RSS/RDF/ATOM/JSON をサポートしたオープンソースのフィードリーダー
RSS Guard
- 海外
- 日本語△
- 寄付歓迎
- 対応OS:
- Windows 10 以降, macOS 10.14 以降, Linux, BSD, OS/2
- バージョン:
- 4.3.4(2023/04/20)
- 価格:
- 無料
RSS/RDF/ATOM/JSON をサポートしたオープンソースのクロスプラットフォームフィードリーダーです。
キーワード検索、ラベル管理、インターフェースのカスタマイズや Feedly などの外部サービスの統合などが可能です。
本ソフトは Javascript が無効化されたプライバシーを重視したバージョンと、Javascript が有効化されたバージョンが用意されています。
- 提供元:
- martinrotter
RSS Guard の使い方
ダウンロード
- GitHub へアクセスし、「rssguard-4.3.4-fb2c439b-nowebengine-win10.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードしたセットアップファイル(rssguard-4.3.4-fb2c439b-nowebengine-win10.exe)からインストールします。
※ USB メモリー等で持ち運べるポータブル版を利用したい場合は、「rssguard-4.3.4-fb2c439b-nowebengine-win10.7z」リンクをクリックしてダウンロードします。
※ Javascript が有効化されたバージョンを利用したい場合は「nowebengine」の含まれてない「rssguard-4.3.4-fb2c439b-win10.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。「nowebengine」が含まれているものは Javascript 無効化バージョンです。
使い方
基本的な使い方
新しいアカウントを作成する
- 本ソフトを起動すると「新しいアカウントを追加」画面が表示されます。
- Feedly
- Gmail
- Google Reader API
- Nextcloud News
- RSS/RDF/ATOM/JSON
- Tiny Tiny RSS
新しいアカウントを追加
- プロキシの設定画面が表示されます。
変更したい場合は「システム設定」プルダウンをクリックして次の中から選択可能です。
- プロキシなし
- システム設定
- Socks5
- http
新しいアカウントを追加 - プロキシ設定
- 「初期設定のフィードを追加しますか?」ウィンドウが表示されます。
ここでは「いいえ」ボタンをクリックします。デフォルトの初期フィードの追加確認
- 新しいアカウントが作成されます。
※ ちなみに「初期設定のフィード」を追加した場合は10個程度のフィードが追加されます。
フィードを追加する
- 画面左の何もない場所を右クリックし、「Add item」⇒「(アカウント名) (RSS/ATOM/JSON)」⇒「新しいフィードを追加」とクリックします。
※ 画面左のツリー上部の「(アカウント名) (RSS/ATOM/JSON)」の右クリックメニューから「新しいフィードを追加」でも OK です。 - 「新しいフィードを追加」画面が表示されます。
ここでは例として、当サイトのフィードを追加するものとします。
- タイプ … 「RSS 2.0/2.0.1」に
- タイトル … 「freesoft100」と入力
- 説明 … 「PC ソフト情報サイト」と入力
- Source … テキストボックスに「https://freesoft-100.com/rss.xml」と入力
- アイコン … アイコン右のボタンをクリックして「フィードからアイコンを取得」をクリック
- フィードが追加されます。
ツールバーの をクリックするとフィード内容を取得します。
カテゴリを作成して整理する
画面左のツリーにカテゴリ(フォルダー)を作成してフィードを整理できます。- 画面左の何もない場所を右クリックし、「Add item」⇒「(アカウント名) (RSS/ATOM/JSON)」⇒「新しいカテゴリを追加」とクリックします。
※ 画面左のツリー上部の「(アカウント名) (RSS/ATOM/JSON)」の右クリックメニューから「新しいカテゴリを追加」でも OK です。 - 「新しいカテゴリを追加」画面が表示されます。
タイトル、説明を入力して「OK」ボタンをクリックします。新しいカテゴリの追加
- 画面左のツリーにカテゴリが追加されます。
ツリー内のフィードをドラッグしてカテゴリ内に移動できます。青いカテゴリ(フォルダー)が追加される
ラベルで整理する
ラベルを利用してフィードを整理できます。- 画面左のフォルダーツリー上の「Labels」の右クリックメニュー「New Label」から新しいラベルを作成できます。
新しいラベルの作成
- ラベルを作成すると「Labels」下に作成したラベルが追加されます。
作成したラベルが追加された
- フィードの右クリックメニュー「Labels」から、そのフィードに対してラベルの追加、削除を行えます。
ラベルを追加すると、そのラベルのフィードをまとめて読めるので便利です。
※ フィード内容を表示している左側の丸いアイコン(ここでは 、 )をクリックしてラベルの追加、削除も可能です。
複数のアカウントを作成する
本ソフトはメールソフトで複数のメールアカウントを管理するように、複数のアカウントを作成して管理できます。Feedly と統合する
- メニューバーから「アカウント」⇒「Add account」とクリックします。
- 「新しいアカウントを追加」画面が表示されます。
「Feedly」を選択して「OK」ボタンをクリックします。新しいアカウントを追加
- Feedly アカウントのセットアップ画面が表示されます。
- 「Get token」ボタンをクリックしてトークンを取得、コピペする
- 「ログイン」ボタンをクリックしてログインを確認する
新しいアカウントの追加 - feedly
- Feedly アカウントが追加されます。
エラーが表示されるなどして Feedly アカウントのフィードをうまく取得できない場合は、右クリックメニューから「Synchronize folders & other items」とクリックして取得できます。
※ しばらくしても変化がない場合はソフトを再起動すると表示されるかもしれません。
ブラウザーを利用する
本ソフトはウェブブラウザーが内蔵されており、「Web browser & tabs」⇒「New browser tab」から新しいタブを開いて利用できます。※ Javascript が無効になっているので、正常にウェブサイトが表示されない場合が多いです。
※ ちなみに Javascript が有効になっているバージョンでは、RSS フィードもリッチに表示されます。

Javascript が有効なバージョン(nowebengine ではないバージョン)
インターフェースを変更する
メニューバーから「ツール」⇒「設定」とクリックすると「設定」画面が表示されます。左メニューから「ユーザーインターフェイス」をクリックして変更が可能です。
- アイコンテーマ、Style はデフォルトで用意されたものから選択して変更可能です。
- 「Custom skin colors」タブから任意のカラーへ変更可能です。
- スキンを変更した場合は本ソフトの再起動が必要になります。
※ スキンは Qt スタイルシートを利用して独自のカスタマイズが可能です。詳しくは GitHub のドキュメント、スキンの項目をご参照ください。
更新履歴
Version 4.3.4 (2023/04/20)
- 追加
・永続的な記事/アイテムビューア。デフォルトではオンになっています。記事が選択されておらず、フィード/カテゴリが選択されている場合、選択されたフィードリストの項目に関する雑多な情報が表示されます。(#424)
・macOS ビルドは、現在 macOS 11 でビルドされています。
・Linux ビルドは、現在最も古くからサポートされているLinux LTSディストリビューションである Ubuntu 20.04 でビルドされるようになりました。
・リモートフィードサーバーに状態を同期する際に、どの記事の状態(既読/未読/星付き/星なし)が変化したかを判断するロジックを再構築しました。これは、Gmail、Greader、Feedly などのすべての同期プラグインに関係し、多くの記事を既読または未読としてマークする場合、理論的にははるかに良いパフォーマンスにつながることを示しています。
・添付ファイル名の適切なエンコード、他の方法で表示される「enclosures」の表示オフなど、Gmail のための QoL 強化のカップルがあります。 - 修正
・一部のコーナー状況でフィードを取得する際のデッドロックは解消されました。(#910)
・記事の URL は、先頭と末尾の空白をサニタイズするようになりました。(#914)
・OPML インポート時に ATOM フィードが誤ってRSSフィードに変更されていた。(#913)
・GCC 13 でコンパイルできるようになりました。(#911)
・新しい Qt ライブラリでも、フィード取得時に GUI がフリーズすることがなくなりました。
・フィードをインポートする際に、アカウント全体のプロキシが正しく使用されるようになりました。
・記事の重複チェックがより便利になり、記事フィルターで実際に機能するようになりました。
・翻訳が同期されるようになりました。
・記事ツールバーからのすべてのボタンは、ツールボタンのスタイルに正しく従うようになりました。
Version 4.3.3 (2023/03/23)
- 追加
・記事検索が大幅に改善されました。検索フレーズとしてテキスト、正規表現、ワイルドカードのいずれかを使用できるようになり、タイトルだけ、または記事全体を検索するかどうかを選択できるようになりました。(#886)
・フィード/記事リストをキーボードショートカットでフォーカスするオプションを追加しました。(545)
・RSS Guard が動作しているかどうかをアンインストーラが検出するようになりました。(#529)
・Gmail:元のメール本文がレスポンスに付加されるようになりました。
・Gmail:メールプレビューでスキンのスタイリングが使用されるようになり、統一されたUXが実現しました。
・OPML のインポートに関するマイナーな機能強化。 - 修正
・認証されたフィードからの画像を表示することができるようになりました。(#909)
・プレーンテキストの記事でワードラップが正しく使われるようになりました。(#900)
・いくつかのメモリリークを修正したほか、SQLite データベース接続がすべてのスレッドで「キャッシュ」を共有するようになり、アプリの RAM 使用率が劇的に改善されました。
・Feedly: 記事の状態の同期が機能するようになりました。
・ドキュメントを更新し、翻訳を更新しました。
Version 4.3.2 (2023/02/03)
- 追加
・フィードリストのアカウントのツールチップに、基礎となるフィード/カテゴリの総数を表示する。(#881)
・記事フィルター」ダイアログで記事スクリプトのテキストボックスがハイライトされているときに「CTRL+F」を押すと、テキスト検索できるようにしました。(#889)
・記事一覧ツールバーのフィルタリングオプションに、チェックボックスのような外観のものが追加されました。これにより、複数のフィルタリング条件を選択し、記事が少なくとも1つの条件を満たしていれば、その記事が表示されるようになりました。(#468)
・WebEngine のディスクキャッシュを設定で無効にできるようになりました。無効にした場合、RSS Guard はメモリベースのキャッシュを使用し、RSS Guard の終了時に自動的に破壊されます。(#725)
・ヘルプスポイラーに、クリック可能なハイパーリンク付きの HTML ヘルプを表示することができるようになりました。
・スキンがカスタム TTF および OTF フォントを読み込むことができるようになり、またスキンがアプリケーション全体のフォントを指定できるようになりました。この機能の使用例は、サンプルスキンでご覧いただけます。 - 修正
・OPML ファイルを読み込むとクラッシュする問題を修正しました。
・フィルターから削除されたラベルがフィードサービスに同期されない(サポートされている場合)という長年のバグを修正しました。
・「About」ダイアログの「リソース」についての情報を強化しました。
※ 本ソフトは owl 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2023年04月16日)
ユーザーレビュー
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