ウィンドウ枠のみで表示される、すっきりとした PDF ビューアソフトです。
メニューバーやツールバーが用意されておらず、右クリックメニューもありません。
マウスのドラッグかマウスホイールでコロコロしてページを切り替えられますが、基本的な操作はすべてキーボードショートカットで可能です。
例えば j キーで下スクロール、k キーで上スクロール、 , キーで前のページ、. キーで次のページへ進み、ズームインズームアウトは + キーと - キーになります。
MuPDF の使い方
ダウンロード と インストール
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「mupdf-1.26.2-windows.zip」リンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードした圧縮ファイル(mupdf-1.26.2-windows.zip)を解凍し、mupdf.exe から起動します。
※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。
使い方
PDF を閲覧する
本ソフトを起動すると、ファイル参照ダイアログが表示されます。閲覧したい PDF を選択して「開く」ボタンをクリックすると、PDF ファイルを開くことができます。
マウスで上下にスワイプしたり、マウスホイールを動かしてページを進めたり戻したりできます。
キーボードショートカット
キーボードショートカットで操作できます。※ 大文字、小文字で動作が変わります。
キー操作 | 内容 |
[ | 左回転 |
] | 右回転 |
h | 左へスクロール |
k ↑ | 上へスクロール |
j ↓ | 下へスクロール |
l | 右へスクロール |
+ | ズームイン |
- | ズームアウト |
W | 横幅に合わせる |
H | 縦幅に合わせる |
Z | 両端に合わせる |
z | 横幅ぴったりにする |
< | フォントサイズを小さくする(EPUB のみ) |
> | フォントサイズを大きくする(EPUB のみ) |
w | シュリンクラップ(ウィンドウぴったりにする) |
f | フルスクリーン表示 |
r | リロード(更新) |
. PgDn → スペース | 次のページ |
, PgUp ← b BackSpace | 前のページ |
m | 一時的にページをマークする(見た目は変わらない) |
t | マークしたページへ移動(一度移動するとマークの効果は失われる) |
1 + m | 1番目のマーク。 2 + m で2番目のマーク |
1 + t | 1番目のマークへ移動。 2 + t で2番目のマークへ移動 (PDF を閉じるまでマークの効果は失われない) |
G | 最終ページへ移動 |
1 + 2 + 3 + g | gの前に入力した数字のページへ移動 |
/ | テキスト(英数字のみ)の検索 |
? | テキスト(英数字のみ)の後方検索 |
n | 次の検索結果を表示 |
N | 前の検索結果を表示 |
c | カラーとグレースケールを切り替える |
I | カラーモードを反転する |
C | セピアモードにする |
E | ICC カラーモードにする |
e | スポットカラーモードにする |
q | 本ソフトを終了する |

「/」キーを押して検索(画面左上に Search: が表示される)
更新履歴
※ 機械翻訳で日本語にしています。
通常版
Version 1.26.2 (2025/06/03)
- WASM:
- MuPDF wasm ライブラリを platform/wasm に統合しました。
- 新しいデバイス (コールバック) が wasm で動作するようにしました。
- wasm に Document.asPDF を追加しました。
- WASM/mutool run インターフェースの説明をより適切にするためにドキュメントを書き直しました。
- mutool run:
- インターフェースを mupdf.js と同等にしました。
- mutool run で適切な場合に null (undefined ではない) を返します。
- mutool run インターフェース関数におけるいくつかのメモリリークを修正しました。
- 注釈の色を設定する際に、コンポーネントの数が正しくない場合にエラーをスローするようにしました。
- beginGroup への引数を修正しました。
- 新しい ColorSpace(filename, name) を追加しました。
- process.argv スクリプト引数オブジェクトを追加しました。
- 'import fs' ステートメントも無視するようにしました。
- その他の mutool サブツール:
- mutool recolor のデフォルト出力名を修正しました。
- mutool サブツールの新しい fz_optpath 関数で "-"、"nul"、"con" を処理します。
- mutool show の使用法に -L を追加します。
- mutool create の使用法メッセージを改善します。
- fz_warp_pixmap、fz_autowarp_pixmap、fz_detect_document で fz_quad を使用します。
- 不足していた DOM jni 関数を追加します。
- jni 関数のメモリリークを修正します。
- html、xps、svg、extract の条件付きコンパイルを実行します。
- make install-tools のターゲットを別に追加します。
- Visual Studio のバーコードコードのファイル名を修正します。
- 注釈境界矩形に正しいポイントを含めることで、バットキャップのある行を修正します。
- ファイル名に %d を使用する場合、stext_json ページ出力の前にコンマを付けないようにします。
- 配列の長さが負にならないようにします。
- 背表紙が空の EPUB ファイルを処理します。
- 共有ライブラリをビルドする場合でも、数学ライブラリとリンクします。
- 取り消し線/下線検出を修正します。
- 取り消し線検出コードにおける ISO C の誤りを修正します。
- 修正した認識コードの誤りを修正します。 fz_begin_structure; raw == NULL && raw == "" と同等のものを微調整します。
- SO を使用して hwpx を開くときに、「閉じられていない出力がドロップされる」という警告を回避します。
Version 1.26.0 (2025/05/12)
- リリース
Version 1.25.2 (2024/12/11)
- 構造化テキスト内の非表示テキストを見つけるためのサポートを追加します。
- クリッピングパスのサニタイズを修正しました。
- C++ ラッパーのリークを修正しました。
ソースのみのリリース
Version 1.26.3 (2025/06/28)
- 注釈における /AS が間接参照となる問題に対処しました。
- PDF 編集で RO エントリを尊重するようになりました。
- SVG への書き込み時に、非可逆圧縮 (JPEG、J2K、JXR など) を JPEG として再圧縮しました。
- PostScript 関数のロールの速度を改善しました。
- EmbeddedFiles FileSpecs の受け入れ範囲を拡大しました。
- 取り消し線検出を改善するために長方形を拡張しました。
- FP の不正確さが原因で発生していた取り消し線検出の失敗を修正しました。
- mutool trace と mutool draw -Ftrace の出力を同一にしました。
- mutool サブコマンドの順序を変更し、最も有用なコマンドを先頭に強調表示しました。
- mupdf-gl で、大文字と小文字を区別しないファイルダイアログフィルターに fz_strstrcase を使用しました。