複数ソフトをまとめてアンインストールし、残されたゴミもクリーンアップできるソフト

Bulk Crap Uninstaller のアイコン

Bulk Crap Uninstaller

ダウンロード支援

バージョン
5.8.2
更新日
2024/11/14
対応 OS
Windows 7 以降
言語
日本語
価格
無料
提供元

複数ソフトの一括アンインストールに対応したアンインストール支援ソフトです。
ソフトに付属のアンインストーラだけでは削除しきれない、残されてしまったジャンクファイル、レジストリエントリを検出して削除できます。
アンインストール時にシステムの復元ポイントの作成、レジストリエントリ削除時にはレジストリエントリのバックアップの作成を行って不具合発生時に戻すことができます。
ソフト付属のアンインストーラを自動で操作してソフトの削除を行ってくれる 「サイレントアンインストール」機能が特徴。
インストール済みソフトの一覧表示では、4段階のユーザー評価、ソフトのバージョン、インストール日時、電子証明書の有無などが表示され、Windows ストアアプリのアンインストールにも対応しています。

Bulk Crap Uninstaller の使い方

ダウンロード と インストール

  1. GitHub のダウンロードページへアクセスし、「BCUninstaller_5.8.2_setup.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。
    USB メモリー等で持ち運べるポータブル版を利用したい場合は、「BCUninstaller_5.8.2_portable.zip」リンクをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードしたセットアップファイル(BCUninstaller_5.8.2_setup.exe)からインストールします。
    ※ インストール時に「Select Setup Language(言語選択)」画面が表示されますが、日本語に対応していないため「English」を選択して進めます。
    ※ インストール時に「Installation type(インストールの種類)」画面にて「Portable Installation」を選択すると、USB メモリー等にインストールしてポータブル版として利用できます。

使い方

初期設定

  1. 本ソフトの初回起動時には「BCUninstaller へようこそ!」と表示されたセットアップウィザード画面が表示されます。
    日本語対応していないため、そのまま「続ける」ボタンをクリックします。
    初期設定 - セットアップ開始

    初期設定 - セットアップ開始

  2. ここではすべて初期設定のまま進めていき、最後の「セットアップが完了しました。」画面で「セットアップを終了する」ボタンをクリックします。
    ※ 後でメニューバーから「ヘルプ」⇒「セットアップウィザードを起動する」とクリックして再設定可能です。
    初期設定完了

    初期設定完了


インストール済みソフトの情報

本ソフトを起動すると、インストール済みソフトが一覧表示されます。
表示される項目は次の通り。
  • プログラム名
  • 提供元名
  • ユーザーの評価
  • バージョン
  • インストール日時
  • ファイルサイズ
  • スタートアップ
  • 64bit
  • アンインストールコマンド
  • URL
  • インストール元
  • インストール場所
  • アンインストーラの種類
  • システムコンポーネント
  • 保護
  • レジストリキー
  • プロダクトコード
  • サイレントアンインストールコマンド
Bulk Crap Uninstaller - メイン画面

Bulk Crap Uninstaller - メイン画面



ソフトをアンインストールする

インストール済みソフトの一覧をクリックして選択した後、次のいずれかの方法でアンインストールを行います。
  • メニューバーから「基本操作」⇒「アンインストール」とクリックする
  • ツールバーの アンインストール をクリックする
  • 右クリックメニュー「アンインストール」をクリックする
  • Delete キーを押す

アンインストール手順
  1. アンインストールを実行すると、「アンインストールしても問題がないことを確認する」画面が表示されます。
    「アンインストール」にチェックが入っていればアンインストール、「サイレント」にチェックが入っていればサイレントアンインストールを行います。
    アンインストールして問題ない場合は「続き」ボタンをクリックします。
    アンインストール実行時 - アンインストールするソフトの確認

    アンインストール実行時 - アンインストールするソフトの確認

  2. アンインストールの設定を変更する」画面が表示されます。
    アンインストール前に復元ポイントを作成する」にチェックを入れたままにしておくと、アンインストール実行前にシステムの復元ポイントを作成します。
    「続き」ボタンをクリックします。
    復元ポイントの作成、アンインストールオプション

    復元ポイントの作成、アンインストールオプション

  3. アンインストールを開始する前に、次の情報が正しいことを確認してください。これが最後のチャンスです!」画面が表示されます。
    アンインストール情報に問題がなければ「アンインストールを開始する」ボタンをクリックしてアンインストールを開始します。
    アンインストール内容の確認

    アンインストール内容の確認

  4. ソフトのアンインストーラによるアンインストールを行います。
    アンインストールが終わったら「アンインストールの進捗状況」画面の「閉じる」ボタンをクリックします。
    アンインストール実行時 - アンインストールの進捗

    アンインストール実行時 - アンインストールの進捗

  5. 実行したアンインストール(複数可)の残留物を探したいですか?」画面が表示されます。
    「はい」ボタンをクリックすると、アンインストーラで削除されなかったジャンクファイルやレジストリエントリをスキャンします。
    ※ 「選択を記憶する」にチェックを入れると、選択を記憶して次回以降この画面が表示されなくなります。
    残されたジャンクファイル、レジストリエントリのスキャン確認

    残されたジャンクファイル、レジストリエントリのスキャン確認

  6. 残留物除去」画面が表示されます。
    エクスポート」ボタンをクリックすると、検出された項目の一覧をテキストファイルで保存できます。
    選択した項目を削除する」ボタンをクリックすると、チェックを入れた項目の削除を行います。
    通常アンインストールで残された不要ファイル、レジストリエントリを検出

    通常アンインストールで残された不要ファイル、レジストリエントリを検出

  7. 続行する前にレジストリをバックアップしますか?」画面が表示されます。
    レジストリのバックアップを行う場合は「作成」ボタン、不要な場合は「作成しない」ボタンをクリックします。
    ※ 「選択を記憶する」にチェックを入れると、選択を記憶して次回以降この画面が表示されなくなります。
    レジストリエントリクリーンアップ前のレジストリのバックアップ確認

    レジストリエントリクリーンアップ前のレジストリのバックアップ確認


複数ソフトをアンインストールする
次の方法で複数ソフトを選択してアンインストールできます。
  • Shift キーや Ctrl キーで複数選択する
  • 画面左の「選択にチェックボックスを使う」にチェックを入れ、削除したいソフトにチェックを入れる
    「選択にチェックボックスを使う」にチェックを入れるとチェックボックスが表示される

    「選択にチェックボックスを使う」にチェックを入れるとチェックボックスが表示される


サイレントアンインストール
アンインストール時に「サイレントアンインストール」を利用すると、アンインストール手順の3番目にある、ソフトのアンインストーラによるアンインストールをスキップして、自動でアンインストールを行ってくれます。
サイレントアンインストールは次のいずれかの方法で実行します。
  • メニューバーから「基本操作」⇒「サイレントアンインストール」とクリックする
  • ツールバーの サイレントアンインストール をクリックする
  • 右クリックメニュー「サイレントアンインストール」をクリックする
  • Shift + Delete キーを押す

フィルタリングによる絞り込み

フィルタリング機能により、表示したいソフトを絞り込むことができます。

Windows Store アプリ
メニューバーから「クイックフィルタ」⇒「Windows Store Apps を見る」とクリックすると、Windows Store アプリのみ表示されます。
※ 初期表示に戻すには次の通りです。
  • メニューバーから「クイックフィルタ」⇒「デフォルトフィルタ」とクリックする
  • 「マイクロソフト社発行されたものを非表示」のチェックを外す
「クイックフィルタ」⇒「Windows Store Apps を見る」

「クイックフィルタ」⇒「Windows Store Apps を見る」



フィルタリング
画面左の「フィルタリング」項目の各チェックボックスにチェックを入れることで、次のフィルタ機能を利用できます。
  • マイクロソフト社発行されたものを非表示
    Microsoft 製品を非表示にする
  • 未登録のアプリケーションを表示する
    レジストリに登録されていないアプリケーションを表示する
  • システムコンポーネントを表示する
    システムコンポーネントを表示する
  • 保護された項目を表示する
    保護されたアイテムを表示する
  • tweaks を表示する
    Windows の機能を表示する
  • Windows ストアアプリを表示する
    Windows ストアアプリを表示する

ツール

スタートアップマネージャー
メニューバーから「ツール」⇒「スタートアップマネージャを開く」とクリックすると「スタートアップマネージャー」が開きます。
Windows 起動時に自動実行するプログラム一覧が表示されます。
右クリックメニューから次の操作が可能です。
  • 実行ファイルの場所を開く
  • リンク先を開く
  • コマンドを実行する
  • クリップボードにコピーする
  • 作成 バックアップ
  • レジストリに移動する
  • すべてのユーザーに対して実行する
  • 有効化
  • 削除
「ツール」⇒「スタートアップマネージャーを開く」

「ツール」⇒「スタートアップマネージャーを開く」



過去のアンインストールで残されたものを削除する
メニューバーから「ツール」⇒「”プログラムファイル”フォルダをクリーンアップ」とクリックすると「残留物除去」が開きます。
過去のアンインストールで削除されなかった空のフォルダー、不要なファイル、無効なレジストリエントリなどを削除できます。
「選択項目を削除する」ボタンをクリックすると、チェックが入っている項目を削除します。
「ツール」⇒「”プログラムファイルフォルダ”をクリーンアップ」

「ツール」⇒「”プログラムファイルフォルダ”をクリーンアップ」



更新履歴

機械翻訳で日本語にしています。
Version 5.8.2
(2024/11/14)
  • @sitiom による #643 の winget releaser ワークフローの修正
  • @DogancanYr による #641 のトルコ語インストーラーのローカライズ
  • @Klocman による #662 の「表示 > すべての列を自動サイズ変更」ボタンの追加
  • KKbion による 2024-09-29 の改良された日本語翻訳を @Klocman による #663 にマージ

Version 5.8.1
(2024/08/31)
  • @DogancanYr によるトルコ語翻訳の更新を @Klocman が #613 にマージ
  • @glecas によるスウェーデン語翻訳を @Klocman が #614 にマージ
  • ポーランド語翻訳の文法と語彙の修正。@toczekmj が #619 にマージ
  • ベトナム語翻訳の修正。@wanwanvxt が #625 にマージ
  • 起動時に AdvancedSimulate 設定が強制的にオフになる問題を修正。@Klocman が #635 にマージ
  • FirewallRuleScanner を壊すファイアウォール ルールを修正。@Klocman が #637 にマージ
  • 壊れた設定ファイルの処理を改善。@Klocman が #636 にマージ
  • Scoop エクスポート解析クラッシュのエラー メッセージを改善。@Klocman が #638 にマージ

Version 5.8
(2024/05/12)
  • 一般的な
    • 「ジャンク」削除スイッチを BCU コンソールに追加します。@nixuno#581で
    • マウスをドラッグしてアプリケーションをターゲットにするときにメイン ウィンドウを非表示にする@Klocman#609で
    • マウスをドラッグしてアプリケーションをターゲットにする場合、BCU 自体を無視します。@Klocman#610で
  • 翻訳
    • オランダ語のタイプミス、翻訳の欠落が修正され、オランダ語翻訳の一貫性が修正されました。による@NekoJonez#542で
    • MainWindow.zh-Hans.resx を更新します。@ATFmxyl#559で
    • ポルトガル語版の AssociatedUninstallerAdder の小さなタイプミス@renatocfrancisco#565で
    • 翻訳の小さなエラーを修正します。による@szw0407#575で
    • zh-Hans 翻訳を更新する@nkh0472#590で
    • 疑わしいボタンのテキストの間隔を修正する@st0rmw1ndz#593で
    • ベトナム語サポートを追加@wanwanvxt#595で

ユーザーレビュー

  • 5

    通常ではアンインストールリストに表示されない

    助かりました
    助かりました
    31
    Windows 10

    通常ではアンインストールリストに表示されない
    Windowsストアアプリや
    ドライバなどのシステム関連のアプリ、
    発行元によって保護されているアプリ、
    通常のアンインストールができない未登録のアプリ
    などをリストしてくれます。

    以前は日本語未翻訳のバージョンを
    観念して使ってきました。
    ただでさえプロ仕様のこのソフトですから
    言語がわからないと厳しかったので
    手前で翻訳しながら意味を解釈と想像をしながら
    使っていました。
    ですが段々インストール監視機能が便利で
    日本語対応している
    HiBit Uninstallerを使う機会が増えていました。

    今日ふと思い立って
    Bulk Crap Uninstallerを久しぶりに使おうと思い
    どうせなら過去のバージョンではなく最新版をと
    新たにダウンロードしたポータブルバージョンを
    展開して起動してみましたら
    導入画面から日本語化されており
    とても驚きと喜びを受けました。
    元々機能には申し分がないこのソフトですから
    日本語対応はありがたい。

    HiBit UninstallerとこのBulk Crap Uninstaller
    の両輪があれば
    アンインストーラーの導入に関しては
    もう完璧でしょう。

    8人が参考になったと回答しています。
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  • 5

    Ver.5.7.0.0 がリリースされました

    Gonbe
    Gonbe
    1,354
    Windows 10

    Ver.5.7.0.0 がリリースされました。
    待望の日本語化が実現されて、使い勝手が格段に向上しています。

    6人が参考になったと回答しています。
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  • 3

    正直微妙すぎます

    ぐううううぽ
    ぐううううぽ
    1
    Windows 11

    正直微妙すぎます。アインストールレベルもgeekアインストーラーくらいなので普通レベル
    RevoUninstaller使った方が強力に削除できます。 削除の目安みたいなユーザー評価なんて当てにならない 大事な日本語ローカルパックのアプリが星1なのでこれ見て削除したりすると日本語が使えなくなるので注意
    そもそもアインストールの巻き込み範囲もレビューしてる方がいますが何故か違うアプリまで巻き込み範囲あるので非常に危険!
    アインストーラーにありがちなアドウェア混入が無い点とポータル版があるのは評価できますが日本のユーザーが使うのにはオススメできないアプリ

    12人が参考になったと回答しています。
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