RSS/RDF/ATOM/JSON をサポートしたオープンソースのフィードリーダー

RSS Guard のアイコン

RSS Guard

ダウンロード支援

バージョン
4.8.3
更新日
2025/04/04
対応 OS
Windows 10 以降, macOS 10.14 以降, Linux, BSD, OS/2
言語
日本語(一部対応)
価格
無料
提供元

RSS/RDF/ATOM/JSON をサポートしたオープンソースのクロスプラットフォームフィードリーダーです。
キーワード検索、ラベル管理、インターフェースのカスタマイズや Feedly などの外部サービスの統合などが可能です。
本ソフトは Javascript が無効化されたプライバシーを重視したバージョンと、Javascript が有効化されたバージョンが用意されています。

RSS Guard の使い方

ダウンロード と インストール

  1. GitHub へアクセスし、「rssguard-4.8.3-4d74a6f4f-lite-win10.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。
    USB メモリー等で持ち運べるポータブル版を利用したい場合は、「rssguard-4.8.3-4d74a6f4f-lite-win10.7z」リンクをクリックしてダウンロードします。
    Javascript が有効化されたバージョンを利用したい場合はファイル名に「lite」の文字が含まれていない「rssguard-4.8.3-4d74a6f4f-win10.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。ファイル名に「lite」が含まれているものは Javascript 無効化バージョンです。
  2. ダウンロードしたセットアップファイル(rssguard-4.8.3-4d74a6f4f-lite-win10.exe)からインストールします。

使い方

基本的な使い方

新しいアカウントを作成する
  1. 本ソフトを起動すると「新しいアカウントを追加」画面が表示されます。
    • Feedly
    • Gmail
    • Google Reader API
    • Nextcloud News
    • RSS/RDF/ATOM/JSON
    • Tiny Tiny RSS
    通常の利用(他のアカウントを統合せずに利用する場合)では「RSS/RDF/ATOM/JSON」を選択して「OK」ボタンをクリックします。
    新しいアカウントを追加

    新しいアカウントを追加

  2. プロキシの設定画面が表示されます。
    変更したい場合は「システム設定」プルダウンをクリックして次の中から選択可能です。
    • プロキシなし
    • システム設定
    • Socks5
    • http
    通常はそのまま「OK」ボタンをクリックします。
    新しいアカウントを追加 - プロキシ設定

    新しいアカウントを追加 - プロキシ設定

  3. 「初期設定のフィードを追加しますか?」ウィンドウが表示されます。
    ここでは「いいえ」ボタンをクリックします。
    デフォルトの初期フィードの追加確認

    デフォルトの初期フィードの追加確認

  4. 新しいアカウントが作成されます。
    新しいアカウント作成直後のメイン画面

    新しいアカウント作成直後のメイン画面


    ※ ちなみに「初期設定のフィード」を追加した場合は10個程度のフィードが追加されます。
    初期フィードを追加した場合のメイン画面

    初期フィードを追加した場合のメイン画面


フィードを追加する
  1. 画面左の何もない場所を右クリックし、「Add item」⇒「(アカウント名) (RSS/ATOM/JSON)」⇒「新しいフィードを追加」とクリックします。
    ※ 画面左のツリー上部の「(アカウント名) (RSS/ATOM/JSON)」の右クリックメニューから「新しいフィードを追加」でも OK です。
    右クリックメニューから「新しいフィードの追加」をクリック

    右クリックメニューから「新しいフィードの追加」をクリック

  2. 「新しいフィードを追加」画面が表示されます。
    ここでは例として、当サイトのフィードを追加するものとします。
    • タイプ … 「RSS 2.0/2.0.1」に
    • タイトル … 「freesoft100」と入力
    • 説明 … 「PC ソフト情報サイト」と入力
    • Source … テキストボックスに「https://freesoft-100.com/rss.xml」と入力
    • アイコン … アイコン右のボタンをクリックして「フィードからアイコンを取得」をクリック
    設定が終わったら「OK」ボタンをクリックします。
    新しいフィードの追加

    新しいフィードの追加

  3. フィードが追加されます。
    ツールバーの Fetch all feeds をクリックするとフィード内容を取得します。
    freesoft100 のフィードが追加された

    freesoft100 のフィードが追加された


カテゴリを作成して整理する
画面左のツリーにカテゴリ(フォルダー)を作成してフィードを整理できます。
  1. 画面左の何もない場所を右クリックし、「Add item」⇒「(アカウント名) (RSS/ATOM/JSON)」⇒「新しいカテゴリを追加」とクリックします。
    ※ 画面左のツリー上部の「(アカウント名) (RSS/ATOM/JSON)」の右クリックメニューから「新しいカテゴリを追加」でも OK です。
    右クリックメニューから「新しいフィードの追加」をクリック

    右クリックメニューから「新しいフィードの追加」をクリック

  2. 「新しいカテゴリを追加」画面が表示されます。
    タイトル、説明を入力して「OK」ボタンをクリックします。
    新しいカテゴリの追加

    新しいカテゴリの追加

  3. 画面左のツリーにカテゴリが追加されます。
    ツリー内のフィードをドラッグしてカテゴリ内に移動できます。
    青いカテゴリ(フォルダー)が追加される

    青いカテゴリ(フォルダー)が追加される


ラベルで整理する
ラベルを利用してフィードを整理できます。
  1. 画面左のフォルダーツリー上の「Labels」の右クリックメニュー「New Label」から新しいラベルを作成できます。
    新しいラベルの作成

    新しいラベルの作成

  2. ラベルを作成すると「Labels」下に作成したラベルが追加されます。
    作成したラベルが追加された

    作成したラベルが追加された

  3. フィードの右クリックメニュー「Labels」から、そのフィードに対してラベルの追加、削除を行えます。
    ラベルを追加すると、そのラベルのフィードをまとめて読めるので便利です。
    ※ フィード内容を表示している左側の丸いアイコン(ここでは iconicon)をクリックしてラベルの追加、削除も可能です。
    フィードの右クリックメニューからラベルの追加、削除

    フィードの右クリックメニューからラベルの追加、削除


複数のアカウントを作成する

本ソフトはメールソフトで複数のメールアカウントを管理するように、複数のアカウントを作成して管理できます。

Feedly と統合する
  1. メニューバーから「アカウント」⇒「Add account」とクリックします。
  2. 「新しいアカウントを追加」画面が表示されます。
    「Feedly」を選択して「OK」ボタンをクリックします。
    新しいアカウントを追加

    新しいアカウントを追加

  3. Feedly アカウントのセットアップ画面が表示されます。
    • 「Get token」ボタンをクリックしてトークンを取得、コピペする
    • 「ログイン」ボタンをクリックしてログインを確認する
    設定したら「OK」ボタンをクリックします。
    新しいアカウントの追加 - feedly

    新しいアカウントの追加 - feedly

  4. Feedly アカウントが追加されます。
    エラーが表示されるなどして Feedly アカウントのフィードをうまく取得できない場合は、右クリックメニューから「Synchronize folders & other items」とクリックして取得できます。
    ※ しばらくしても変化がない場合はソフトを再起動すると表示されるかもしれません。
    feedly のフィードが表示されない場合は右クリックメニューから同期を試してみる

    feedly のフィードが表示されない場合は右クリックメニューから同期を試してみる


ブラウザーを利用する

本ソフトはウェブブラウザーが内蔵されており、「Web browser & tabs」⇒「New browser tab」から新しいタブを開いて利用できます。
※ Javascript が無効になっているので、正常にウェブサイトが表示されない場合が多いです。
ウェブブラウザーの表示

ウェブブラウザーの表示


※ ちなみに Javascript が有効になっているバージョンでは、RSS フィードもリッチに表示されます。
Javascript が有効なバージョン(nowebengine ではないバージョン)

Javascript が有効なバージョン(nowebengine ではないバージョン)



インターフェースを変更する

メニューバーから「ツール」⇒「設定」とクリックすると「設定」画面が表示されます。
左メニューから「ユーザーインターフェイス」をクリックして変更が可能です。
  • アイコンテーマ、Style はデフォルトで用意されたものから選択して変更可能です。
  • 「Custom skin colors」タブから任意のカラーへ変更可能です。
  • スキンを変更した場合は本ソフトの再起動が必要になります。
※ スキンは Qt スタイルシートを利用して独自のカスタマイズが可能です。詳しくは GitHub のドキュメント、スキンの項目をご参照ください。
設定 - ユーザーインターフェース

設定 - ユーザーインターフェース

アイコンテーマ:Numix、Style:windowsvist 適用時

アイコンテーマ:Numix、Style:windowsvist 適用時



更新履歴

Version 4.8.3
(2025/04/04)
  • 追加
    • アプリケーションは Mac OS X で「自己署名」されるようになりました。(#1679)
  • 修正
    • 一部のユースケースでアイコンが欠落していました。(#1683)

Version 4.8.2
(2025/04/01)
  • 追加
    • フィード取得スロットル制御を追加しました: (#1154、#1322)
    • リクエストが多すぎる HTTP コードが RSS Guard によって認識され、尊重されるようになりました。
    • アカウントごとの新しい設定であるフィード取得間隔が追加され、同一のリモート ホストからの後続のフィード取得をインテリジェントに遅延して、短時間にネットワーク リクエストが多すぎることによる前述のエラー/禁止を回避しようとします。設定は、そのようなエラーを回避しつつも良好な UX を維持できるほど低い値に設定する必要があります。
    • 無効なフィードのカスタム カラー オプション。(#1652)
    • 無効なフィードの取り消し線はオプションです。(#1651)
    • ユーザーが入力した URL からフィード アイコンを取得する機能。(#1645)
    • アプリケーションは、ファイルのオープン/保存ダイアログから最後に使用したフォルダーを記憶するようになりました。(#1643)
    • HTTP/2 はフィードごとに切り替え可能になりました。(#1615)
    • 重複するキーボード ショートカットを割り当てることはできなくなりました。 (#1605)
    • トレイアイコンの色付き/モノクロアイコンの新しいオプション。(#1603)
    • 記事リストのフィルタリングオプションが保持されるようになりました。(#1590)
    • 公式バイナリで Qt 6.8.3 が使用されるようになりました。
  • 修正
    • ツールチップの QSS が強化され、読みやすさが向上しました。(#1637)
    • RSS フィードのエンコード検出でエラーが発生しやすくなっていました。(#1664)
    • ローカリゼーション ページが正しく表示されるようになりました。(#1611)
    • MariaDB バックエンドで MEDIUMTEXT 列が使用されるようになり、より大きな記事が作成できるようになりました。
  • 削除
    • 組み込みの Google API OAuth 認証情報が公式 RSS Guard バイナリから削除されました。これにはいくつかの理由がありますが、これらの認証情報の使用割り当て量が少なく、多数のユーザーには適していなかったという事実もその 1 つです。そのため、各ユーザーは Google Cloud Platform (個人使用の場合は無料) から独自のクライアント ID/SECRET を取得する必要があります。

Version 4.8.1
(2024/12/20)
  • 申し訳ありませんが、テストされていないコードの回帰を修正しました。

※ 本ソフトは owl 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2023年04月16日)

ユーザーレビュー

  • まだレビューが投稿されていません。
    このソフトの最初のレビューを書いてみませんか?