果が表示される
チェックサムファイルを作成する
画面下部の「サムファイルとして出力」からアルゴリズムを選択して「出力」ボタンをクリックすると、チェックサムファイルを保存できます。オプション
表示するアルゴリズムを変更する

表示させたいアルゴリズムにチェックを入れて画面右上の「×」をクリックして閉じます。
プロパティ画面を閉じた後、再度プロパティ画面を開き「ハッシュ値」タブ画面を表示すると選択したアルゴリズムが表示されるようになります。

表示されるアルゴリズムを増やした表示
サポートしているアルゴリズム
- CRC32, CRC64
- xxHash (XXH32, XXH64)
- xxHash3 (XXH3-64, XXH3-128)
- MD4, MD5
- RipeMD160
- Blake2sp
- SHA-1
- SHA-2 (SHA-224, SHA-256, SHA-384, SHA-512)
- SHA-3 (SHA3-224, SHA3-256, SHA3-384, SHA3-512)
- BLAKE3 (BLAKE3, BLAKE3-512)
- KangarooTwelve (K12-264, K12-256, K12-512)
- ParalleHash128 (PH128-264, PH256-528)
- Streebog (GOST 2012 (256), GOST 2012 (512))
- eD2k, eD2k (Old)
- QuickXorHash
更新履歴
Version 3.0.2 (2022/06/09)
- 新機能
・Shift キーを押しながら「エクスポート」をクリックすると、プロンプトが表示されずに即座にファイルが保存されます (#59)
・色を含む新しい設定 (多すぎてリストアップできない)
・比較対象」フィールドの厳格なモード (#58)
・比較対象」フィールドをより緩やかな非厳格モードに変更 (#100)
・検証モード時に必要なハッシュのみを計算するオプションを追加 (#55)
・GOST R 34.11-2012 (ロシア標準ハッシュ) を追加 (#67)
・KangarooTwelve 256 ビットと 512 ビットを追加しました (#65)
・BLAKE3-512 を追加 (#56)
・CRC64 (xzフレーバー) を追加 (#85)
・QuickXorHash の追加 (#111)
・ユーザとシステムのシングルインストーラ (#77)
・言語を上書きするレジストリキーを追加 (#102)
・レジストリキーで VirusTotal の統合を強制的に無効にできるようにしました (#109)
・Windows Vista はサポートされなくなりました。
・設定にブランド名とバージョン情報を追加 (#66 #104) - バグ修正
・32ビット OS でのスタンドアローンモードを修正 (#61)
・SFV ファイルの関連付けも追加
・バッチウィンドウメッセージでフリーズを軽減 (#76)
・任意の長いサムファイルをサポート (#97)
・スペイン語の翻訳が適用されない問題を修正 (#98)
・アンインストーラーにアイコンを追加 (#107)
Version 3.0.1 (2021/01/31)
- GitHub Actions で構築された再現性の高いビルド
- シンボルもアップロードされるようになりました
- clang でビルドするようになり、性能が 5-10% 向上しました。
- アルゴリズムを様々なCPUの機能に合わせて個別にビルドし、それに応じてロードするようになりました。
- ハッシュ処理中に表示されるキャンセルボタンの追加
- スタンドアロン版、サムファイルとの関連付け(オプション)
- コンテキストメニューから起動可能なウィンドウサイズ変更可能なインスタンス(オプション)
- ロングパスの扱いを改善
- より適合したサムファイル形式(Unix改行、フォワードスラッシュ、オプション)
- サムファイルにおけるBOMのサポート
- sumfile の base64 サポート (現時点ではチェックのみ)
- corz .hash のチェックとエクスポート
- SFV のチェックとエクスポート
- アイコンを追加しました。
- 多くの新しい設定
- VirusTotal の検索ボタン(ProcessHacker に感謝します)
- サムファイルまたはクリップボードのハッシュに基づいてアルゴリズムを自動的に有効にするオプション
- アップデートチェックボタン
- DPI を意識した設定
- 常にシェルフォントを使用 (例: 中国語はアンチエイリアス)
- +MD2 が削除され、8つのアルゴリズムが追加されました。
- ヘッダをクリックすることでソートできるようになった
- ユーザーインストーラー(管理者なし)。
- より正確で安全なクリップボードハッシュの検出
Version 2.3.0 (2020/10/15)
- マイナーチェンジ
・プログレスバーを追加
・長いパスとネットワークパスの修正
・BLAKE3 を追加
・翻訳の修正
・「隠し」スタンドアロンモード:rundll32 OpenHashTab.dll、StandaloneEntry <path>
・Windows Vista & 7 で壊れていた絵文字を交換した