Windows 11 へアップグレードするために必要な条件を満たしているかチェックするツール

WhyNotWin11 のアイコン

WhyNotWin11

ダウンロード支援

バージョン
2.7.0.0
更新日
2025/10/07
対応 OS
Windows 8.1/10
言語
日本語
価格
無料
提供元

Windows 11 へアップグレードできるかどうかを調べる公式ツールである Windows PC 正常性チェック は、Windows 11 へアップグレードできるか否かの結果のみを表示するものですが、Windows 11 へアップグレードできないと判定された場合には何が原因でアップグレードできないのか原因を特定するのが難しい状態でした。
本ソフトを利用すると、Windows 11 へのアップグレードの障害となっている原因を各項目ごとにチェックできます。

※ v2.3.0.1 より日本語に対応しました。

WhyNotWin11 の使い方

ダウンロード と インストール

  1. GitHub へアクセスし、「WhyNotWin11.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。
    ※ 32bit OS の場合は「WhyNotWin11_x86.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードした WhyNotWin11.exe から起動します。
    ※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。

使い方

基本的な使い方

本ソフトを起動すると、システムのチェックを開始し、チェックが終わるとチェック結果が表示されます。
WhyNotWin11 - チェック結果

WhyNotWin11 - チェック結果


Windows 11 へのアップグレード要件に合格しなかった場合は、「サポートなし」ウィンドウが表示されます。
Windows 11 へのアップグレード不合格のメッセージ

Windows 11 へのアップグレード不合格のメッセージ



リストされた各項目には、合格には OK、注意には OK、NG には X が表示されます。
チェック内容は次の通り。
  • アーキテクチャ(CPU + OS)
    アーキテクチャ(CPU + OS)の互換性(64bit)であるか。
    ※ 32bit はNG。
  • 起動方式
    起動方法が UEFI ブートであるか。
  • CPU 互換性
    CPU の互換性(Intel Core 第8世代以降)があるか。
  • CPU コア数
    CPU コア数が 2 以上あるか。
  • CPU 周波数
    CPU 周波数が 1GHz 以上あるか。
  • DirectX + WDDM2
    WDDM 2.x 対応の DirectX 12 がインストールされているか。
  • パーティションタイプ
    起動ディスクのパーティションの種類が GPT であるか。
    ※ MBR は NG。
    EaseUS Partition Master Free を利用すると MBR から GPT への変換が可能です(※システムディスクの変換にはリスクがあるため、実行する場合はバックアップ必須です)。
  • 搭載 RAM
    RAM(メモリ)が 4GB 以上あるか。
  • セキュアブート
    セキュアブートが有効になっているか。
  • ストレージ容量
    利用可能なストレージが 64GB 以上あるか。
  • TPM バージョン
    TPM バージョンが有効で 2.0 以上あるか。

各項目右の information の上にマウスカーソルを乗せると、その項目のヒントが表示されます。
ヒントの表示

ヒントの表示



更新履歴

機械翻訳で日本語にしています。
Version 2.7.0.0
(2025/10/07)
  • サイドバーアイコンの変更
  • プロセッサリストの更新
  • よく使用されるアイコンの更新
  • 各種言語ファイルの更新
  • プロセッサフ​​ァミリの正規表現の改善 (提供元: @mq1n)
  • プログラムのホバー説明の更新
  • チェックステータスをアイコンを使用するように変更
  • 言語ファイルが空白になる問題を修正
  • WinPE 内で GPT チェックをパスするように変更
  • GPU モデル番号の文字列マッチングを追加
  • アプリケーションリソースにソースコードを追加 (リソースハッカーなどを使用して抽出)
  • WMI リソース使用量の削減と改善
  • CPU チェックのバックアップ文字列マッチングの改善 (提供元: @PicoMitchell)
  • 管理者権限がない場合の TPM チェックの改善
  • GPU モデル番号検索に WinPE HWID を追加
  • Gigabyte マザーボードの文字列短縮を修正
  • TXT エクスポート時の等幅タブの配置を修正
  • サポート対象 CPU が検出された場合、CPU チェックをすべてパスするように変更
  • 過剰なファイル書き込み操作を削減CSV としてエクスポートする場合
  • テーマファイルと背景画像にグループポリシー値を追加
  • /extras が複数回使用されている場合に文字列の先頭が切り捨てられる問題を修正
  • 対応 Qualcomm GPU が検出された場合、GPU チェックをパスするように変更
  • 寄付者に「製品出荷済み」メールが届く問題を修正
  • 管理者として実行している場合、新しいチェックステータスアイコンがシールドで表示されるようになりました
  • モニターのサイズ/解像度の必須チェックのための「Not Yet-Used」コードを追加しました (クレジット: @Qazy147)
  • インターネット接続時に CPU と GPU のリストを自動更新する機能を追加
  • デフォルトのテーマチェックを、WhyNotWin11 と同じディレクトリではなくテーマフォルダーをチェックするように変更

Version 2.6.1.1
(2024/10/10)
  • TSV (タブ区切り値) サポートを追加
  • ホスト名が結果とともにエクスポートされない問題を修正
  • チェックのスキップが終了コード値に考慮されない問題を修正
  • /extras または /ex を使用して追加のシステム情報をエクスポートする機能を追加
  • ファイル名が指定されていない場合、またはファイル名がディレクトリである場合に、エクスポートされた結果ファイルでホスト名を使用するように変更

Version 2.6.1.0
(2024/07/08)
  • プロセッサ リストを更新
  • Intel プロセッサの WMIC 値を修正
  • グラフィック レイアウトのマイナー改善
  • 「RDP ディスプレイ アダプター」の例外を追加
  • 結果の出力時に FileWrite 呼び出しを削減
  • /skip または /sc を使用して特定のチェックをスキップする機能を追加
  • Windows 11 での機能更新の互換性結果の改善

ユーザーレビュー

  • 4

    ディスクパーティション方式はGPTなのに「GPT未検出」とされるP…

    Tmax2
    Tmax2
    2
    Windows 10

    ディスクパーティション方式はGPTなのに「GPT未検出」とされるPCがあります。

    6人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?
  • 5

    【追記あり】Microsoft は、

    owl
    owl
    483
    Windows 10

    Microsoft は、
    2016年7月28日以降に出荷される Window OS 搭載機に関して、
    「TPM 2.0」の暗号化チップの実装が必要との告知をしています。
    Windows 11 は、「TPM 2.0」が必須要件です。

    法人仕様の製品では「原則、実装されています」が、
    一般ユース向けでは「比較的新しい製品であっても実装されていない」ものも多く、
    既存ユーザーの多くの PC が非互換で対象外になります。
    Intel 製 CPU で「TPM」を搭載していない場合はお手上げです。
    PC の買い替えか、Window 10 の継続かの二択になります。


    Gonbe さんのレビュー「Open Source のソフトであり、しかもインストール不要で利用できるのが嬉しい」に同感です。
    「Github」からのダウンロードファイルは、いくつかのサードパーティ製 AV が「偽陽性」判定を行います。当「WhyNotWin11」が、公式ダウンロード(https://github.com/rcmaehl/WhyNotWin11)からであれば「正当」で安心です。

    12人が参考になったと回答しています。
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  • コメント

    【気になった点】

    もり
    もり
    1
    Windows 10

    【気になった点】
    分かりやすそうで使ってはみたいが...
    ノートン先生が信頼に値しないと怒られてしまう。

    4人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?