Windows 標準の Robocopy を利用したバックアップを行えるソフト

RoboSync のアイコン

RoboSync

ダウンロード支援

バージョン
1.3.27
更新日
2021/01/01
対応 OS
Windows 10
言語
※ 日本語または英語のみを表示
日本語
価格
無料
提供元

ソフト一覧を見る(2)

Windows 標準のコピーツール Robocopy をGUIで利用できるようにしたソフトです。
コピー元、コピー先を設定して、いつでも Robocopy を利用したコピーを実行できます。
ワイルドカード(*)を利用したコピーファイルのフィルターや、空ディレクトリをコピー対象から外すなどの様々なオプションも用意されています。
スクリプトファイル(.bat)を生成すれば、タスクスケジューラで実行させるなど、定期的なバックアップも可能になります。

RoboSync の使い方

ダウンロード と インストール

  1. Vector のダウンロードページへアクセスし、「ダウンロードページへ」ボタンをクリックしてダウンロードします。
    ※ 32bit 版、Zip 版をダウンロードする場合は、提供元サイトのダウンロードページよりダウンロードします。
  2. ダウンロードしたセットアップファイル(RoboSyncSetup_x64.1.3.27.0.msi)からインストールします。

使い方

コピー(バックアップ)のセットを作成する

コピー項目を作成する
  1. 本ソフトを起動すると、メイン画面が表示されます。
    RoboSync - メイン画面

    RoboSync - メイン画面

  2. メニューバーから「コピー項目」⇒「コピー項目の新規作成」とクリックするか、画面左の 新規作成 をクリックすると、「コピー項目設定」画面が表示されます。
    コピー項目の新規作成

    コピー項目の新規作成


    次の内容を設定します。
    • コピー項目名
      本ソフト用の表示名を設定します。
    • コピー元フォルダ
      「参照」ボタンをクリックして、コピー元のフォルダーを指定します。
    • コピー先フォルダ
      「参照」ボタンをクリックして、コピー先のフォルダーを指定します。
    • ファイル指定
      コピーするファイルの絞り込みが可能です。
      例えば *.doc と入力すると、Word ファイル(doc/docx)のみコピーします。
    • オプション
      「編集」ボタンをクリックしてコピーオプションを指定します。
      ※ 利用したい項目にチェックを入れます。
      オプションの編集

      オプションの編集

    設定が終わったら「OK」ボタンをクリックします。

コピー項目を実行する
  1. 作成したコピー項目を実行するには、コピー項目の上の右クリックメニュー「実行」から実行できます。
    ※ メニューバーから「コピー項目」⇒「選択コピー項目の一括実行」⇒「実行」からも実行できます。
    作成したコピー項目を実行

    作成したコピー項目を実行

  2. コピー先フォルダーを確認すると、設定したコピーが行われていることを確認できます。

スクリプトを利用する

スクリプトを作成することで、本ソフトを経由せずにコピー(バックアップ)のセットを実行できるようになります。

スクリプトを作成する
メニューバーから「スクリプト」⇒「スクリプトの新規作成」とクリックするか、画面左の 新規作成 をクリックすると、「スクリプト設定」画面が表示されます。
スクリプトの新規作成

スクリプトの新規作成


次の内容を設定します。
  • スクリプト名
    本ソフト用の表示名を設定します。
  • スクリプトファイル名
    「参照」ボタンをクリックして、スクリプトの保存先とファイル名を設定します。
設定が終わったら「OK」ボタンをクリックします。

スクリプトを生成する
  1. 作成されたスクリプトをクリックして選択します。
    ※ 緑色表示になります。
  2. コピー項目にチェックボックスが表示されるので、チェックを入れます。
    ※ チェックを入れたコピー項目が実行対象となります。
  3. 右クリックメニュー「スクリプトの生成」をクリックするとスクリプトが生成されます。
    ※ 先ほど指定した「スクリプトファイル名」の場所にスクリプトファイル(.bat)が作成されます。

スクリプトを実行する
スクリプトを選択し、右クリックメニュー「スクリプトの実行」をクリックすると作成したスクリプト(チェックを入れたコピー項目)が実行されます。
スクリプトの実行

スクリプトの実行


作成したスクリプトファイル(.bat)を実行しても同じコピーを実行できるので、本ソフトを起動せずにコピー(バックアップ)のセットを実行できるようになります。

更新履歴

Version 1.3.27
(2021/01/01)
  • /SJ, /COMPRESS, /LFSM オプションの追加。
  • /COPY, /DCOPY オプションのパラメータ追加。
  • オプション作成画面の幅をリサイズできないように修正

Version 1.3.12
(2020/08/16)
  • 更新を確認する機能が正しく機能していなかったため、修正。

Version 1.3.11
(2020/06/21)
  • オプション設定画面に /IM オプションを追加。
  • オプション設定画面で /IF オプションのファイル名を入力できるように修正。
  • オプション設定画面のオプション説明文を改善。
  • 設定ファイルのインポート機能を追加。
  • 管理者で実行されている時は、タイトルに「管理者:」と表示し、メニューバーをピンク表示にするよう修正。
  • RoboSyncホームページのリンクを https に修正。
  • コマンド実行中にファイルメニューが選択できないように修正。
  • コマンド実行中にRoboSyncを終了できないように修正。
  • RoboSync からコピー項目またはスクリプトを実行した場合、環境変数 ROBOSYNC_RUN、ROBOSYNC_PREVIEW を設定するように機能追加。
  • 設定画面の「コピー項目実行時にコードページをUTF-8に設定しRobocopyを英語表示にする」のオプションが設定されている時、コピー元やコピー先、または、オプションに日本語が含まれる場合正しくrobocopy が実行されなかった問題を修正。
  • 設定画面の「コピー項目実行時にコードページをUTF-8に設定しRobocopyを英語表示にする」のオプションが設定されている時、スクリプトの実行時には英語表示になっていなかったが、英語表示になるよう修正。
  • 設定画面の「コピー項目実行時にコードページをUTF-8に設定しRobocopyを英語表示にする」のオプションが設定されている時、robocopy /? の表示も英語になるように修正。
  • 設定画面の「コピー項目実行時にコードページをUTF-8に設定しRobocopyを英語表示にする」のオプション名を「Robocopy実行時にコードページをUTF-8に設定しRobocopyを英語表示にする」に変更。

ユーザーレビュー

  • 5

    普段からOS標準装備のrobocopy.exeを使ってる人なら非常…

    ミラー
    ミラー
    1
    Windows 11

    普段からOS標準装備のrobocopy.exeを使ってる人なら非常に便利なソフト
    ただし定型で同じパターンをやっていない場合は従来通りコンソールからやったほうが早い
    定形でファイルやフォルダのコピー、あるいはミラーリングするならマイクロソフト製なので信頼性抜群だしOSがアップグレードするたびにrobocopyのバージョンも上がって機能が追加されている
    そしてバッチ処理も組み込めるのでコピーが終わったら音を出すとか、シャットダウンさせるとかができるので自由度がとても高いぞ

    2人が参考になったと回答しています。
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  • コメント

    Robocopy は、私の記憶ではVista の時から標準装備され…

    Gonbe
    Gonbe
    1,354
    Windows 10

    Robocopy は、私の記憶ではVista の時から標準装備されたコピー用コマンドです。
    コマンドプロンプトの機能から動作させるため、活用に多少の慣れが必要でしょう。
    本ソフトはRobocopy をGUIで利用できるようにしたもので、操作性が向上します。
    世代管理しながら差分・増分のバックアップが簡単にできるようになり、便利です。

    6人が参考になったと回答しています。
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